the pillowsの音楽DVD、『LOSTMAN GO TO AMERICA』THE PILLOWS MY FOOT TOUR IN USAを観ました。(写真でDVDパッケージと一緒にあるキューブリック人形は、昔「CDでーた」の懸賞でもらったthe pillowsのマスコット「バスター君」)
the pillows(日本のバンド)が、2006年6月にアメリカ五ヶ所(シアトルのThe Crocodile Cafe、ロスのWhisky A Go Goなど)と、メキシコ・シティーで行ったライヴ映像のDVDです。
照明やキャメラなど撮影前提のライヴではないので、映像はしょぼいです。でも、演奏と客の反応は良さげでした。日本語詞で唄ってましたけど。
客もナード──オタクばかりというわけでもなさそうで(後述)、かといって刺青さんとかもいないなーという感じ。モッシュやダイヴも見られましたが。
the pillows official web site
http://www.pillows.jp/
the pillows(以下、ピロウズ)は、現役バンド・歌手らの中でわたしが一番好きな人たちです。avexに移籍後、初の発売がこのDVDです。
ピロウズは、デビュー15年強のギター・バンド。キャッチーなギター・フレーズと旋律を、時に中速メロウに、時に高速轟音で奏でます。ギター、ベース、ドラムズの他の楽器は、CDでもめったに使われません。
歌詞はシニカルなものが多く、時に端正な恋歌もあります。
そこそこ自由にできるぐらいには売れてるようですが、一般的な認知度は低いバンドでしょう。モンゴル800(沖縄のインディーズ・バンド)なんかより遥かに。
音楽業界内ではそれなりの認知度と交友がありそうで、2004年にはピロウズ曲カヴァー盤──いわゆるトリビュート盤『シンクロナイズド・ロッカーズ』が出ました。ストレイテナー、ELLEGARDEN、GOING UNDER GROUND、BUNP OF CHIKEN、Mr.Childrenらがカヴァーして。
15th ANNIVERSARY !!
http://www.pillows.jp/p/special/2004_15th.html#040916
カヴァー盤のこともあってか、Mr.Childrenとは2006年に短期ライヴハウス・ツアーを共にしたそうです。Mr.Childrenの奥ゆかしさゆえか、名目上「対バン」ツアーで。
なぜにアメリカでツアーなのかを遡ると、2000年のGAINAX製作アニメーション『フリクリ』に、新曲『Ride on shooting star』と多くの既存曲を提供したのが発端です。当時はKING RECORDS在籍だったので、その販売専用アニメーションも同じ会社が発売元だったから話がまとまったのでしょう。
その『フリクリ』は、日本では評価も売り上げもパッとしなかったそうですが──まったく観ていないので何とも言いにくいですがが──、なぜかアメリカの日本アニメ愛好者の間ではヒットしたらしいのです。
それで、日本文化好き(?)の間でそこそこ人気が出て、そこから少し広がり、それなりの人気が続いている──『フリクリ』より後のCDも聴かれてるらしいのです。
蛇足。
ちなみに、日本のバンドの中ではアメリカで人気があるとされているバンド三組と、宇多田ヒカルと、ピロウズの、それぞれ最も売れてるシングルCDのAmazon.com(co.jpじゃなくね)での売り上げ順位は下記の通りでした。(2007年3月某日)
Shonen Knife『Let's Knife』 (January 26, 1993)
Amazon.com Sales Rank: #18,531 in Music
Guitar Wolf『Jet Generation』 (June 22, 1999)
Amazon.com Sales Rank: #128,390 in Music
Hikaru Utada『Exodus』 (October 5, 2004)
Amazon.com Sales Rank: #29,775 in Music
Polysics『Polysics or Die!!!!』 (March 22, 2005)
Amazon.com Sales Rank: #39,210 in Music
The Pillows『My Foot』 (July 4, 2006)
Amazon.com Sales Rank: #53,687 in Music
……。ピロウズ、ギターウルフにしか勝ってないじゃん(笑)。
少年ナイフは、さすがですねぇ。発売が古いとはいえ。
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