2009年11月 9日 (月)

ルーシーの子どもたち

Lucyschildren SOUL FLOWER UNION『ルーシーの子どもたち』を聴きました。
 前に紹介しているバンドの、七月に出たシングルです。

ソウル・フラワー・ユニオン ニューシングル「ルーシーの子どもたち」 SPECIAL CONTENTS
http://www.breast.co.jp/soulflower/special/lucy-s_children/
web Rooftop ソウル・フラワー・ユニオン('09年8月号)
http://rooftop.seesaa.net/article/125133644.html

 スタジオ録音三曲と、ライヴ録音四曲(+タイトル曲のカラオケ)。
 スタジオ録音は、タイトル曲とジゲンさん(ベース)が主唱する「秋田音頭」。そして、前アルバム収録曲「パレスチナ」の新ミックス。
 ライヴ録音は、どれを何時・どこで録ったのか分かりません。ニューエスト時代からの二曲と、近年SFUからの一曲。加えて元メンバー“うつみようこ”さんがイギリス語で唄う、「ミシシッピ・ガッデム」のカヴァー。アメリカ公民権運動の、抵抗歌だったという。

 タイトル曲は、明示的メッセージは無いと思しき新曲。SFUロックンロール(ホーン入り)だけど、あんまり乗れなかったなー。「ルーシー」とは、あのアウストラロピテクスのこと。かと言って、「人類みな兄弟」みたいなことは唄ってません。
 民謡の「秋田音頭」は、三味線も入ったロック編曲。ジゲンさんの歌が、大変はまってました。

 持ち歌のライヴ録音は、いつもの如く良し。奥野さんの鍵盤が最高!
 うつみようこさんの歌唱は、あい変らずパンチが効いてて、ソウルフルでカッコ良かった!今年見たニュース番組では、銭湯ライヴに呼ばれて唄ってたけど(笑)。

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2009年10月19日 (月)

ハイブリッド レインボウ

Hybridrainbow ザ・ピロウズ『ハイブリッド レインボウ』(USEN)を読みました。
 前に紹介しているバンドについての、インタヴュー本です。メンバー及び、“元メンバー”や交流ミュージシャンにも聞いた。

 メンバー三人へのインタヴューは、「音楽と人」2007年6月号の完全版(?)。これらのみ、聞き手の言葉も文章になっています。同誌2008年7月号でも巻頭インタヴューしてますけど、“メンバー三人のは”省かれています。
 はしょられてた受け答えも、ファンとしては興味深く満足。山中さんを除いた二人は、雑誌でのページ数も少なかったので。
 とは言え、やはり山中さんの初収録部分が最も興味深い。札幌時代にカステラやニューエストモデルを聴いてたとか、(作詞作曲は全て山中さんだけど)いまも印税などを等分してるとか。一番の衝撃話は、ポニーキャニオンをくびになる前、高橋研さんがプロデューサーとして宛がわれたってこと(レコーディングせず終了)。研さん自身が悪かったんじゃなく、研さんとメンバーに90年代前半の売れる方法論──タイアップを狙った詞曲づくりなど──を強要しようとした、社員ディレクター(?)が悪かった風に書いてはいるけど……。
 あと、あとがきとして山中さんへの新規インタヴューが三ページ分ぐらいありました。

 “メンバー同然”のベース弾きである鈴木淳さんは、あつかいが酷かった。「音楽と人」2008年7月号インタヴューの、短縮版と思しきもので……。
 元リーダーにして、バンドをオーガナイズした上田ケンジさん。六ページと短めで、わたしは脱退後のピロウズを好きになったんだけど、感慨深いですねぇ。1992年に26歳で脱退して、それからパーマネントなバンドはやっていないんですって……。

 交流ミュージシャンは、超メジャーどころはJIROさん(GLAY)ぐらい。桜井和寿さん(Mr.Children)などは、大人の事情かギャランティの問題か入っていません(笑)。
 増子直純さん(怒髪天)は、もちろん入ってます。山中さんによると、「ヤクザでも警察でも全部普通に行く」人だそうな(笑)。そんな方が最近、桃屋「辛そうで辛くない少し辛いラー油」のCFに出てて驚いたけど(笑)。

近年の広告(テレビCM)  桃屋CM博物館  桃屋
http://www.momoya.co.jp/museum/ad/

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2009年10月11日 (日)

LOUD CUT

Loudcut Swinging Popsicle『LOUD CUT』を聴きました。
 前に紹介したバンドの、二年以上ぶりに出た最新アルバムです。

Swinging Popsicle Web Site
http://www.swinging-popsicle.com/
Swinging Popsicle  GEORIDEレーベル公式
http://www.georide.jp/swinging-popsicle/
スマガ -公式サイト-
http://www.sumaga.net/goods18.php

 上掲サイトらに書いてあるとおり、『スマガ』というPCゲームからスピンオフしたアルバムだそうな。そのゲーム自体も、ポプシクルがゲームに歌・曲を提供していたことも知らなかったので、とても驚きました。
 ジャケットのイラストは、当該ゲームの原画家が描いたもの(ゲームのパッケージと、だいぶ絵柄が違うね)。基と思しき写真も載ってますが、よく似ています。特に男性二人は。無論、美化入ってますけど(笑)。

 全14曲で、『スマガ』関連は8曲目まで。9・10曲目は自己カヴァー。11曲目からは、前および前々アルバム収録曲からの再マスタリングが二つずつ。
 自己カヴァーの「Afterglow」は、一枚目ミニアルバム──メジャー契約する前の最初のインディー時代の──に入ってた曲。お得意のイギリス語詞ですが、初掲載(?)の対訳を読んで驚き。おしゃれ且つ軽妙かつ内省的な、その詞の完成度に……。「Let Me Fly」は、ソニー時代シングルのカップリング曲。

 肝心(?)の『スマガ』関連は、一曲だけ歌なし(BGMそのまま?)。“元から歌”なのは1・2・5曲目。その5曲目は、別の方が唄った──提供した曲の自己カヴァー(歌だけ差し替え?)。残りはBGMだった曲を、歌に仕立て直したものらしい。
 1・2曲目は主題歌らしい、明るくポップで無難な感じ。5曲目は、少々ねっとりした情緒的な詞曲の展開。その他、おしゃれなの・スコーンと抜けたようなの・しっとりしたの・怖い感じの……などなど色々ありました。
 6曲目「静寂と流星」が、詞も含めて最も好き。メロウで。これだけ、メンバー作詞じゃない──吉田直生さんて誰?──けど。でも前アルバムの「残像とノイズ」みたいに、とても印象的でした。

 オリジナル盤みたいに“完璧”ではないかもしれませんが、発注内容(?)とオリジナリティを高次元で調和させた、とても“良い仕事”だったと思います。(ポプシクル既存曲を除いた判断で、その分を含めた費用対効果は別にして)
 ちなみにAmazonではPC流通盤のほうが一割ぐらい(?)安価で買えますが、音楽流通盤の方を買いました(笑)。

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2009年9月24日 (木)

俺はロッキンローラー

Imrocknroller 内田裕也『俺はロッキンローラー』(廣済堂文庫)を読みました。
 前に紹介した吉田豪『人間コク宝』でインタヴュー時に触れられていた、1976年に出た本の2009年復刻版です。

 すごいね。チャーミングだね。いま読んでも、人生変えられはしないけど(笑)。
 裕也さん、1973年に樹木希林さん(当時は悠木千帆)と結婚されています。でも、樹木さんに「オンナは感じない」とのこと(笑)。

 凝った構成です。フォト・セッション(浅井慎平さん撮影)、ある一日、トーク・セッション(筆記&口述筆記)、(なぜか)ロッド・スチュアート招聘問責(?)似非裁判録、他者が語る裕也さん、裕也さん格言集(笑)、一言著名人評、国内外ロック/裕也さん年表など盛りだくさん。
 今回の復刻に際し、その後の年表、新あとがき、吉田豪さんによる解説が追加されています。

 すでにロックを、普遍ツール/永続運動として捉えていた裕也さん。スタイルではなく、ロック魂が重要だと。外国の物まねと、散々に揶揄されたよう。
 俳句にとって俳句スピリットが肝要なのであって、五七五や季語といったスタイルを整えるのは単なる“しばり”(を格好良くやるのは当然)。ロックは外国の物まね云々は、イギリス語(or他の外国語)による"HAIKU"を揶揄するようなものだろう。
 しかし当時は、ロックはイギリス語詞に限る!、という見解だったよう。自身の海外経験から。

 裕也さん、寺内タケシとブルージーンズでも唄ってたんですねぇ。
 格言集では、「なくてもいいのが、仕事である」と。また、「謙遜するヤツは、自意識過剰である」と。
 人物評では、ボブ・ディランを「営業的中道左派。」だって(笑)。三島由紀夫さんでは、「四〇過ぎたら、俺もボディビル」と。しなかったでしょうねぇ(笑)。
 新年表によると、1998年にTVドラマ『美少女新世紀GAZER』(吹石一恵さん出演)にゲスト出演してたんだそう。なにそれ?(笑)

 上条英男さんによる下記の裕也さん評が、とりわけ印象的でした。多分、いまも変わらないんだろうなあ……。

 彼のバイタリティは、自分がどんなに年齢をとろうが、かならず、自分は時代にとり残された人物ではないッてことを、しきりに立証しようとしているところにあると思うんだよね。(P.159~160)

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2009年9月20日 (日)

Rural Renewal

Ruralrenewal the Crusaders『Rural Renewal』(2009年HQCD版)を聴きました。2002年発表のアルバムだという。
 「タモリ倶楽部」塩化ビニール管スピーカー自作の回(2009年5月29日深夜に放送)で、チェックCDとして紹介されてたので……(いままでのオーディオの回では、曲/CD名・演者名などは紹介しなかった気がする)。番組では、タイトル曲が繰り返しかかっていました。

 オーディオ観点(?)でサウンドも面白いし、曲もいいです。the Crusaders、好きになりました。

 番組では低音の出具合に多く言及してましたが、わがセットでは強くは出ません。ベースも「ビンビン」系よりは「ボンボン」系ですが(笑)、太い音でリズムを刻むというよりも、メロディックなリフレインが聴こえてきます。
 楽器数は少なくないですが、あざとさもある定位とクリアーな音場で、サウンド的にも面白いです。やはり、オーディオ・チェック向けなんでしょうね。

 ジャズと番組では紹介されてましたが、CD帯にはフュージョンと書かれてます。電子ピアノなども使われてますけど、確かに調和──フュージョン(融合)していますね。悪目立ちせず。
 曲調は、ファンキー、メロウ、ムーディ、グルーヴィーなどなど多彩。日本でフュージョンというとカシオペアやT-SQUAREが思い浮かびますが(笑)、本場では楽器編成だけでなく音楽的なフュージョンを言うんですね。

 ブックレットの写真を見るに、核のメンバーは黒人男性三人のよう。二人は少なくとも、(当時)60歳以上に見えます。ドラムズは、日本のPearl製を使ってるそうな(シンバルは、やはり(?)「タモリ倶楽部」で登場した「男は黙って~」のZildjian)。粘っこくも軽やかな、ドラミングが良いですね!
 ゲストも多彩。エリック・クラプトンやレイ・パーカーJr.(!)も、ギターを弾いてたりとか。全13曲(内2曲は、日本盤ボーナス)中に歌ありは2曲だけど、その二人は唄ってません。DONNIE MCCLURKINなる方が主唱しています。

 HQCD──Hi Quality CD版を買ったのは、いま買える国内盤がそれだから(笑)。税込み定価2625円、輸入盤より800円ほど高い。
 HQCDも、SHM-CDと同じく透明度の高い新素材ポリカーボネートを用い、なおかつ「反射膜に特殊合金」を用いたものだそう……。

HQCD(Hi Quality CD)
http://www.hqcd.jp/
SHM-CD Super High Material CD
http://shm-cd.co-site.jp/

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2009年9月18日 (金)

雨上がりに見た幻

Amemaboroshi the pillows『雨上がりに見た幻』DVD付き初回限定盤を聴きました。紙製「バスター君ステッカー」付き。
 前に紹介しているバンドの、最新シングルです。

 CDは、タイトル曲を含む新曲が二つ。全八分(笑)。DVDは、タイトル曲のPVのみ。

 タイトル曲は、中速のバラード。歌詞的には、「ONE LIFE」のような。まあ、普通かしら。
 カップリング「ファイティングポーズ」は、シンプルなロックンロール曲。歌詞内容は、落ち目のボクサー(?)の心情描写。実際のモデルは、台湾の女子テコンドー選手らしいけど(笑)。エレジーと、そして自己応援歌が半々かしら。

 今回PVはアニメではなく、メンバー演奏主体の実写。砂漠風のスタヂオ内における、モノトーン映像。紙風船のようでモグラにも見える、ミニチャー飛行船が飛んでたり。

# ギターのライン録音は、やめたのかしら?

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2009年9月 9日 (水)

ファイト!!

Fight 飯塚雅弓『ファイト!! with MAYU ★ 夏 SELECTION』(2CD)を聴きました。
 前に紹介した声優さんの、13枚目アルバム(10曲)+夏セレクション盤(15曲)です。税込み定価3800円。

 今回も悪くない──というか良いね。平均レヴェル的に。いつものマンネリズム──糞ポジティヴだけど(笑)。
 「befriend」(作詞:イズミカワソラ/作曲:川田瑠夏)が乗れます。「わたし(女)が君(男)を守っちゃうのだ!」なる旨の、ちょっとアレな歌詞ですけど(笑)。
 「僕のパートナー」(作詞:飯塚雅弓/作曲:イズミカワソラ)は、初期ソラさんの自曲を彷彿とさせます。嫌みの無い、元気なポジティヴさが。

 作詞は、本人が五曲。イズミカワソラさんが三曲。浅田信一さんが二曲。
 作曲は、イズミカワソラさん・浅田信一さんが三曲ずつ。本人が二曲(「星舞」名義)。川田瑠夏さん(何者?)・長谷川智樹さんが一曲ずつ。
 一・五曲目は、ほぼ全て(?)人が演奏してます(且つストリングス入り)。残り八曲は、(各曲プログラマーによる)ギターと鍵盤と一部ベースを除いて、ほとんどプログラム音源でした。

 夏セレクション盤は、五曲がパイオニアLDC(現ジェネオン)時代のもの。「とぼうよ!」って、いい曲だったんだなー(笑)。初期とも近年とも異なる、さりげなくフラットな歌唱で。
 セレクション盤なんて……と思ってたけど、とても良かったです。CD人間にとっては(笑)。

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2009年9月 7日 (月)

ボレロ~ラヴェル:管弦楽曲集

Boleroravel 『ボレロ~ラヴェル:管弦楽曲集』(SHM-CD版)を聴きました。「モントリオール交響楽団、指揮:シャルル・デュトワ」で、1980~1983年に録音されたものを。
 この“盤”も幾度となく版を変えCD発売も繰り返され、2009年5月には廉価版CDも出たようです。

Super High Material CD / SHM-CD クラシック
http://www.universal-music.co.jp/classics/release/super_high_material_cd/shmcd080528.html

 収録曲は、下記の通り。
1.ボレロ
2.スペイン狂詩曲
3.《ダフニスとクロエ》第2組曲
4.亡き王女のためのパヴァーヌ
5.ラ・ヴァルス

 「パヴァーヌ」目当てで買いました。パスカル・ロジェ『ラヴェル:ピアノ曲全集』も聴いてましたけど──「パヴァーヌ」は元々はピアノ曲なので──、録音が1973~1974年と古い上に──1980年以降とは年数以上に録音技術格差がある──、やはりピアノだけだと寂しい(笑)。名演奏なんでしょうけど……。
 で、本CD。「パヴァーヌ」の他には、「ボレロ」に聴きおぼえがありました。あのフレーズが、延々と15分繰り返されてます(笑)。

 「パヴァーヌ」は兎も角、他も大満足。“ちゃんと録音された大規模オーケストラ”は、初めて聴いたんですけど(※)。
 こういうのを聴くと、「オーディオはオーケストラ」というのも頷けます。小太鼓と笛の、かすかな調べで始まる「ボレロ」。それが15分かけて徐々に楽器数・種類を増やしていき、最後に迎える爆音(?)のフィナーレ。防音の広い部屋で、でっかいスピーカーで聴けたらなって思いますね。
 狭い部屋で小型スピーカーで聴いても、音の広がりは感じます。広がる空間は狭くなっても、楽器と楽器が離れてるのが分かるんですね。スカスカってわけではなく、ホールの残響も感じる。それでいて、とてもクリアーな解像度。素晴らしい。

 で、SHM-CD盤を買ったのは、軽いミーハー根性。胡散臭いと思うけど、一枚ぐらい持っててもよかろうと。話の種に(笑)。

SHM-CD Super High Material CD
http://shm-cd.co-site.jp/

※他に西洋古典音楽は、イタリア合奏団によるヴィヴァルディを持ってるのと、カルロス・クライバー指揮のベートーヴェンを人に借りて聴いたぐらい。
 前者はコンタリーニ宮(イタリア)録音で音響も素晴らしいのですが、バロック音楽であり大規模シンフォニーではないので──「パヴァーヌ」も大規模ではなかったが──、ダイナミックレンジ──音の極小から極大までの幅広さの点で物足りない。後者は名演奏かもしれませんが、やはり録音が古そうで、オーディオ的に物足りない。
 という訳で、純粋に“名演奏”を求めるのが、音楽ファンだそうですね。

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2009年8月28日 (金)

L.S.T.

Lst Shugo tokumaru(トクマルシューゴ)『L.S.T.』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、二枚目アルバムです。全10曲39分。インディー盤で、やはり歌詞表記は無し。

 一枚目より、音がクリアーになってます。宅録じゃなく、スタヂオ録音なんでしょうね。歌唱・演奏は、すべてトクマルさん。日本での制作のよう。
 曲調は、叙情的なのが多かった。和っぽかったり、リリカルだったり。総じてキュートかしら。心地よし。
 10曲目は八分弱もあり、めずらしく(?)歌声にエフェクトかけたりと、より実験的。インストゥルメンタルが二曲。最新CD『Rum Hee』で再録音されてる、「Vista」も収録されてます。

 やっぱりいい。ヴァリエーションは様々なれど、曲自体のクオリティの高さは、一枚目から最新作まで一貫しています。

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2009年8月26日 (水)

night piece

Nightpiece Shugo tokumaru(トクマルシューゴ)『night piece』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、一枚目アルバムです。全10曲25分。歌詞表記は無し。

 オリジナル盤は、2004年にアメリカの小レーベルから出たそうな。それの日本盤。
 日本デビュー前の箔付けのためでもなく、ずっとアメリカでやってくぞって感じでもなかったよう。たまたま最初に、アメリカのインディ(?)から声がかかったと。

 曲調は様々で、カントリー風(?)だったり、前衛的だったり。ゴンチチを思わせるような、涼やかなギターが前面に出たポップな曲もありました。最新CD『Rum Hee』で再録音されてる、「TYPEWRITER」も収録。
 音楽のこぎりも使うなど、サウンドはきらびやか。歌詞は、やはり日本語ですね。そして、やはり歌が最前面には出てません。インストゥルメンタルも少なくないし。

 宅録でLo-Fiに(?)、独りマイクで多重録音したそうな。そのため、常時せせらぎの様なノイズが乗っています(笑)。エンジニアリング──ミックスダウン&マスタリングも、安上がりにやってる感じ。
 でも、曲自体のクオリティは恐ろしく高い。サウンド──録音・エンジニアリング面がしょぼくても、いい曲をいい演奏でやれば、(オーディオ的には兎も角)それすなわち名盤なんですね。素晴らしい。

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2009年7月29日 (水)

幻想

Genso TOMOVSKY『幻想』を聴きました。前に紹介している自作自演歌手の、約二年ぶりオリジナル・アルバムです。
 下記ページで、全曲セルフ解説がされています。

NEW ALBUM『幻想』、2009年6月24日発売!
http://www.tomovsky.com/TOMOVSKY/genso.htm

 前アルバムはコンセプト盤でしたが、本作は従来どおり(?)違います。
 直近シングル「我に返るスキマを埋めろ」も、おおむねシングルと同一ヴァージョンと「小声バージョン」の二曲が入ってました。その前者を除いて、他の全曲演奏はトモフスキーさん自身。

 相変わらずのマンネリズムな作風(笑)──衒いの無い向上心・前向きな姿勢などに懐疑的なトモフスキーさん。曲調は多彩だけど。「突破」は、ギター弾き語りの一発録り(というか、宅録)。
 珍しく速い「スピード」が、本アルバムでは最も好き。風音の「ゴォ~」と「GO!」の引っかけも、べただけど良いね。歌詞をよく聞かないと、前向きで勇ましい感じなんだけど(笑)。

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2009年7月20日 (月)

Re-clammbon2

Reclammbon2 クラムボン『Re-clammbon2』DVD付き「完全生産限定盤」を聴きました。前に紹介したバンドの、約二年ぶりのアルバムです。
 斯様にリリースが無いながらも、JOMOのCFソングで歌声を知ってる方もいるのでは?気の抜けた女性ヴォーカル曲で、CFヴァージョンによってはJOMOスタンドの屋根上で男女三人で演奏していたりする。

 自己カヴァーのアルバムで、タイトルどおり第二弾。全11曲67分。DVDは全11曲のリアルタイム録音風景で、ほぼ同尺。そのDVD添付のせいか、歌詞カードがありません(笑)。
 2002年に出した自己カヴァー第一弾では──2006年に他者カヴァーのアルバムも出しているが──、多彩なゲストを招いていました。しかし今回は、ほぼメンバーのみの演奏。

 選曲は、一枚目から最新オリジナルまで。再々カヴァーも、三曲あり。
 本来のギター無し編成から、曲によってはアコースティック・ギターも加えたり。エンジニアさん(?)が弾いたり、ベーシストが兼ねて弾いたりと。近年の音数・エンジニアリング控えめのサウンドから、シンセサイザーを加えた外連味たっぷりのサウンドまで。ニッチな(?)クラムボン領域の中での、幅広い多彩なヴァリエーションとなっています。

 大半の曲が耳心地よく、とにかく眠くなる!(笑)四分強から八分強までと尺が総じて長く、間奏や後奏が引き伸ばされてるので……。
 まあクラムボンは、何やっても好きだけど(笑)。

 DVDは、さらに素晴らしい。音の完成形はCDの方だけど、主コンテンツはDVDですね。音声はリニアPCM。
 山小屋風(?)のスタヂオ。メンバー三人は各々のブースに入って、せーので合わせて演奏する。お互いの姿は、ガラス越しに見られる。
 「音の完成形はCD」の意味は、同時演奏していない音は、ほぼ(?)ミックスされていないので。だからCDの方ではあるウッドベース他は、演奏風景も無く音にも入っていません。その状態で、ミックスしなおしてるんですね。
 曲順は、CDと違って収録順の様。五曲目まで・十曲目まで・最終曲と、服装他が違います。画面は、各人の全面・分割などなど。足元(バスドラムやエフェクターの操作)・グラウンド・ピアノの弦の動きなども、インポーズされたりします。
 最終曲のみ、ウッドデッキ(?)に出ての録音。着込んでいて、夜の屋外は寒そうです(笑)。原田さんはシンセサイザーを操作しながら歌ってますが、男性二人はヤマハTENORI-ONの操作(演奏?)のみ。イルミネーション機能もあって、テルミンより不思議な演奏風景です……。

TENORI-ON  ヤマハ株式会社
http://www.yamaha.co.jp/tenori-on/

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2009年7月17日 (金)

hands

Hands 信近エリ『hands』を聴きました。
 前に紹介した歌い手の、二枚目オリジナル・アルバムです。大沢伸一プロデューサーから離れ、インディー(?)からの。

 全八曲で、作曲者は七人。内一曲は、本人の作曲。本人作詞は四曲。
 大沢伸一プロデュースと違って、クラブ寄りではありませんね。メロウな雰囲気は、共通してますけど。
 踊れる曲は、「STEP」ぐらいかしら?クラブ系ではなく、フラメンコ調ですが(笑)。

 「きみなんだ」は、最初から好きになりました。ミディアムで弾む、君といて楽しい(笑)って歌。
 「せせらぎ」は、本人作詞作曲。恋歌ですが、フォーキーな子守唄といった感じ。なかなか良いです。
 「DEEP BLUE」は、最終曲に相応しい広がりを感じます。ゆっくりとダイヴしていくような、おだやかな愛の歌です。

 三年半ぶりの単独名義リリースですが、いい再始動ではないでしょうか。「Lights」のような、決定的名曲はありませんけどね。

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2009年7月15日 (水)

nobuchikaeri

Nobuchikaeri 信近エリ『nobuchikaeri』を聴きました。
 2005年12月発売の、一枚目アルバム。本盤が最後のオリジナルCD……と思ってたら、三年半ぶりにミニアルバム『hands』が出ました。

 前に紹介したアニメ『FLAG』で、本アルバム収録の「Lights」がED曲となっていました。それだけでなく、ほか二つ──それぞれ無関係(?)なゲームと映画──との三重タイアップなんですけど(笑)。
 その「Lights」が、やはり凄くいい。ピアノ伴奏で始まって静かにサビ前まで来て、サビの始まりと共にクラブ音楽的な低音がブオンと弾ける。

 プロデュースは、元MONDO GROSSO総帥の大沢伸一さん。全曲12の作曲もしていて(内一曲は共作曲)、内三つはインストゥルメンタル。
 歌九曲の作詞は、二曲を除いて信近さん。その残り二曲の作詞は、それぞれチバユウスケさんとMonday満ちるさん。

 大沢さんプロデュースとあって、クラブ色が強い(らしい)サウンド。でも、そんな低音ボンボン系(?)ばかりではありません。メロウだったり、バラードだったり、スパニッシュ風(?)の曲もある。「靴を鳴らそう」なんて、エレクトロな中南米ポップス(?)って感じで好き。
 信近さんの歌唱は、抑制が効いた、大人っぽいニュートラルな調子。これ見よがしに声を張り上げず、淡々と情熱をこめています。素敵です。

 次のオリジナル音源リリースまでの間隔、何があったんでしょうねぇ……。

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2009年6月27日 (土)

Rock stock & too smoking the pillows

Rockstockpillows the pillows『Rock stock & too smoking the pillows』DVD(&「バスター君ステッカー」)付き初回限定盤を聴きました。
 前に紹介しているバンドの、現レコード会社での一枚目ベスト盤です。同日に、前レコード会社からも異なるベスト盤が出ました。

Rock stock & too smoking the pillows : the pillows : avex network
http://avexnet.jp/id/thepi/discography/product/AVCD-23872.html

 全14曲59分。新曲が一つ。“旧”レコード会社時代の、再録音曲が五曲。残りは既存音源で、キング時代からも二曲が収録。DVDは、新曲PVのみ。

 新曲「1989(イチキューハチキュー)」は、バンド結成年がタイトルとなっています(つまり、二十周年ゆえの発売ラッシュ)。ミディアムの、静かに始まり徐々に盛り上がってゆく歌。歌い手の当時と今の心情(?)を、聴き手に向けて訥々と述べています。
 ポニーキャニオン時代の「サリバンになりたい」を除いて、再録音分の残りはキング時代の曲。「サリバンになりたい」も含めて、編曲を大幅に変えたりはしてません。もちろん出す声・音は変わっていて、現在のライヴ演奏とオリジナル音源を折衷するような(?)、自然な再録音となっています。こういうの、珍しいですね。
 既存音源分には、現レコード会社で出したシングルCD全タイトル曲が入っています。

 「1989」PVは、ヨーロッパSFアニメーション(?)風。それでいて、歌詞に沿ったような。
 世界樹がそびえ立つ異星に、独り辿り着いた地球人(?)。でも、まったく異星人に相手にされない。音楽で交流をはかろうとするも駄目で、ついには宇宙船も朽ち果ててしまい……。といったストーリーかしら?

 ブックレットに、メンバー四人時代──ウエケンさんもいる写真がありました(笑)。

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2009年6月26日 (金)

Once upon a time in the pillows

Onceuponpillows the pillows『Once upon a time in the pillows』を聴きました。
 前に紹介しているバンドの、前レコード会社──キングレコード在籍時の二枚目ベスト盤です(おととしに出た、キング版シングル・ボックスは見送ったけど)。同日に、現レコード会社からも異なるベスト盤が出ました。

Kingrecords Webcommunication>the pillows
http://www.kingrecords.co.jp/thepillows/

 最大の売りは、「FLAG STAR」ですね。「キング時代に制作しながらも未発表であった」という。割りと巻き舌の歌唱なので、「Ride on shooting star」の頃のかしら?
 ろくでもない没音源かと思ったら、そうでもなし。すごく良くもないけど。ミディアムのバラード調で、サビの盛り上がりは「スケアクロウ」を思わせます。歌詞は抽象的だけど、「巴里の女性マリー」みたいな内容かしら?

 他は主に、一枚目ベスト盤「Fool on the planet」より後──キング時代オリジナル三枚目アルバム以降からの選曲(だそう)。キング三枚目アルバムのタイトル曲「Please Mr.Lostman」など、あきらかに以前のもあるけど。

# キング時代を良かったと思うのは、ノスタルジーなのかしらねぇ……。

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2009年6月22日 (月)

ディスコ!ディスコ!ディスコ!

 Perfumeの放送ライヴ「ディスコ!ディスコ!ディスコ!」(2009年5月10日、代々木第一体育館)を観ました。WOWOWからの録画DVDを、知人にお借りして。
 前に紹介したテクノポップ・ユニットの、最新(?)公演です。7月に新アルバムを出し、8月からアリーナ/ホール・ツアー開始だそうな。

 冒頭は、2007年11月からの超短時間ライヴ・ヒストリー。LIQUIDROOM(07年11月)→SHIBUYA-AX(08年2月)→Zepp Tokyo(08年5月)→日本武道館(08年11月)という、数百人規模の会場から百倍以上へとの見事なジャンプアップ(笑)。
 でも、トークや最敬礼(笑)などの言動は、良くも変わらず。LIQUIDROOMからSHIBUYA-AXへの隔絶──衣装・セットなどのデザイン・質感など──は大きいけど、その後は規模の違いだけですね。スタイルは完成されていて、ひたすら質を高めています。
 本公演の超巨大ミラーボールだけで、LIQUIDROOMの公演費用を上回っていそうだねぇ……(笑)。

 女性客が、二割ぐらいはいそうでした。意外と多い……。
 メンバーたちのステージングは、良くも悪くも変わらず。というか、悪い/ゆるいところを隠さないのが良いのですけど。誰一人うまくない生歌(笑)や、“のっち”さんの駄目つっこみなど。それでいて通常の口ぱく曲ではクールに極め、セットはシンプル且つゴージャス且つエフェクティヴ。幕間の映像寸劇──本人たちによる──も、気が利いています。

 やっぱり“のっち”さんが好きだけど、コケや駄目トークが泣けます(笑)。その点、“かしゆか”さんの安定感は抜群!ステージングやトークも、そつ無くキュート且つクール。
 しかし“あーちゃん”が、その天然トーク力や人柄で、やっぱりグループの中核を担っていますね。

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2009年6月 8日 (月)

BLUE SONG WITH BLUE POPPIES

Bluesong the pillowsの音楽DVD、『BLUE SONG WITH BLUE POPPIES』を観ました。前に紹介しているバンドの、最新DVDです。
 2009年2月21日に、恵比寿ザ・ガーデンホールで行われたライヴ。他の名古屋・大阪と合わせて、バンド初のアコースティック・ツアーだったそうな。その東京公演87分(全18曲)と、前年末のファンクラブ限定ライヴ36分(全8曲)が収録。リニアPCM音声。
 またしても「バスター君ステッカー」が、初回封入特典で入っていました(笑)。

 ツアー名は、代表曲「ONE LIFE」出だしに「♪青い芥子の花びらが」とあるからでしょうね。青い花と蝋燭が沢山あしらわれた舞台セットで、梅ちゃん(WAHAHA本舗)のワンマン公演「青い宝石箱」みたいでした(笑)。衣装も普段と違い、Vネック長袖丁シャツやカーディガンとか。
 バンド二十周年の新たな試みとしてはいいけど、すごく良くもないです。シンプルは常どおりだけど、やっぱりエレクトリックにガツンとやって欲しい(笑)。緩急つけるのは良いけど、緩だけだとねぇ……。

 ギターの二人は普段のエレクトリック・ソリッドではなく、アコースティック系を使用。ドラムズは普段どおりか分かりませんが、ほわほわ先端のスティック“も”使用。ベースはギター型ではなくエレクトリック・アップライト──スケルトンなコントラバス型で、指だけでなく弓でも弾いてました。
 ゲストとして、女性のテルミン奏者──Rom Chiakiさんも参加。1/3強の曲目で弾いてました。左右それぞれの金属棒そばの空中を、手で引っかき/くすぐる様な動作。たたずまいも素敵!音色は、高い声によるスキャットの様(?)でした。

 定番の曲目は、上述の「ONE LIFE」ぐらいじゃないかしら。アコースティックということで、静かめのが多かったです。普段は演奏されない、シングルCDカップリング曲などの。近作だと、「Across the metropolis」みたいな。第二期の曲は、無いようでした(少なくとも、アルバム曲は)。
 未発表の「チェルシーホテル」という、数年前に作ったらしい曲もやってました。まあ、地味な曲かしらね。
 あとカヴァーを二曲、The ピーズ「犬ぞり」と佐野元春「コヨーテ、海へ」も演奏。

 特典映像は、画質・音質とも良くなし。新宿のred clothという、すごく狭そうな会場。舞台袖がなく、いつものローディーさん(?)が舞台端くぼみに立ってました(笑)。
 こちらの収録曲も、定番じゃないのばかり。「Beehive」は二回目の失敗で中断して、やり直してました。
 ところで、最前列まん中の男性客が頭一つ抜けてて、やたら顔が目だって鬱陶しかった!(笑)

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2009年5月29日 (金)

TIMEcARTRIDGE

Timecartridge 奥井亜紀『TIMEcARTRIDGE』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、最新アルバムです。

 アルバム名──『タイムカートリッジ』のごとく(?)過去を回顧/懐古する様な、ノスタルジックな歌が多し。前オリジナル・アルバム『音海スイム』よりも良し。以前に酷評した(?)そのアルバムも、さらに聴きこんで、割りと好きになりましたけど(笑)。
 「ああ、春だ」を除いて新曲かしら。通し聴き二周目までは、もう奥井さんを聴くのは止めよう!、と思いました(笑)。三周目以降──ながら聴きを重ねると、段々と良くなるんですねぇ。心地よく……。
 同じノスタルジーの範疇でも、曲調は多彩。ワルツ調のまであったり。

 最初の「音海スイング」は、メジャー時代に多かったタイプの曲。狭い恋愛に閉じていない、軽やかに跳ねる歌。これは、一聴目から好き。
 逆に「B型のオンナ」は、いくら聴いても好きになれない。誰にも似ない個性的でありたいと言いながら、だって「B型のオンナ」だからと(笑)。思いっきり俗流やん!
 最後の「縁結び」は、さだまさし「セロ弾きのゴーシュ」みたいな内容かしら?結構しんみり。

 うーん、結局また、奥井さんを見限れないなー(笑)。

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2009年5月 9日 (土)

Jason

Jason カーネーション『Jason』を聴きました。
 前に紹介したバンドによる、スタヂオ録音盤としては『WILD FANTASY』(2006年7月)以来のリリースかしら。ジャケット・イラストは、本秀康さん。

カーネーション『ジェイソン』
http://www.carnation-web.com/JASON/

 計5曲26分。タイトル曲を含む初CD化三つ(内一つは新曲)と、タイトル曲のショート版および原曲ライヴ版を収録。
 タイトル曲は、パワフルに走り回るような歌。ご機嫌なシンプル・ロック。タイトルは、いまいち意味不明だけど(笑)。
 新曲「Flange」は、ねっとりと町を徘徊するような歌。粘りつくように唄う、「♪人間風車だぜ~」というフレーズが素敵!(笑)
 「恋するふたり」は、穏やかに散策する様なメロウな歌。ムーディ且つ端整。
 タイトル曲の原曲ライヴ版は、タイトル曲より少し長い九分弱。さび部分しか歌詞が無い、ほとんどインストゥルメンタルの曲。五人編成時代の演奏で、キーボードがあったので色鮮やか。ジャムロック・バンドのホープ(?)SPECIAL OTHERSにも、勝るとも劣らない格好良さです。

 本作からドラムズの矢部浩志さんが“バンドから”は脱退し、二人編成となりました。2002年に二人脱退し、3ピースのバンドとなっていたのですが。
 しかし矢部さんの場合は、メンバー──“演者としてのみ”の脱退だそう。バンド二番手の作曲者としては、バンド参加は続けるそうな。それら公式発表を、額面どおりに信じたいものです……。

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2009年4月27日 (月)

15FESTA

15festa 奥井亜紀の音楽DVD『15FESTA』を観ました。前に紹介している自作自演歌手の、ライヴDVDです。リニアPCM音声。
 2008年11月28日のライヴを収録。デビュー15周年だそうで、タイトルの読みは「イチゴフェスタ」。

 全20曲118分。ほぼ全時間が曲で、しゃべりは計五分ぐらいかしら。全演目収録ではないようで、エンドロール背景がDVD曲目外の「晴れてハレルヤ」断片でした。

 この公演の為に、リクエストを事前に募っていたよう。それゆえか、「月の繭」──『∀ガンダム』ED曲で自作ではない──が演目にあったり。「月の繭」のライヴ版、初めて聴きました。
 曲目は、メジャーでデビューしてからインディーの現在まで。リクエスト順位どおりではなさそうで、代表曲ばかりではない意外な選曲もあり。そして、各時代ほぼ網羅的。

 場所は、渋谷のO-WEST。着席観覧で、お客さんも立ち上がったりはしません(笑)。
 ライヴ音源も良いけど、映像は更に素晴らしい。特別なことはせず、曲によって上手でもない踊りもするぐらいですが。繊細かつ雄大な、まさしく本格派ポップ歌手。
 音源では、裏声で全て(?)──低音から高音まで唄う奥井さん。でも本ライヴでは、「Wind Climbing」などで地声(?)も用いていました。
 収録曲のみ観る限り、奥井さんの演奏は無し。以前に観たライヴでは、鍵盤を弾いてましたけど。

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2009年4月26日 (日)

Rum Hee

Rumhee トクマルシューゴ『Rum Hee(ラムヒー)』(CD+DVD)を聴きました。
 前に紹介した自作自演歌手の、最新CD(シングル+α)です。

Rum Hee  SHUGO TOKUMARU
http://www.shugotokumaru.com/rumhee/

 やっぱり、すごくいい!
 聴き始めは、やはり奇矯さに面食らいました。前アルバム『EXIT』に比すれば“歌”がサウンドより前に出ておらず、新曲も「Parachute」ほどの必殺ポップ(笑)ではないので。しかし聴き込むほどに馴染み──エヴァー・エクセントリックな三曲目は除いて──、なおかつ新鮮さが薄れません。
 全8曲26分。タイトル曲を含めて、新曲は三つ。内一つ(三曲目)は、ほぼインストゥルメンタル。再録音が三曲。残り二曲は、タイトル曲のリミックス版。

 DVDは、全37分。内PVが、4曲16分。残りは、アメリカ2008年ツアーにおけるライヴ・移動風景などの抄録。
 トクマルさんの姿、初めて見ました。細い!(笑)肩・腰幅が狭く、前後の厚みも同様。引き締まっててスリムという感じじゃないけど、ひ弱そうにも見えません。
 アメリカでも、めちゃめちゃ日本語で唄ってます。淡々とした様子ながら「Parachute」の超絶ギター・フレーズ(アコースティック)は大迫力で、前奏・間奏で観客も大盛り上がり。押し付けがましさもスノッブ臭も無く、まさしく自然体。素敵!
 PVは、『EXIT』収録曲のもの。すべてアニメーションですが、すべて毛色が違います。曲以上にアヴァンギャルドながら(笑)、絵本的・ちぎり絵的・貼り絵的など様々。

 なんとなく『EXIT』より前のアルバム二枚(Shugo Tokumaru名義)を聴いてなかったのが、ものすごく損した気分。さかのぼって聴かなきゃ。

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2009年4月16日 (木)

KOKIA∞AKIKO~balance~

Kokiaakiko KOKIA『KOKIA∞AKIKO~balance~』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、最新アルバムです。全12曲の60分。同時にインディ盤『AKIKO∞KOKIA~balance~』も(配信および、個人事務所サイトからのCD販売のみ?)出してるそうですが、そちらは未聴。

 「天高く馬肥える」アルバム。つまり高尚で、いささか退屈な。
 一年前のオリジナル・アルバムの後に出したアルバム二枚は、西洋庶民音楽(?)への接近・敬意が感じられました。対して本アルバムでは、独自性と和への揺り戻しが感じられます。
 でも、空回りしてるような。そのヒューマニティも、映画『ガンジー』などと比べるとねぇ……。

# KOKIA王道ソングは、一枚目アルバムの「エリカ」みたいのだと思うんだけどなあ。奇矯でも高尚でも雄大でもない。

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2009年4月10日 (金)

Early Soul Flower Singles

Earlysoulflower NEWEST MODEL & MESCALINE DRIVE『Early Soul Flower Singles』を聴きました。
 前に紹介しているSOUL FLOWER UNIONの前身バンド二つの、1989~1993年にKING RECORDSから出した音源からの二枚組み編集盤です。シングル版・没アレンジ版(?)やライヴ音源(各バンド一曲ずつ)の他に、未発表のNEWEST MODELの“歌”が一曲あり。

ニューエスト・モデル & メスカリン・ドライヴ「アーリー・ソウル・フラワー・シングルズ」 SPECIAL CONTENTS
http://www.breast.co.jp/soulflower/special/early_sf_singles/

 シングル版は、アルバム版と大して違いません。ちょっとしたミックスの違いぐらいかしら?おそらく、没アレンジ版も。
 未発表曲タイトルは、「英雄と凱旋」。デモ版とあって(?)、ミックスがシャンとしてません。それ以上に、曲が眠いですけど。アルバム『UNIVERSAL INVADER』(大傑作!)制作時の、没曲らしいのですが。当該アルバム全体トーンであった鮮やかな攻撃性──明示的であれ暗示的であれ──が、この曲には薄いです。詞調は、近年SFUの叙情性に近いかも。曲調は、おとなしいパンクかしら?こりゃ没だね(笑)。
 Disc 2最後の「メルシー・ベン」は、曲というよりアウトロダクション。ドラムズだけの、数十秒しかない。

 買って損したとは思わないけど、得した感も無し(笑)。

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2009年4月 3日 (金)

我に返るスキマを埋めろ

Warenikaeru TOMOVSKY『我に返るスキマを埋めろ』を聴きました。前に紹介している自作自演歌手の、最新シングル──約一年半ぶりのCDリリースです。

 タイトル曲を含む新曲二つと、ライヴ音源から四曲。
 タイトル曲は、「我に返らないように、幻想や妄想を切らさずにいろ」なる旨の歌。まあまあ良い。カップリング曲「サンタクロースを待ってる 2月に」は、ピンと来ませんでした。年末年始の喧騒が過ぎて物寂しい、というような歌ですけど。
 ライヴ音源は、2008年1月に恵比寿のリキッドルームで行われたものから。ちょっと寒いトークも味わい深く(笑)、とても楽しそうです。このライヴの伴奏者とタイトル曲のそれは同じで──カップリング曲はトモフスキーさん単独制作──、ベースは大木温之(はるゆき)さん──トモフスキーこと大木知之さんの双子の兄でTheピーズの歌&ベース担当──が弾いてました。

 ちなみにTheピーズは、シングル『いいコになんかなるなよ』だけ持ってます。名曲です!同時期のBAKU「ぞうきん」と並んで(笑)。

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2009年3月11日 (水)

LOVEライヴ2009.03.08

Love20090308 LOVEのライヴを観ました。2009年3月8日に、恵比寿のLIQUIDROOMで。
 前に紹介している自作自演歌手の、一年ぶり二度目の単独ライヴ・ツアーでした。(東京・大阪・名古屋の三公演だけど)

 今回も素晴らしかった。物販(グッズなど販売)の告知をのぞいて(笑)。
 かわいくて、かっこよくて、ほがらかで、シリアス。ぴょんぴょん跳ねながら唄うさまは愛らしく、仁王立ちで電気ギターをかき鳴らすさまは凛々しく、腰かけてのギター弾き語りはしんみりと。
 日曜日17時開演(笑)の二時間弱。二枚目アルバム(通常盤)全曲と、三枚目シングルのカップリング曲と、一枚目アルバムからの選曲と、新曲が一つ。今回は(?)、カヴァー曲は無し。

 新曲タイトルは、「寛走の風」。アースマラソン中の間寛平さんに、(勝手に?)捧げる応援歌。寛平さんが、大好きなんだそうな(笑)。前ツアーでの新曲披露だった「オドレイ」と比べて、あまりガツンと来なかったけど。
 (二枚目アルバム限定盤には未収録で、通常盤には完成トラック(?)収録だが)雑誌付録CDでラフ・ミックスを聴いただけの「Baby And Teddy」は、キーが下げられてたように感じました。

 今回の出で立ちは、直近アルバムのジャケット写真とは異なりました。白黒チェックのミニ・ワンピースに、黒い膝上ソックス。ワーク・ブーツ(?)をはき、髪はスプレーで(?)ブワッと盛り上げ。最前列で観ていたので、絶対領域(?)の奥が覗いてしまうのではないかと、始終ひやひやしてました(笑)。本人曰く、「見えても大丈夫」にしてたそうだけど。
 伴奏バンドの構成(楽器の種類など)は、前ツアーを踏襲。LOVEさんは通常のギター二種類(アコースティック系&ソリッド)に加え、鍵盤と、買って間もないという12弦ギター(値札付き!)を弾いてましたけど。

 PA音量が大きすぎず、好位置で観れたのもあり──となりの人はピックを手渡しされてた──、より楽しめました。前にさえぎるものが無いと、当人ばかりを注視せず、落ち着いて全体を見渡せるものですね(笑)。

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2009年2月18日 (水)

SHOOT THE MOON TOUR

Shootthemoontour THE PREDATORSの音楽DVD、『SHOOT THE MOON TOUR』を観ました。前に紹介したバンドの、初DVD。
 Zepp東京で行われた、2008年11月4日のライヴ。特典映像は、ツアー中のドキュメント。リニアPCM音声。

 CDと同じく短め。本編79分+特典映像36分。CD二枚の全14曲と、新曲2曲+1曲までやってるのに(笑)。
 CDと同じく三人編成で、編曲もほとんど同じ(に聴こえる)。でも良いです。CDもライヴ感があっていいけど、比較になりません。速くて、重くて、切れがある。正しくへヴィ・ロックンロール!
 特に、ナカヤマシンペイさんのドラムズが凄い!ガタイがいいシンペイさん──でぶ・マッチョではなく骨格がいい──が、ぶんぶん両腕を振り下ろしてリズムを叩き出します。弩迫力!

 客の男女比は、2:8ぐらいかしら(ピロウズは4:6ぐらい)。声援からすると、過半数がベースのJIROさん目当て(笑)。そろって腕を振るような、GLAYライヴ的(?)なレスポンス。
 人気集中は分かりきってるので(笑)、三人とも気にしてない様子。むしろ、それらも楽しんでます。アンコール中のステージ記念撮影は、ちょっと寒いけど。

 特典映像は、全七公演のドキュメント。楽屋風景や、公演前のPAチェックや、各所でのMCなど。三人仲良く(特に年長者二人)、和気あいあいとしていました。

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2009年2月13日 (金)

Confetti Love Songs

Confettilovesongs LOVE『Confetti Love Songs』(【初回限定盤】DVD付)を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、二枚目のアルバム。一枚目アルバム後に出たシングル二枚のタイトル曲も、収録されています。

LOVE - discography
http://www.dctgarden.com/LOVE/discography.html

 一枚目アルバムと同じく、聴きこむ前はそれなりな印象。やはり聴きこむほどに良くなり、どんどん好きになりました。
 今回も、自己解説が熱い!(笑)

 「Blue Finch」は、アンビエントで広々とした歌。伸びやか。
 「MABATAKI」もLOVEさんらしい、粘りのあるリズムと歌唱。メロウ且つダイナミックな、おとなの子守唄(笑)。
 「沈黙のスコーピオ」は、いままでに無い感じ。斜に構えた、ダークヒーローの主題歌みたい(笑)。cobaさんが「素晴らしき日々」に続いて、格好いいアコーディオンを弾かれてます。
 「Don't Be Sorry」は、マイノリティ/凡百な自他へのフォーキーな応援歌。マイノリティ/凡百であることを卑下せず、勘違いして驕りもしない。
 ボーナストラックの「ノーサイド」は、松任谷由実さんのカヴァー。昔のCFで流れてた、「♪何をゴールに決めて~」っていう歌の。全国高校ラグビーのテーマとして、カヴァーしたんだそうな。

 DVDは、2008.5.15招待ライヴ(?)のダイジェスト。全10曲中、「Trigger」と「オドレイ」だけフルで収録。
 やっぱり、ライヴでの「オドレイ」は最高!ほかの曲もパワフルで艶があり、かすかにハスキーながらも伸びやか。ダイジェストなのが残念。

# 三月のライヴが楽しみ(笑)。

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2009年2月12日 (木)

PIED PIPER GO TO YESTERDAY

Piedpiperyesterday the pillowsの音楽DVD、『PIED PIPER GO TO YESTERDAY』を観ました。前に紹介しているバンドの、最新DVDです。
 Zepp東京で行われた、ライヴDVD二枚組み。DISC1は、"TOUR LOSTMAN GO TO YESTERDAY"の2007年12月14日公演。DISC2は、"PIED PIPER TOUR"の2008年10月5日公演。DISC2の特典映像をのぞいて、リニアPCM音声。
 「バスター君ステッカー」が、初回封入特典で入っていました(笑)。

 DISC1は、キングレコード時代の曲が中心。全25曲127分。
 さすがに、忘れちゃってる曲もありました。そんな中でも「Sleepy Head」は、速いギター・アンサンブルと重いベースが格好よろしかった(1999年の曲なのね)。
 そして中盤の、「DAYDREAM WONDER」「ガールフレンド」「Tiny Boat」の三曲。1995年前後だけ(?)の、おしゃれでメロウで美しい曲たち。ギターの音は、涼やかの鈴のよう。
 特に「ガールフレンド」なんて、その時期より後のライヴ演奏は皆無じゃないかしら?つき合いの長そうなカップルの、かすかに恥らうようなラヴソング。わたしは「ガールフレンド」でピロウズを知り好きになったので、感慨もひとしお。ライヴ版を初めて聴いたけど、やっぱり名曲だー(笑)。

 DISC2は、アルバム『PIED PIPER』の曲が中心。全27曲149分。特典映像は18分。
 普通に良い、R&Rツアー。特筆することは無いけど、マナリズムでもありません。
 ツアー中に作ったという新曲、「Melody」を披露していました。どちらかというと、平板な曲。
 DISC1のライヴ時は、発売前だった「TOKYO BAMBI」。こうやって続けて観ると、使用前/後みたいで変化が興味深い。ライヴでは生音のみ(?)のピロウズだけど、この曲だけ(?)は録音のホーン──東京スカパラダイスオーケストラのメンバーが吹いた──を流しています。だからか、この曲だけシンイチロウさん(ドラムズ)がヘッドフォンをつけています。リズムの要とはいえ、律儀ですねぇ。でも竿隊と違って、ほかの曲ではイヤー・モニターをしてないのかしら?
 特典映像は、ツアーの舞台裏。シンイチロウさんのMC集が秀逸(笑)。あと、ツアー先で迎えた真鍋さん(ギター)のお誕生日会の様子など。各地のZepp以外は、小さいライヴハウスが多いですねー。それでも、演者・観客とも楽しそうでした。

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2009年2月11日 (水)

かぜよみ

Kazeyomi 坂本真綾『かぜよみ』(DVD付き限定盤)を聴きました。全14曲58分。
 前に紹介した声優/歌手の、オリジナルとしては八枚目のアルバム(ミニアルバムも合わせて)。今回は、タイアップが八曲(内、七つはアニメ)と多め。

坂本真綾 6th ALBUM「かぜよみ」
http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/kazeyomi/

 上記ページから見れるアルバム自己解説が、なかなか興味深い。特に「トライアングラー」とか。
 統一感は無いけど、良いアルバムだと思います。ヴァラエティに富んでいて、かつ実があって。「Remedy」は、かなり気に入りました。久々に。

 「トライアングラー」は『マクロスF』主題歌で、久々に菅野よう子さん作編曲。さびの曲調・歌唱が、かつて飯島真理さんが唄った『マクロス』の歌を思い出させます(古いね!)。
 「Remedy」は、solayaさんという人の作編曲。雄大というほどではないけど、大きく伸びをするような、ゆったり気分を感じさせる歌。こういう真綾さんの歌、久しぶりかも。
 「雨が降る」は、かの香織さん作曲。「Remedy」と共に、『鉄のラインバレル』ED曲。「Remedy」とは違い、メロウでドラマティック。
 「Get No Satisfaction!」は、速くて元気な歌。既視感があるけど、こういうのも欲しいよね。
 「ピーナッツ」は、しゃべるように唄う曲。
 「Colors」は、プラネタリウム企画のイメージソングだったそう。作曲は、あのACOさん。うーん、アンビエント(笑)。
 「カザミドリ」は、名曲「風が吹く日」を思わせる歌。(「Remedy」もね)

 DVDは、「さいごの果実」「トライアングラー」「雨が降る」三曲のPV。リニアPCM音声。
 本人のみが出てきて、唄っているタイプのPV。屋外と屋内、大小や遠近、静と(ゆったりとした)動、などなど対比の映像で構成されています。一曲目は海。二曲目は枯れ野原。三曲目は森。
 シーン単位では、一曲目の夜の海辺が良かった。真綾さんの静止ポージングが(笑)。

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2009年1月18日 (日)

metafysik

Metafysik eufonius『metafysik』を聴きました。2007年12月に出たCDです。
 男女ユニットであるeufoniusの、アニメ/ゲーム提供曲+オリジナル曲(?)を収録したアルバム。自身のオリジナル・アルバムは、自主制作インディーで出してるんだそうな。
 曲目は、下記のとおり。チラッと聴きおぼえがあったのは、七曲目ぐらいかしら。

1. turning world(WEBアニメ「最終試験くじら」オープニング)
2. キミのかたち(TVアニメ『sola』イメージソング)
3. Apocrypha(TVアニメ『神曲奏界ポリフォニカ』オープニング)
4. ノクターン
5. 遠い夏空(WEBアニメ「最終試験くじら」エンディング)
6. resonanz
7. idea(TVアニメ「ノエインもうひとりの君へ」オープニング)
8. wish(PS2ゲーム「マビノ×スタイル」”ミズキ”イメージソングカバー)
9. eidos
10. 恋するココロ(TVアニメ「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」オープニング)
11. 楽園

 聴き始めしばらくは、平坦に感じられました。総じて穏やかで、三拍子の曲があったりと。前に紹介した「メグメル」と違って、あまりドラマティックではなく。それなりに聴いたら、処分しちゃおうと思ってました(笑)。
 でも、慣れると良かった。二曲目は、坂本真綾「走る」のコピーみたいだけど(笑)。十一曲目も、菅野よう子+坂本真綾ライク。
 歌詞はあんまり頭に入ってこないけど、八曲目さびの「♪広い広いこの世界で/とてもちっぽけなんだけど/神様 私を見付けて下さい」というフレーズは素敵。
 なぜか、生ストリングス率が高し。六曲がそうで、金原千恵子や弦一徹の有名どころ(?)ストリングスを始め、知らない弦楽団の名もありました。

 シングルやオリジナル・アルバムは兎も角、またeufoniusの同種アルバムが出たら聴きたいです。これを買ったのは、refinoサイト閉鎖にともなうポイント消化だったんですけどね(笑)。

# 余談ですが、このCDジャケット、SP-560UZでのオートフォーカスが大変でした(笑)。

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2008年12月26日 (金)

Perfume First Tour 『GAME』

Gametour Perfumeの音楽DVD、『Perfume First Tour 『GAME』』を観ました。知人にお借りして。
 2008年ツアーからの、ライヴ映像DVDです。コメンタリー音声は、聴いていません。

# NHKのBShiで放送された武道館ライヴが、BS2でも12月27日に放送されるようです。

 ずっと短パンツの“のっち”さん(ショートボブ)、脚線美が良いですねー(笑)。“かしゆか”さん(前髪一直線セミロング)はスカートと短パンツの両方で、最も完成度の高い(?)アイドルらしい顔・髪型とプロポーション。あごのラインがしっかりした(笑)“あーちゃん”(縦巻きロール)は、ずっとスカートorワンピースでフワッとした衣装。
 PVすらまともに観たこと無かったので、かしゆかさんは地味な埋没した存在なのかと思ってました。TVで少しく見る限り、のっちさんがヴィジュアル的に目だっていて、あーちゃんが天然トークで目だっていたので。しかし曲中では(のっちさんに次ぐ?)二番手として、かっちりと全体を締めていました。細いけど柔らかそうな、アイドル・ルックスも素晴らしい(笑)。(でも、のっちさんが最も好き)
 そういう代替不可能性が、Perfumeの持ち味でしょうね。ハロー!プロジェクトとは対極的な。突出した存在──グループ時代のビヨンセみたいなね──が居らず、無個性者も居らず、味噌っかすもいない。しかし、1+1+1が3以上であるという。

 歌声にエフェクトをかけてない──口ぱくでない?──曲は、(本編中で、エンディングを除いて)三つ。「コンピュータードライビング」「ファンデーション」「ジェニーはご機嫌ななめ」。カヴァーの「ジェニー~」は兎も角、他二曲はサウンドに厚みが無く、おどりも雰囲気が違います。初期の曲なのか、浮いてました(笑)。
 バラエティ番組・CFなどで耳にする曲以外では、「マカロニ」が良かったです。エレクトロなミディアムで。べたにクールな「Take me Take me」も、非常に格好よろしい。よく耳にする曲なら、やっぱり「チョコレート・ディスコ」だね。ブリリアント・キュート!(笑)

Perfume対談~アイドルの法則 - [テクノポップ]All About
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20071001A/
Perfumeのテクノ革命 - [テクノポップ]All About
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20070903A/
萌えテクノ・アイドル?~Perfume - [テクノポップ]All About
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20060807A/

 上記三つ目の記事(「2006年 08月 06日」掲載)の、「アキハバラブ」ジャケット写真は必見!桃井はるこさん(?)と、プリキュアみたいな格好をしてます(笑)。

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2008年12月12日 (金)

Christmas gift

Christmasgift KOKIA『Christmas gift』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、最新アルバムです。全11曲の61分。

 タイトルどおりの、新旧クリスマス・キャロル集。三曲だけ自身の曲で、他は全て(?)外国の歌。なじみの歌から、おそらく非キリスト教徒の日本人が知らないような歌まで。大半がイギリス語詞。
 清冽だったり時に賑やかだったりと、まじめな(?)ファミリー向けのクリスマス盤かしら。奇矯さはありません。

 自曲の「聖なる夜に~holy night」「心のロウソク」は、初めて聴くと思しき歌。新曲かしら?ただ一人/多くの人への愛を、静かに謳う歌。他曲と調和が取れてます。
 自曲の他は、メドレーを除いて格調高い曲が多かったです(笑)。「We three kings of orient are(われらはきたりぬ)」など特に。

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2008年11月29日 (土)

時を刻む唄/TORCH

Tokiwokizamuuta Key Sounds Label『時を刻む唄/TORCH』を聴きました。
 前に紹介した『メグメル/だんご大家族』と同じく、TVアニメ『CLANNAD~AFTER STORY~』(第二シリーズ)のOP・ED曲です。

 まず、ジャケット画が樋上いたるさんが描いたというのに驚き。アニメのスタッフが描いたのかと見まがうほど(?)、良くも悪くも持ち味だった毒気──えぐみが抜けて、普通の絵描きさんになっちゃいましたねー(笑)。
 そして、マスタリング・エンジニアが折戸伸治さん。Key──原作ゲーム製作ブランドの主たる音楽製作者で、「TORCH」の作曲者でもありますが、本CDでは編曲やミックスは跳び越えてマスタリングを手がけてます。何で?

 標題のOP・ED曲それぞれの、ロング版・TVサイズ版・歌抜き版が収められています。ゲーム音楽からの流用・再ミックスであった前OP・ED曲と違い、「Keyスタッフ書下ろし」だそうな。
 唄い手は、KeyおなじみのLiaさん。いつもどおり、ソフト且つスケール感のある歌唱です。

 「時を刻む唄」は、作詞・作曲とも麻枝准さん。Keyのボスであり、音楽の一部を製作し、かつては主たる脚本家でもあった。同曲は、叙情的かつ雄大なタイプ。パートナーや家族への愛を、強く穏やかに宣する歌。
 「TORCH」は、作詞が魁さん。原作ゲーム『CLANNAD』の、脚本家の一人であった。脚本は好きじゃないけど、その作詞は割りと好き(笑)。伸びやかさは共通だけど、軽やかタイプの歌。佳品ですね。

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2008年11月27日 (木)

うたの素 弐巻

Utanomoto2 奥井亜紀『うたの素 弐巻』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、最新アルバムです。

OKUI AKI OFFICIAL WEB SITE
http://www.okuiaki.com/

 自曲のカヴァーを主とする、リズムレスのアコースティック小編成録音11曲。内三曲の「ああ、春だ」「三月八日土曜日」「うたの素」は、初めて聴く曲でした。タイトルどおり、同趣向では二枚目のアルバム。
 「せーの」で一緒に録ってはいないでしょうが、ライヴ感があります。そうすると、いまいちに思ってた曲も良く聴こえちゃうんですねぇ(笑)。メジャー時代の名曲のみならず、インディーでの曲でも。
 曲調──編曲・演奏・歌唱も様々で、カントリー&ウエスタン調だったり、激しいカッティングだったり、叙情的だったり。「晴れてハレルヤ」など、今もって心が躍ります。
 やっぱり、いい歌い手だなー。

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2008年11月25日 (火)

COVER GIRL 2

Covergirl2 つじあやの『COVER GIRL 2』(初回限定DVD&別冊ライナーノーツ付き)を聴きました。前に紹介した自作自演歌手の、最新アルバムです。
 タイトルどおり、第二弾となるカヴァー・アルバム(CD二枚組み)。七曲ずつのCD二枚は、それぞれスタジオ録音および京都でのライヴ録音。DVDは、ライヴ録音風景やインタヴューなど。
 ジャケット・イラストは、アジアン・カンフー・ジェネレーションでおなじみの中村佑介さん。

☆★☆つじあやの「COVER GIRL 2」☆★☆
http://www.jvcmusic.co.jp/ayano/

 正直、つじあやのさん及び原曲どちらとも知らない人も大絶賛──というアルバムではないでしょう。つじさんファンは、選曲の意外性もあって充分に楽しめると思いますが。
 選曲は如何にもなフォーク/ニューミュージック系から、(比較的)新しいm-floや嵐、藤山一郎さんやピンクレディーなど歌謡曲、果てはスタンダード・ナンバー「テネシー・ワルツ」(原語版)まで。

 スタジオ録音CDでは、坂本龍一「戦場のメリークリスマス」に驚愕!映画に触発されたという、たゆたうような歌詞が付されています。期待に反し(?)、迷曲ではありませんでした(笑)。今回のリード曲となっている(?)、m-flo「come again」も良かった。「disされる」などの歌詞は別として(笑)。原曲は憶えてないけど、つじ版は環境系っぽい(?)編曲がはまってました。
 ライヴ録音CDでは、東京スカパラダイスオーケストラ「美しく燃える森」が意外な選曲。原曲はビッグバンド演奏なのに、ウクレレ弾き語り(笑)。神社の森の中で、唄ってらっしゃいます。

 DVD(約40分)は、録音テイク映像やPV風のものまで。ライヴハウス喫茶店(笑)で観客を集めたオマケとして(?)唄った、自身の二曲(「たんぽぽ」と「君にありがとう」)も入ってます。
 録音風景を見るに、風や“不要な”雑音を防ぐために(?)、シーツ大の布をマイク・スタンド(?)三本で二面を囲うように張っていたり。母校キャンパスでの録音は、想像どおりに芝生に横座りして唄ってました(笑)。
 初期の曲「君にありがとう」は、珍しく(?)ウクレレ弾き語り。これが、意外な掘り出しもの。インタヴューによると、曲作りの大半は京都に帰省して行ってきたのだとか。

 別冊ライナーノーツは、青木優さん(音楽ライター?)によるもの。本作を持ち上げるだけでなく(笑)、第一弾まで総括しています。
 「戦場のメリークリスマス」は、やはり歌詞を付して唄った外国人がいたんだそうな。うーむ……。

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2008年11月21日 (金)

サーフ ブンガク カマクラ

Surfbungakukamakura ASIAN KUNG-FU GENERATION『サーフ ブンガク カマクラ』を聴きました。前に紹介しているバンドの、五枚目フル・アルバムです。

 江ノ電の沿線を、それぞれ舞台とした十曲(全31分!)。格別の良さは無いけど、今年に出したフル&ミニアルバム二枚よりいいんじゃないかしら?脱力具合が。
 初回限定で、紙スリーブがかぶってます。でも鎌倉大仏みたいな女子イラストより、ブックレットの江ノ電Tシャツ女子イラストのほうが良いです(笑)。同一人物みたいだけどね。

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2008年11月19日 (水)

素晴らしき日々

Subarashikihibi LOVE『素晴らしき日々』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、三枚目マキシシングルです。

 タイトル曲と、「ツリーを飾ろう~Pf.poliphonia~」の二曲が入ってます。下記サイトからタイトル曲の、PV全視聴および試聴ができます。

LOVE official site - DCTgarden.com-LOVE
http://www.dctgarden.com/LOVE/

 うーん。ちょっと弱く感じますねぇ。聴きこめば変わってくるかしら?
 タイトル曲は、スケール感のある(笑)またもや(?)の感謝の歌。著名なアコーディオン弾きのcobaさん──ビョークのツアーで弾かれたりした──が、参加されてます。
 「ツリーを飾ろう~」は、Band Aid「Do They Know It's Christmas?」的な歌(例えが古いね!)。脳天気ではない、切々とクリスマスに祈る歌。賛美歌的(?)な自己コーラスが、雰囲気あります。上記サイトで動画を見るに、一枚目アルバム・ライヴでもやってたみたい。憶えてないなー(笑)。

# でも、「poliphonia」って何?(笑)

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2008年11月14日 (金)

Catch & Release

Catchandrelease Clownfish『Catch & Release』を聴きました。前に紹介している音楽ユニットの、最新ミニアルバムです。
 全七曲入りで、一曲は「夜明け前」の自己カヴァー(リミックス?)。

 曲のヴァリエーションは、一枚目ミニアルバムと似てます。やはり、弩ポップな歌は無し。「これでいいのだ」は、岡村靖幸さんみたいな(?)半切れスネ夫ソングだけど(笑)。
 まあでも、おしゃれっぽくて(?)好き。

 このCD、タワーレコードの10大店舗の店頭のみでの限定販売。そして、CDレーベルは吉本興行(のレーベル)!コロムビアには切られちゃったのね……。
 久しぶりにCD屋に行きましたが、週半ばの夜だったのに人の多さにびっくり。CD不況とはいっても、流行曲に依存しない、独自色の大店舗は違うんですねぇ。

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2008年11月12日 (水)

牙をみせろ

Showmeatusk THE PREDATORS『牙をみせろ』(DVD付き期間限定生産)を聴きました。
 三人編成バンドの、二枚目ミニ・アルバムです。一枚目と同じく、全七曲で20分しかありません。ロックンロール!(笑)

THE PREDATORS
http://www.thepredators.net/

 本業バンドを別に持つ三人の、半ばお遊びのバンド。前に紹介しているバンドthe pillowsの作詞作曲・歌・ギターを担っている、山中さわおさん。GLAYのベーシストである、JIROさん。ストレイテナーのドラマーである、ナカヤマシンペイさん。前者二人が仲が良く、山中さんが知己バンドのナカヤマさんを誘って2005年に結成されました。
 作曲は、山中さんとJIROさんが半々ぐらい。作詞は、すべて山中さん。今回は、全曲が日本語詞でした(イギリス語フレーズは入る)。

 前ミニ・アルバムは、リード曲の「爆音ドロップ」以外はいまいちに感じました。でも今回は、どの曲もいい感じ。どの曲も、単純(に聴こえる)かつ短いロックンロールだけど。
 JIROさん作曲の四曲も、とても良いです。ベースも、自身が作曲の「WILD TIGER」をはじめ冴えまくってます。
 難しいことは言わず、鳴ってる楽器も三つだけで、曲・サウンドも比較的単純。でも繰り返し聴くほど、味が出てきて飽きないんですねぇ。一聴して、額面どおりのロックンロールなのに。

 DVDは、本アルバムのPV三曲。「LIVE DRIVE」「SHOOT THE MOON」「ROCK'N'ROLL LAY DOWN」の。
 三つ目はアニメーション──古い横スクロール・シューティング・ゲーム風の──で、他は演奏シーン主体。二つ目では、歌詞に合わせてラモーンズっぽい(?)コスチューム・プレイをしています。

# 「バックステージパス」(12月号)、初めて買っちゃいました。表紙(&ステッカーつき)だったんで(笑)。

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2008年10月19日 (日)

終楽章 コンプリートベスト2000~2008

Finalmovement 倉橋ヨエコ『終楽章 コンプリートベスト2000~2008』を聴きました。(初回限定「或る歌手が廃業するまで/倉橋ヨエコ、その半生を語る2」封入)
 前に紹介している自作自演歌手の、二枚組みベスト盤です。一枚目はインディーズ時代ので、二枚目はメジャー時代の。どちらも15曲の収録。

倉橋 ヨエコ 『終楽章 コンプリートベスト2000~2008』|BabeStar.net ベイブスターレーベル
http://www.babestar.net/babestar/-/Discography/A020110/VICB-60035.html
RO69ニュース倉橋ヨエコ ベスト盤の収録詳細が決定!
http://ro69.jp/news/detail.html?4560/all/0

 迷った上で買ったのは、上記二つ目のページで、解体ツアーで初披露されたという新曲「ジュエリー」が入っていると知ったから。単に未収録曲が二つ(他に「処方箋」が未発表。「蛙の歌」は、映画『酔いどれ詩人になるまえに』へのトリビュートCDに収録)というだけなら、見送ろうと思ってました。小冊子つきでも。「最高のアルバムが出来たから廃業する!」なる旨を宣したんだから、インディーズ時代の曲に遡るまでもなかろうと……。
 結局、買って良かったかな、と。メジャー個人名義のCD/DVDは全て持っているので、それらの重複分を省いたとしても。おそらく、再ミキシングも再マスタリングもしてませんけどね。

 「蛙の歌」は、自虐というより自己犠牲が全開の歌。ウザいほどの(笑)。重い低音──ピアノ(じゃなくてフォルテだね)とドラムズが、腹に響きます。
 「処方箋」は、シャバダバ。自虐の恋歌。この曲だけ、CD二枚を通じてミキサーが違います。ミキサーとして根上誠二さんが名を連ねているので、インディーズ時代の曲かしら?
 「ジュエリー」は、『解体ピアノ』最終曲「輪舞曲(ロンド)」へのクエスチョン・ソングとも取れそうな、「輪舞曲(ロンド)」の直前に置いても良さそうな歌。自虐というより、スローでアンニュイな感じ。でも、締めくくりの内容でもあるので、かぶってしまうと外したのかしら?

 インディーズ時代の曲は少しく知ってはいますけど、新鮮な発見もありました。
 一枚目ミニアルバムからの「感謝的生活」「聴こえたから」の(額面どおりに受け取れば)ポジティヴな歌詞は、メジャー時代からは想像できませんね。「恋予報」「輪舞曲(ロンド)」のような爽快感ではなく、躁の狂気を感じさせますけど。
 一枚目アルバムからの「ラブレター」の静謐かつ軽妙でゴスペル歌を想起させる開放感も、やはり新鮮。「梅雨色小唄」は、奥井亜紀さんを彷彿とさせました。
 「迷い猫」は、どのCDに入っていたんだろう?

 初回限定の小冊子は、文章が14ページ。味のある本人の(?)挿絵入り。かつて「1」が存在したのかは知りません(笑)。この「2」は、デビュー前の(音楽教師資格の)教育実習時から、解体アルバムまでの内容。淡々と且つ、赤裸々な回想記。メージャー一枚目アルバム『ただいま』の製作時に、大失恋してたんですと(笑)。
 インディーズが五年間で、メジャーが二年半強。その両時代を、ヨエコさんは何ら分け隔てしていません。箔づけのインディーズじゃないんですね。

 改めて感じるのは、メジャー一枚目シングル「楯」の唯一無二のオリジナリティ。もっと変な歌は他にもあるし、インディーズ時代の「恋の大捜査」はシャバダバ歌謡を再解釈し極めています。しかし「楯」は、他の誰の何ものにも似ていず、しかも徒に奇をてらっていない。痛々しくて優しい。か細くて幹太な、悔恨と自己犠牲と再生の歌。
 「楯」に出会わなかったら、ここまではヨエコさんの歌を聴かなかったでしょう。

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2008年10月17日 (金)

Fairy Dance

Fairydance KOKIA『Fairy Dance~KOKIA meets Ireland~』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、最新アルバムです。全8曲の34分。

 タイトルどおり、アイルランド音楽に接近したミニ・アルバム。前からエンヤに似た印象をあたえていたのに、真正面から行きましたねぇ(笑)。
 アイルランド録音で、演奏やミックスは現地の人たち。マスタリングは日本人。
 自身の曲が三つ(既存曲を含む)。古めの日本の歌謡曲(?)が二つ。アイルランド民謡が二つ。イングランド民謡(?)が一つ。

 アイルランドだから(?)、ケルトの妖精。へんてこ妖精語(?)みたいなのでも唄ってますけど、まともに聴けて異界テイストは希薄。既存オリジナルの奇矯な歌のほうが、不思議テイストがありますね。
 アイルランド風味も、ソウル・フラワー・ユニオンがドーナル・ラニー(アイルランド人)と共演してたときのほうが濃いです。多分。

 音楽的には、とがったところが無し。それが、ちょっと物足りなし。それも、ねらいどおりかもしれません。

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2008年10月15日 (水)

CANTE DIASPORA

Cantediaspora SOUL FLOWER UNION『CANTE DIASPORA(カンテ・ディアスポラ)』を聴きました。
 前に紹介しているバンドの最新アルバムです。

ソウル・フラワー・ユニオン ニュー・アルバム『カンテ・ディアスポラ』 特設ページ
http://www.breast.co.jp/soulflower/special/cante_diaspora/
ソウル・フラワー・ユニオン インタビュー-音楽情報サイトhotexpress
http://www.hotexpress.co.jp/interview/sfu_080917/

 直近マキシシングル三枚のタイトル曲およびカップリング曲「辺野古節」の計四曲が、新ミックスで収録されています。それらを除いた新曲だけでも、11曲54分もありました。
 「閃光花火」でのジゲンさんのベースが、びんびん響いてチョー気持ちいい(笑)。

 シングルと同様に、陽気で気持ちの良いロックンロールが多し。ときおり、しんみり重い歌も入るけど。そのものずばり、八曲目「パレスチナ」とか……。ムーディな歌や、「もっとおっぱい」などもあり。
 さすがに上記「パレスチナ」は、聴きやすくありません。でも他は全て聴きやすく、しかも良い歌ばかりでした。サウンド的にもね。

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2008年9月 6日 (土)

Who-08-

Who08 小谷美紗子『Who-08-』を聴きました。前に紹介している自作自演歌手の最新シングルです。
 タイトル曲は、既存曲の新録音。TVドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事」の、主題歌だそうな。いわゆる、「ドラマ/映画スタッフから懇願されて」パターン(笑)。

odani misako
http://www.odanimisako.com/

 当然、小谷美紗子Trioでの演奏(三曲目は除く)。ライヴで聴けば、すごく良いんでしょうね……。
 ジャケット紙から、グリーンミント・ガムの匂い(?)がします。なんで?(笑)

 一曲目タイトル曲の旧版(?)は、アルバム『CATCH』(2006年)に入っていました。すでにTrioでやっていたので、今回もアレンジはほとんど同じ。ミックスは、前よりもドラムズが後ろに引いてるかしら。
 二曲目「How」は新曲。曲調は疾走感がありますが、抽象的な“あなたとわたし”の歌。耳ざわりはよろしい。
 三曲目「Who(Piano Duo)」は歌なし。小谷さん自身と梶木良子さんによる、ピアノ二重奏。歌よりもスローで、激しさも影をひそめています。

 少し後に、Trioとしてのベスト盤『Odani Misako Trio』が出ました。ソロ歌手から通算三枚目のベスト盤ですが、それらは一枚も持ってません。小谷さん誠実だから(?)、ベスト盤に新曲/新録音を入れたりしないんですね。既存シングル/アルバムをすべて聴いていれば、原則聴き漏らしがありません。
 『Odani Misako Trio』初回限定盤は「Who-08-」PVのDVD付だそうですけど、別に要らないし(笑)。

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2008年8月 9日 (土)

Stories

Stories 飯塚雅弓『Stories』(CD+DVD)を聴きました。
 前に紹介した声優さんの、12枚目のアルバムです。

 前アルバムよりは良いかしら。強烈な印象は無いですけど、聴きこんでそう思いました。
 タイトルどおり、アルバムを通して一つのストーリーを綾なしています。それぞれ独立した曲ですけど。出会って、恋を深めて、ずっと一緒にいたいと思って、でもすれ違い別れちゃって、でも忘れられなくて、再会して、また恋を深めて、愛へと深まって、ずっと一緒にいましょう。という、平凡極まりないストーリー(笑)。
 作詞の名義は、ご本人とイズミカワソラさんの連名でした。

 メイン作曲者は、イズミカワソラさんで六曲。他は、浅田信一・堂島孝平・cota・長谷川智樹の四氏が各一曲ずつ(OP歌なし曲を除く)。
 単独では、cotaさん作曲の「きっと ずっと」が良かった。上記ストーリーで言うと、再会の曲。疾走感があり、土砂降りの雨の中の恋しあう二人、というシチュエーションも好きなので(笑)。

 DVDは、本アルバムからの三曲──「Sincerely」「忘れない。」「きっと ずっと」のヴィデオ・クリップ集。さほど凝ってはいない、ストーリー仕立てではない、口ばく主体の映像でした。(安っぽくもありません)

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2008年7月29日 (火)

オドレイ

Odoray LOVE『オドレイ』を聴きました。
 前に紹介している自作自演歌手の、二枚目マキシシングルです。

 標題曲と、「LOOK AROUND - LIVE@Shibuya 2008 -」の二曲が入っています。下記サイトから標題曲の、PV全視聴および試聴ができます。

LOVE official site - DCTgarden.com-LOVE
http://www.dctgarden.com/LOVE/

 前に紹介したライヴで飛びぬけて良いと感じた新曲が、この「オドレイ」でした。そのときは、まだタイトル無しだった。
 シンプルで力強い、お腹から湧き上がる歓喜のごとき歌。聴き手を、「踊れ 歌え」と笑顔で扇動します。正直、ライヴで間近&爆音“圧”で聴いた時のほうが、何倍も良かったんですけどね……。
 とは言え上記サイトで試聴し、LOVEさんの熱いメッセージに触れてみてほしいです。

 二曲目は、上記ライヴで録音していたと思しき、一枚目アルバム収録の歌。こちらは中速の、しみじみとした感謝の歌。
 注意書きによると、「バイノーラル録音」なんだそうな。いわゆる「ダミーヘッド録音」。ヘッドフォンで聴くと、歌声が自分の位置──頭の中ではない──、楽器が自分の周りで鳴ってる感じでした。
 ラヂオ・ドラマ(笑)などではダミーヘッド録音のを聴いたことありますけど、音楽では初めて。これはこれで、おもしろいですねぇ。

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2008年7月10日 (木)

PIED PIPER

Piedpiper the pillows『PIED PIPER』DVD付き初回限定盤を聴きました。
 前に紹介しているバンドの、最新アルバムです。

 全11曲(37分)の内、既存曲は四つ。シングルのタイトル曲三つと、カップリング曲「Across the metropolis」。新曲の内、一つは歌なしの短い曲。
 今回も、とても聴きやすいR&Rアルバム。始めはあんまり引っかからなかったけど、繰り返すうちに染み込んできました。全イギリス語詞の歌が二曲あり、それらが特にそう。腰をくねらせギターを弾くさまが思い浮かぶ「Purple Apple」。静かに始まり、サビに向かって縦ノリが深まって爆ぜる「POISON ROCK'N'ROLL」。どちらもシンプルだけど、とてもいい。

 DVDは、タイトル曲PVとイギリス語詞曲「Texan Daily Life」。
 前者は、本人たち演奏の普通の感じ。後者はCD未収録曲(?)で、カントリー&ウエスタン調の歌。映像は、本人たちがアメリカの町を淡々と歩く風景。タイトルどおりに、テキサスかどうかは分かりませんけど。

 年をとれば、誰でもノスタルジーが強まります。それを「時代遅れ」と切り捨てず、「昔は良かった」と埋没もせず、客観視して現在進行ロックの糧とする──。そんな姿勢が見えるアルバムでした。

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2008年7月 5日 (土)

海へゆく

Gototheses SOUL FLOWER UNION『海へゆく』を聴きました。
 前に紹介しているバンドの、最新マキシシングルです。

ソウル・フラワー・ユニオン ニューマキシシングル「海へゆく」特設ページ
http://www.breast.co.jp/soulflower/special/umieyuku/

 新“録音”二曲(一曲はカヴァー)とライヴ演奏五曲(既存曲)の、計七曲の歌とタイトル曲の歌なしトラックが入っていました。
 ジャケットは、本物の昔の写真らしいです。

 タイトル曲は、前シングル曲「寝顔を見せて」に似た曲調。ゆったりとして且つ力強い、茫漠たる海原を眺めるような。
 カップリング曲は、リクオ「アイノウタ」の歌詞を一部変更(?)したカヴァー。スキャットも明るい、そのまんまポジティヴな愛の歌。一人称“オレ”を直せば、「みんなのうた」でも流せそう(笑)。リクオさん本人も、これとタイトル曲にピアノ&コーラス(&叫び?)で参加しています。
 ライヴ演奏は、2007年の複数本の中から。とても綺麗に整えられていて(?)、サウンド的にはスタジオ録音みたい。勿論、グルーヴィーですけどね。

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2008年6月27日 (金)

親愛なる君へ

Shinainarukimie 柴田淳『親愛なる君へ』を聴きました。初回版で、「豪華36P写真集付」(笑)。
 前に紹介している自作自演歌手の、ビクター移籍後二枚目のアルバムです。

 しば淳さんのCDは、これで買うのを止めます。
 CDを買い続けるのは、「好んで聴きたくなる」か「面白味を感じる」場合。ここ二枚には、どちらも無くなりました……。

 聴き込むと、第一印象ほど悪く感じなくなりました。でも上記の二点は、どちらも感じられず。
 片思いが実った後の戸惑いの「カラフル」・ふんわりした恋心の「ふたり」などには、少しく非凡さを感じます。でも、深く入って来ないんですねぇ。『夕陽よ昇れ!!』的な僕視点の「君へ」には、「いまさら?」と……。

 写真集(上記写真の右側)は、録音地ブリスベンでの撮影。気どった写真は少なく、大半がスタッフとの──あるいはスタッフのみも──撮影。しば淳さんの面白キャプションが、ふんだんに入っています。

私信。
 Iさん、ご所望でしたら柴田淳ビクター移籍後アルバム二枚をお譲りします。お望みであれば、メールください。

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2008年6月19日 (木)

未だ見ぬ明日に

Intoanunseentomorrow ASIAN KUNG-FU GENERATION『未だ見ぬ明日に』を聴きました。前に紹介したバンドの、純メジャーでは最初のミニ・アルバム(六曲入り22分)です。

 四枚目フル・アルバムの時にはできてた曲だけど、捨てるには惜しいと、ミニ・アルバム出すのを決めてたそうな。バンド曰く。
 そうかなー、って感じ(笑)。あんまり、可も無く不可も無く。二曲目「サイエンスフィクション」の歌詞におけるSFの誤用(?)には、ちょっとムッとしましたけど(笑)。

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2008年6月17日 (火)

解体ピアノ

Kaitaipiano 倉橋ヨエコ『解体ピアノ』を聴きました。前に紹介している自作自演歌手の三枚目フル・アルバムにして、最後のオリジナル作品。
 ジャケットの絵は、本人の似姿かしら?(笑)

倉橋 ヨエコ|BabeStar.net ベイブスターレーベル
http://www.babestar.net/babestar/-/Artist/A020110.html
倉橋ヨエコ - 音楽情報サイトhotexpress
http://www.hotexpress.co.jp/artist/230/

 一・二曲目は、倉橋ヨエコど真ん中の歌。悲観や粘着を、暗く/明るく唄う。
 三曲目「春町ガール」、まるで矢野顕子『春先小紅』!(笑)「♪マスカラ命の女です~」より、よっぽど化粧品CM向き。でも、前アルバム『色々』から予期される範疇内。
 四~六曲目は、「ともだちの歌」を含んでヨエコ節が続きます。
 そして、隠し目玉とも読み取れる七曲目「恋予報」。タイトルをいい意味で裏切らない、いつでも/誰にとってもエヴァー・グリーンであろう歌。抽象的/普遍的に、恋の楽しさを抑え目で謳い上げます。これなら、アイドル声優にも曲提供できそう(笑)。
 八曲目「バルンの不思議な旅」は、書き下ろし(?)で堂島孝平さんが作詞・作曲。のみならず、プロデュース、ギター、鍵盤、プログラミング、コーラス参加まで。ファンシー且つほろ苦さもある、まさに堂島孝平(さんが曲提供する場合の)ワールド!
 九曲目は、小坂明子『あなた』のカヴァー。オリジナル版は「秘めたる狂気」がびんびんですけど、なぜかヨエコ版はあっさり控えめ。そして軽やか。それが逆に怖い(笑)。
 10~12曲目は、「マネキン人間」別アレンジ版を含んで、最後の一踏ん張り。最終曲「輪舞曲(ロンド)」は、まさに集大成の大団円!極小・極私事を普遍に還元させる、短絡的ではない豊かな感性。何たるフィナーレ!

 破滅・激情曲の量産をして、何たるストイックな自己統御。たつ鳥、あとを濁さず。それらも含めて、見事な音楽屋でした。

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2008年6月 6日 (金)

New Animal

Newanimal the pillows『New Animal』DVD付き初回限定盤を聴きました。前に紹介しているバンドの、最新シングルです。
 タイトル曲を含む、新曲三つ(またもや、全11分)が収録されています。

 タイトル曲は、あんまり頭に残りません。何回聴いても。「烏合の衆には成らないよ」なる旨の、軽快な歌。前奏のベースが良いです(笑)。
 「Finger post of magic」は、マーチ・ソング的な曲。コーラスとして、北海道先輩バンドの怒髪天メンバー全員(?)が参加しています。いい意味で(?)、非常に暑苦しいコーラス(笑)。
 「Mr. Droopy」は、全イギリス語詞。歌詞内容は穴掘りについてで、暗喩的です。タイトル曲よりも、さらに軽快なR&R。三曲の中では、最も良いかしら。

 同梱DVDは、2008年にアメリカで行われたライヴと前後の様子を、「Mr.Droopy」に載せて見せるダイジェスト映像。約五分。有料ライヴ/無料プロモーションなど、いずれの種類のライヴか分かりませんが。
 画質は、あまり良くなし。

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2008年5月27日 (火)

友達のうた

Tomouta 倉橋ヨエコ『友達のうた』を聴きました。前に紹介している自作自演歌手の、三枚目シングル。6月4日発売の最終アルバム『解体ピアノ』からの、リード曲なのでしょう。
 知人のウェブログ記事を読み、発売を知りました。「CDでーた」今月号の発売予定に載っておらず、危うく買い逃すところでした。(多謝!)

倉橋 ヨエコ|BabeStar.net ベイブスターレーベル
http://www.babestar.net/babestar/-/Artist/A020110.html

 タイトル曲は、からっとしてアタックの効いた歌。nobodyknows+からの二人が、それぞれプロデュースとラップで参加しています。ヨエコ節にラップ!(笑)
 ほぼ同じタイトルを、いろんな人が自曲に名づけていますよね。多くは、「いまは離れ離れだけど、ずっと友達だよ」みたいな歌で。しかしヨエコさんのは、「恋人に成れそうもないから、ずっと友達として側にいる」というような歌。ありがちな内容(?)ながら、「切ない」というより「オフェンシヴ」です(笑)。

 カップリング曲「マネキン人形」は、沈鬱でダーク。ANATAKIKOUの松浦正樹さんが、コーラス参加しています。
 「人間を辞めて、マネキン人形になります」というような歌。ネガティヴな歌詞はいつものことですが、ここまで暗い曲調と組み合わせは珍しい。コーラスとあいまって、まるで自らへの葬送/鎮魂曲のよう(笑)。

 メジャー契約からの撤退ではなく、「廃業」を宣言したヨエコさん。最後のアルバムまで、見守ります。

倉橋ヨエコ オフィシャルサイト
http://www.kurahashiyoeko.com/

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2008年5月15日 (木)

音海スイム

Onkaiswim 奥井亜紀『音海スイム』を聴きました。
 前に紹介した自作自演歌手の、最新アルバムです。

 昨年の前作以上に、ピンと来ないアルバム。ピンと来るフレーズ(歌詞/旋律)がある曲すら、二曲──「春のくちびる」と「熱帯夜」しかありませんでした。
 現状の恋愛を凡庸に肯定する類の歌が三曲もあり、ちょっとがっかり。歌詞の中に「“シュミ”レーション」とあるのも、ちょっとがっかり(笑)。

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2008年5月 4日 (日)

Morph the Cat

Morphthecat Donald Fagen『Morph the Cat』を聴きました。
 2006年発売のCD+DVD二枚組みの輸入品で、Amazonで3371円。CDと同曲目のDVDに映像は無く──静止画が表示されるのみ──、DOLBY dts 5.1ch(96kHz/24bit)で“音場”を聴かせるためのものらしいです。

 Donald Fagen(以下、ドナルド・フェイゲン)は、スティーリー・ダンの中核者の一人だそう。ソロとしては他に、『The Nightfly(ナイトフライ)』(1982年)などを出してるとか。スティーリー・ダンや「ナイトフライ」という“名称”に聞き覚えはありましたが、ドナルド・フェイゲンは知りませんでした。
 「『ナイトフライ』は、最も巧みに製作されたアルバムの一つとして広く認識されている。レコーディングエンジニアの中には、再生装置の質を確かめるためにこのアルバムを利用している者もいる。」(Wikipediaから引用)だそうな。それは知らなかったけど、『Morph the Cat』をオーディオ・チェック“CD”として挙げているウェブログがあり、聴きたいと思いました。

 オーディオ・システムが少しマシになったので、“音場”に興味が出てきたんですね。音場とは、「個々の音が鳴ってる場所(および、その再現)」と理解しています。楽器・歌などの、ステレオ2chで擬似的に再現される左右と前後(奥行き)の。
 でもプラグ接続楽器は、アンプ及びスピーカーを通さないとまともに聴こえません。ですから、ライヴ演奏からして音場は擬似的なんですよね……。

 聴きなおした手持ちCDの中では、ORIGINAL LOVE『結晶』(※)の音場が面白いと感じました。特に、一~三曲目が。ジャズを意識しているようなサウンドで、音場を楽しむならジャズが良いのかしら……と。
 しかし、ジャズの“どのCD”を聴いたらいいかなんて、てんで分からないですからね。“名演奏”や“名録音”の“名盤”なら兎も角、“名音場”となると……。

 で、肝心の『Morph the Cat』。現状システムでは、おおむね下記のように聴こえました。
●ベース:真ん中の前に、かたまりで聴こえる。ぼやけてはいない。
●ドラムズ:後というより、(奥行きの)真ん中。(左右の)真ん中から両サイドに、広がっていくように聴こえる。
●ギター:基本は両サイド。おおむね、最低でも二本は鳴ってるみたい。センターと両サイドの三本のギターが明確に聴き分けられ──単に分離性が良いだけではなく──、驚いた。(ギタリストが四名、明記されてる曲もある)
●ヴォーカル:ベースとほぼ同じ。無論(?)、ベースよりもくっきりと聴こえる。
●その他:基本は両サイド。
 好きな曲は、ありません(笑)。オシャレなAOR──Audio-Oriented Rockで、悪くはないですけど。歌詞も輸入盤にしては珍しく(?)、ちゃんと書いてあります。でも、目的が目的なので読んでません(笑)。

 DVDは、PowerDVD6 OEM版で再生すると5.0ch(48kHz)と表示されます。SPDIF出力で、有線ヘッドフォン・サラウンド・プロセッサー・アンプ(SONY DP-1000)を通して少し聴きました。
 でも、音場が面白いとは感じません。擬似サラウンド環境では、なんとも評価できませんね。

 結局、音場のオーディオ・チェックCD/DVDとして、妥当なのかは分かりません。レファレンスの環境で聴いたことが無いんですから(笑)。
 音場云々の追求(?)は、これぐらいで止めておこうかしら。あとは、偶然の出会いに期待して……。

※1992年のアルバム。これだけ持ってます。ブレイク前夜(笑)の、「月の裏で会いましょう」が良いんだなあ……。
 一曲目「心理学」も最高!歌詞が、「いっぱいオカルトだらけ おまけに/Sexだらけで有頂天」ですから(笑)。

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2008年4月28日 (月)

Sound & Recording Magazine 2008.5

Srm0805 「Sound & Recording Magazine 2008.5」を買いました。初めて読む雑誌です。
 前に紹介している自作自演歌手LOVEの新曲「BABY & TEDDY」が、付録CDに収録されていたので。

 ざっと眺めた雑誌そのものは、ほとんどチンプンカンプン。でも、リスナーとしてのレヴェルが上がったがごとき錯覚が得られます(笑)。何にも楽器演奏できないのに、「ドラム・マガジン」や「ベース・マガジン」を読んだとき──「ギター・マガジン」ではなくね──のごとく。いずれも、手に取ったこともないですけど。
 いまどきはDTM(Desk Top Music)とは言わず、DAW(Digital Audio Workstation)──PCを使うと限らないけど──と言うようです。前者は“行為”で、後者は“環境”(システム)ですが。しかしPro Toolsのプラグインって、一つ3500円~4000円弱ぐらいするんですねぇ。それらを、豊富に入れなきゃならないとは……。
 興味深い記事に、「音楽配信用マスタリングは必要か?」がありました。海外エンジニアによる記事で、現状ではCDと一緒がほとんどだそうな。低品質(着うたなど)だったり販売用で無い(サイトBGMなど)場合は違うようだけど、いわゆるエンジニアは関わらないんだとか。でも最近、宇多田ヒカルさんの新アルバムで、CDと配信用で別々のエンジニア(どちらも外国人)がミックスしたのが話題になったそうな。

 で、LOVEの歌。打ち込みありの、ざっくりしたフォーク・ロック。「赤ん坊とテディベアがダンスする」歌。ラフ・ミックスの曲素材を提供し、五人の職業エンジニアがミックス・ダウンする──。という企画への曲供出。
 素材は、32トラック。ギターと歌はLOVE本人で、ベースはLOVEの演奏から切り出したループを加工。他は、ラフ・ミックス担当エンジニアの打ち込み(ピアノの自演奏など、サンプリングを含む)。だそうな。

 ほとんどのパターンで、ギターが聴こえやすくなっています。トラックごとの音量上下に頼らず、トラックごとの帯域カットや、アタックを強くしたりなどをするそう。同様にして、歌も語頭/語尾をはっきりさせたりとか。なるほどねー。
 わたしは、甲斐俊郎さんミックスが好みでした。サウンドが蜜に過ぎず、スカスカ過ぎず。解像度がいいけど、聴き疲れしない適度な“ぼかし”もある。低音が土台でドシッとし過ぎて、上物を見上げる感も無い。音場も、前後・左右で妥当な感じ。保守的な好みだなー、と思いつつも……。

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2008年4月14日 (月)

満月の夕 ~90's シングルズ

Sfu90s SOUL FLOWER UNION『満月の夕 ~90's シングルズ』を聴きました。前に紹介しているバンドの、1990年代にKi/oon Recordsから出た音源からの二枚組み編集盤です。
 全34曲中、未発表音源が六曲(一枚目17曲目と二枚目13~17曲目)。その内「さすらいのカッパ」と歌なし「電飾のまち」は、曲自体が初リリース。その他の28曲は、フル・アルバムを除く全オリジナルCD全曲の網羅です。表記バンド以外にも、SOUL FLOWERレーベル全ての。

『満月の夕 ~90's シングルズ』 SPECIAL CONTENTS
http://www.breast.co.jp/soulflower/special/90-singles/

 「テル・ママ」も、初音源化じゃないけど初めて聴きました。シングルCDのみに入ってたんですね。全イギリス語詞で、内海洋子さんがソウルフルに唄ってます。前身バンドの片方のMESCALINE DRIVEらしい──帰国子女の内海さんの発音を武器にしてたころの──歌です。
 「電飾のまち」は、ほんとに小品。上記ページで、中川敬さんも言ってますけど。わたしには、NEWEST MODEL「秋の夜長」サビの旋律が聴こえるけどなー。
 「さすらいのカッパ」は、意味有りげで無さげ有りげな歌詞が絶妙。軽妙な旋律と、三線・お囃子などが合っています。

 わずかな差異のために……と思ってたけど、買って良かったです。
 前にSFUの歌を頭でっかちのごとく書きましたが、シングル曲などをあらためて聴くとポップ。ほとんどの歌を、おぼえていました。好きゆえに、逆美化してたんだなー。

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2008年4月13日 (日)

ライヴ辺野古

Livehenoko SOUL FLOWER UNION & MONONOKE SUMMITの音楽DVD(およびCDの二枚組み)、『ライヴ辺野古』を観ました。
 前に紹介しているバンドと仲間たちの、辺野古──いわゆる沖縄の普天間における2007年2月24~25日のライヴ映像です。表題の本編69分+特典映像約35分。

ソウル・フラワー初のライヴ映像作品『ライヴ辺野古』、特設ページ
http://www.breast.co.jp/soulflower/special/henoko/
ryuQ(リュウキュウ)特集ページ 「てぃーだブログ」沖縄県観光ガイド・エリアガイド★沖縄を愛する人々のための沖縄を感じるサイト
http://ryuqspecial.ti-da.net/e1986373.html

「基地は要りまへん。もっとキ○タマを!もっとオ○パイを!」

 中川敬さんの上記MCに象徴される(?)、楽しいライヴ映像。動機や目的がシリアスでも、振る舞いはとことん陽気。でも、ネット右翼からは非国民って言われちゃうんだよね(笑)。
 螺旋状に巻かれた鉄条網が、陸地から砂浜・海へと続いている。“こちら側”から付けたであろう、バラ線の色とりどりのリボン。キャンプ・シュワブと隣り合う砂浜──。そんな静かな光景から、DVDは始まります。

 一日目は、モノノケ・サミット名義。プラグ接続楽器を、電気ベースを除いて排した編成。普通のバンドではいない、三線、チンドン、アコーディオン、クラリネットなどが加わっています。
 モノノケ編成なので(?)、オリジナルは「満月の夕(ゆうべ)」のみ。あとは、島唄・労働歌・外国民謡(の日本語詞版)など。山海塾みたいな白塗りおじさんが、舞台で常にエイサーのように踊っていました。曲によって、おじさんが三人ぐらいに増えたり(笑)。

 二日目は、ユニオン名義。三線に替わり、電気ギター。アコーディオンに替わり、キーボード。あとは同じ(笑)。
 曲は、全部オリジナル。あいにくの雨ですが、一日目と異なり中川さんは革ジャンパーを脱いでしまってます(笑)。

 撮影・録音とも、いまいち。それどころか、二日目はPAも不調気味のよう。PAさん(?)の会話が、頻繁に入ってきます。風の音が、両日とも時々入るし。まあ、ノイズが酷い──とかではないけど。
 そして歌に、なぜか日本語字幕付き。埋め込み状態で、非表示にできません(笑)。でも、上記のように観てて楽しいんですね。製品の質が低くても、元々のコンテンツの魅力で。
 そしてそして、直毛でサングラスじゃない内海洋子さんが、遠目には光浦靖子さんに見えました(笑)。

 特典映像は、PV一曲と別場所のライヴ一曲。それと映画『基地はいらない、どこにも』【予告編】と、23分のドキュメンタリー『アメリカの戦争と日本』。
 『アメリカの戦争と日本』では、矢臼別(北海道)・梅香里(韓国)・辺野古などの、アメリカ軍の基地/演習場と接する土地が描かれています。梅香里の演習地では、劣化ウラン弾が使われてるそうです。日本領土内では使われない劣化ウラン弾だけど、まあ韓国軍自体も装備してるようですからね。

 CDは、前にも紹介した「辺野古節」のヴァージョン違い三曲。この曲は、本編ライヴでは演奏されてません。ライヴ辺野古のあとに出来たのかしら?

 最後に、辺野古で「阻止行動」中の平良夏芽さん(沖縄の牧師さん)の講演の“ごく一部”を、DVDブックレットから引いておきます。

 何かするときに、「それぞれが出来ることを出来る範囲でしたらいいよ」っていう言い方をする人がいますけど、政府が本気で米軍基地を造ろうとして、それを素人の集団が止めようとしたときに、それぞれが出来ることを出来る範囲でやってたら、本当に止められると思いますか? 「反対運動」ならそれでいいんですよ。出来ることを出来る範囲でいいんです。いざ「止める」と考えたときに、「自分の出来ることをしよう」では止まらないんです。今、何が起きようとしているのか。基地を作る工事というのはどういう形でするのか。それを止めるためには何が必要なのか。どうしたら止められるのか。どういう資格、どういう技術、どういう体力が必要なのか。一生懸命勉強してみんなで相談して、そうやって自分たちを鍛えていったのです。船の免許を取ったりダイビングの資格を取ったり、そうやり続けたのが辺野古です。

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2008年3月31日 (月)

ワールド ワールド ワールド

World3 ASIAN KUNG-FU GENERATION『ワールド ワールド ワールド』を聴きました。日本の四人組ロック・バンドの、四枚目フル・アルバムです。

 まあ、いいんじゃないでしょうか。客観的には。“あぶり出し”の歌詞には、いまいち乗れませんけど。三曲目「旅立つ君へ」の韻を踏んでるような感じは、ちょっと間抜けっぽくて好き。
 なぜか、イギリス語訳の歌詞カードも付いています。SFUなどと違って、イギリス語訳する“内容的な”意義を感じませんけど。

 ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、メジャー初シングル曲『未来の破片(かけら)』を聴いて好きになりました。アルバムは裏ベスト盤も含め全て聴いてるけど、その一曲しか“大好き”な曲はありません。それだけ、チョーかっこいいんだ(笑)。

 ジャケットは、例によって中村佑介さんのイラストですね。2003年のメジャー・デビュー以来(?)、全てを手がけている。中村さんのイラストは、森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』や石田衣良『親指の恋人』など、小説の表紙でも頻繁に目にするようになりました。
 わたしは、大谷リュウジさんの方が好きだけどなー。同種カテゴリー(?)の、没個性的なモード系イラストの中から選ぶのなら(笑)。大谷さん、今どうしてんだろう……。

OTANIRYUJI.COM
http://www.otaniryuji.com/

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2008年3月30日 (日)

The Voice

Thevoice KOKIA『The Voice』を聴きました。全12曲の61分。
 前に紹介した自作自演歌手の、最新アルバム──六枚目オリジナル盤です。前アルバムと比べると、二割減の尺ですね(笑)。

 五枚目アルバムは大絶賛しましたけど、それよりは落ちます。三・四枚目よりは上ですけど。
 エンヤとビョークの間の、中途半端な感じというか……。

 意外にも日本盤スペシャル・トラック「私にできること」を、好きになりました。「中越沖地震で被災に遭われた方たちを励ますために書かれた曲」だそうで、いわゆる応援ソング(※)。SFU「満月の夕(ゆうべ)」や平松愛理「南町から」──どちらも阪神淡路大震災を契機に作られた──とも毛色が違う、直接「頑張れ」と言っちゃう類の。
 率直な歌詞と素朴な凝らない旋律で、学校の合唱曲にもなりそうな歌。そんな優等生的な捻りの無い応援歌は、好みじゃないはずなのに……。(THEイナズマ戦隊「応援歌」は好き)

 他の曲は“お上品”な感じ──「いい子ちゃん」ではなく「芸術的」な──で、あんまり好きになれませんでした。カッチーニ作とされる「Ave Maria」を唄っていたり。「song of pochong(ポチョン)~雫の唄」は、幾分の変さがあって良かったですけど。

# 「special thanks」に「MINISTRY OF DEFFENCE」──防衛省が入っているのは、中越沖地震の関連かしら。救助出動したからとか……。

※アルバムしか追っかけてないので、知りませんでした。少し前のNHKプレミアム10「絆・被災地に生まれた“こころの歌”」──「満月の夕」が取り上げられていた──でも、確か触れられてなかったし……。

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2008年3月24日 (月)

Wake up! Stand up! and Go!

Wakeuptour the pillowsの音楽DVD、『Wake up! Stand up! and Go!』を観ました。前に紹介しているバンドの、最新DVDです。
 シングル『TOKYO BAMBI』と、同時発売でした。

 2007年10月8日──ツアー最終日一日前の、Zepp Tokyoにおけるライヴ映像です。開演後のほぼノーカット(?)二時間──楽器交換の暗転・アンコール待ちなどを含む──と、ツアーのダイジェスト(ハンディ・キャメラ撮影)12分が内容。インタヴューや楽屋風景などは無し(後者は、ダイジェストにはある)。
 ちなみに最終日のライヴは、NHKで昨年12月に90分番組として放送されました。インタヴューなども少しありつつ。無論それを観てたので、新鮮味は無かろうと期待してませんでした。

 ところが、良かったです(笑)。キャメラ台数が多くて画質もいいとか、音もいいとか当たり前のこととは別に。下記のような、新鮮な再発見もありました。
●「シリアス・プラン」の高く細い裏声コーラスは、鈴木淳さん(サポート・ベース)。
●中盤の、ライヴでは珍しい曲演奏(「Black Sheep」など)で際立った、綺麗なギター・アンサンブル能力。
●ライヴ映えする「その未来は今」。

 曲目は、最新アルバムのを除いて(?)日によっていくらか入れ替えてるようですね。「ストレンジ カメレオン」がありませんでした。
 そして本家(?)「LITTLE BUSTERS」は、何度聴いても胸が熱くなります。バスターくん巨大風船三体の登場は、何とも言いがたいですけど(笑)。

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2008年3月23日 (日)

TOKYO BAMBI

Tokyobambi the pillows『TOKYO BAMBI』DVD付き初回限定盤を聴きました。前に紹介しているバンドの、最新シングルです。
 タイトル曲を含む、新曲三つ(全11分!)が収録されています。音楽DVD『Wake up! Stand up! and Go!』と、同時発売でした。

 avex移籍後は、楽曲から“分かりやすい分かりにくさ”が減じています。特にシングルでは。単純明快なロックン・ロールだと思ったら裏があったり、または額面どおりだったり。一聴して変な曲というのが、あんまり無くなりました。
 おそらく今回は、額面どおりのほうでしょうね。

 タイトル曲は、派手っぽい曲調の恋歌。東京スカパラダイスオーケストラから三人をゲストに招いた、ホーンが入っています。
 「Go! Go! Jupiter」も恋歌。ストレートなロックン・ロールです。移籍後の歌の中では、最も好きかも。
 「Across the metropolis」は、ナイーヴかつナンセンスな歌。穏やかでフォーキー。他の二曲が賑やかなので、良い組み合わせでしょう。

 同梱DVDは、タイトル曲と「Go! Go! Jupiter」二曲のPV。
 タイトル曲は、ほぼメンバー本人たちのみの一見チープな映像。狭い室内で小道具を多用しつつ、一カット撮りしているようです。サポート・ベースは律儀に運指してますけど、伴奏時のギターはエア・ギターより酷し(笑)。ドラムズ──バスタブにドラムいくつかと詰め込まれてる──は、スティックがドラムに全く触れていません。わざと、そうしてるんでしょうけどね。
 「Go! Go! Jupiter」は、古き良き(?)アメリカンTVアニメーションみたいな感じ。本人たちを含む四頭身(?)キャラクターが、サイケデリックな宇宙で疾走しています。「♪自転車で木星まで/キミを後ろに乗せて」の歌詞そのままに。タイトル曲PVより、お金かかってそうです(笑)。

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2008年3月12日 (水)

LOVEライヴ2008.03.04

Love20080304 LOVEのライヴを観ました。2008年3月4日に、渋谷のO-WESTで。
 前に紹介している自作自演歌手の、ソロ──LOVE名義になって初の単独ライヴだそうな。

 すごく良かった!格好良かった!音楽もルックスも、関西人らしい気取らないしゃべりも。編成は四人で、当人(歌・ギター/電気ギター)、電気ギター、ドラムズ、ベース(兼マニピュレーター兼コーラス)。会場は、定員200人ぐらい(?)のライヴ・ハウス。
 パワフルかつ繊細。CD再現性が高く、なお素晴らしい。演目は、アルバム全九曲と同数ぐらいの他曲。他曲は、新曲とカヴァーの外国曲(?)とその他。前バンドの曲は、やったかどうか分かりませんでした。

 前はCDをいまいちと書きましたけど、さらに聴きこむほど染みこんできて、とても好きになりました。平原に吹く、大らかな風のような歌。成長の不安と喜びを、訥々とささやく歌。PSY・Sの名盤『NON-FICTION』の「ロボット」のような、レトロ・フューチャーな歌(例えが古いね!)。などなど。
 そして、新曲の中の一つが突き抜けて良かった。唄え・踊れという類の、いわゆる歓喜の歌。途中でフルで唄うのですが、登場時に軽く──パワフルにサビを一節。その一節だけで、ゾクゾクっと来ました(笑)。

 LOVEさんの出で立ちは、アルバムのジャケットにほぼ準じた姿。白いレースのキャミソール・ワンピースに、黒い見せ(?)ブラジャー。スエードのロング・ブーツ。長い黒髪。
 三・四メートルの距離で観てましたけど、すっごい綺麗!ジャケット写真に、偽り無し(笑)。

 まともに有料ライヴを観るのは、おそらく2002年の“つじあやの”さんコンサート以来。それゆえか位置取りに失敗しましたけど──前後左右に頭を揺らす人の後ろに立ってしまった(笑)──、それを割り引いても大満足のライヴでした。

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2008年3月 2日 (日)

favorite

Favorite 加藤いづみ『favorite』を聴きました。初だというカヴァー・アルバムです。
 全13曲とも、日本語詞の歌。訳詞された歌(「恋は水色」!)もあり、イギリス語フレーズ混じりの歌も無論(?)ありますけどね。かつてはリッキー・リー・ジョーンズを文字どおり「フェイヴァリット」にあげていたので、ちょっと意外な選曲でした。

加藤いづみのアーティスト情報(プロフィール)無料で音楽配信中|Ameba Room(アメーバルーム)
http://profile.ameba.jp/katoizumi

 本アルバムでは、ドラムズ無しのアコースティック調セットが伴奏の基本。そのための編曲が、おもしろくはありました。
 でも、ファン以外にはあんまり薦められないかしら。クラムボンが作ったカヴァー・アルバムと違って。歌唱力は、相変わらず見事なんですけどね。

 選曲は、マニアックでもミーハーでもなく。かと言って、しっくりも来ず(笑)。もっとも新しい歌は、THE BOOM「中央線」(1996年)かしら。
 「赤い花 白い花」は、叙情的です。赤い鳥のオリジナル演奏は知りませんけど、童謡みたいな感じ。
 「守ってあげたい」は、やはり良い曲ですね。歌い手としては、ユーミンより加藤さんの方が上だと思いますし。加藤さん、ユーミンのツアー・コーラスをしてたんですけどね(笑)。跳ね気味の、ウエスタン・チック(?)なギター演奏です。
 「フレンズ」は、間奏のシンセサイザーがヴァイオリンに変わっています(笑)。
 「悲しみにさよなら」は、ボッサのような編曲。原演奏も安全地帯の中ではウェットじゃないほうでしたが、もっとサッパリしています。
 「恋は水色」が、元々は歌だったとは知りませんでした。ポール・モーリア楽団オリジナルじゃないのね。これも童謡調の編曲。

 加藤さんは、1990年代に最も好きだった歌い手さん。月並みですが、「好きになって、よかった」で知りました。わたしが握手していただいた、唯一の有名人です(笑)。
 歌の上手さは変わりませんが、ほぼ純粋な歌い手なので──作詞も作曲もほとんどしない──、出会う歌しだいですからねぇ……。これからの新曲がどうであれ、追い続けたい歌い手さんです。

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2008年2月15日 (金)

doll/human

Dollhuman Lia、多田葵『doll/human』を聴きました。TVアニメ『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』のED曲だそうです(※)。
 前に紹介したマキシシングル『リトルバスターズ!』の一・二曲目の作詞・作曲者である麻枝准さん(PCゲーム・ブランドの主催者)が両曲とも作詞・作曲を手がけ、なじみのLiaさんに唄わせて(?)います。なにか、つながりがあるのかしら。初の外部提供のようだし。

 両曲ともLiaさんが歌っていて、「doll」のみ多田葵さん版も入っています。多田さんという方、初めて知りました。
 「doll」は、静かに始まりサビで盛り上がる曲。サビ最後の、離して唄う語尾「♪か~ら~」がフックですね。Liaさんの歌は、高く伸びやかでスケール感がありながら、繊細な閉塞感──悪い意味ではなく──も併せ持っています。多田さんの歌は、下手ではないし繊細ですけど、歌唱力もフィーリングもLiaさんより下かしら。ヘタウマでもないですし。
 「human」は、より思索的な歌詞ですね。「doll」のようには昂揚せず、禅問答的(?)歌詞ゆえに、しんみりもしませんね……。

 まったく知らない人に薦めたいほどではありませんが、悪くはないCDでした。少なくとも、『リトルバスターズ!』の10倍は良かったです(笑)。

※原作漫画を読んだことも、TVアニメも観たことありません。これからも、どちらも見ないでしょう。このED曲を聴くために、一度だけTVアニメEDを見ました。

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2008年2月14日 (木)

euphoric field

Euphoricfield ELISA『euphoric field』を聴きました。2007年秋に放送されたTVアニメ、『ef - a tale of memories.』のOP曲だったそうです。
 日本語詞版と、イギリス語詞版と、TV版(イギリス語詞)が入っています。

 流麗でスケール感(こればっかり!)があり、疾走感もある旋律。すべて裏声で、繊細で清涼感のあるヴォーカル。ヴァイオリンが入り、音響・音場とも悪くはありません。そんな曲。
 意外にもリズム隊を除いて、ヴァイオリン、全(?)ギター、(作曲・編曲者による)ピアノがプログラミングではない楽器演奏でした。ヴァイオリンが最も目立っていて、他は歌を含め突出していません(笑)。

 歌唱力を云々する声もあるようですが、上記のごとく全て裏声なので、ライヴじゃないし声量は分からないですね。この曲では、楽器の一つとしての歌声のようですし。下手ではなく、フィーリングもあります。
 歌詞は、大した意味は無さそうに感じます。物語とリンクしてるのかもしれませんが、内容を全く知らないので。あんまり頭に入ってこない日本語詞版のほうが、心地よく聴こえて好きです(笑)。

 今頃CD買ったのは、DVDのCFや「アニメTV」ED曲として耳にし続け、無視できなくなったから(笑)。当初は、際立った曲だと感じなかったんですけど……。

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2008年1月23日 (水)

Sweet,Sweet Happy Birthday

Sweetsweethappybirthday つじあやの『Sweet,Sweet Happy Birthday』を聴きました。自作自演歌手(ウクレレも演奏)の、最新アルバムです。
 初回限定版の、「秘メガヌード」パッケージ。透明スリーヴにめがねフレームが印刷されていて、それを外すと、めがね無しの素顔が初公開されるという(「眼がヌード」?)。時東ぁみさんの素顔ぐらい、どうでもいいですね(笑)。

つじあやの『Sweet, Sweet Happy Birthday』スペシャルサイト
http://www.jvcmusic.co.jp/ayano/content.html
つじあやの official Website
http://www.tsujiayano.com/

 本人が言うように、伸びやかに変わった印象のアルバム。いままでが縮こまっていたわけではありませんが、より強く外に語りかけてる感じ。変わったといっても、フェイクを入れたりはしてません。ライヴでも、相変わらずCD再現性が高い──アレンジを変えていても──ことでしょう
 つじさんの歌は、ふんわり叙情的メロディで、言語明瞭意味不明瞭(笑)な歌詞が公的イメージでした。加えて、初期の三つ編み時代はウクレレ弾き語りがほとんどで。今回も突然の変化ではなく、徐々に冒険(?)してきてたんですけどね。

 それでも、最初のフルアルバム『春は遠き夢の果てに』(の「太陽に隠れてる」)が一番好きだなあ。良し悪しとは別に……。

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2007年12月26日 (水)

Cars & Girls

Carsandgirls  Clownfish『Cars & Girls』を聴きました。前に紹介した音楽ユニットの、最初のCD──五曲入りミニアルバムです。
 一月に出たCDですけど、オリジナルステッカー封入の初回生産分でした(笑)。

 上質でポップなCDですけど、「君とのサンデイ」ほどの際立ったポップな曲はありません。青臭い青春の歌・軽やかな歌・浮遊感のある歌・スケール感のある歌など、多彩ではありますが。
 ライヴ活動は継続しているようなので、新CDも出るといいなあ。

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2007年12月15日 (土)

Embryo Love Songs

EmbryoLoveSongs LOVE『Embryo Love Songs』を聴きました。
 前に紹介した自作自演歌手の、最初のアルバム。最初のマキシシングルの二曲も、そのまま入ってるようです。

 やはり、全曲自作でした。歌唱・演奏は文句なし。ぬくもりと孤独を感じさせる、しなやかな強さを持った歌たち。でも、もっと突き抜けたものが欲しかった……。
 依然と可能性は大いに感じるので、これからも応援してゆきますけどね。

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2007年12月12日 (水)

寝顔を見せて

Negaowomisete SOUL FLOWER UNION『寝顔を見せて』を聴きました。前に紹介しているバンドの、最新マキシシングルです。

 新曲二曲とライヴ演奏五曲(既存曲)の、計七曲の歌とタイトル曲の歌なしトラックが入っていました。
 タイトル曲は、あけっぴろげで陽気なララバイ(子守唄)。前CDタイトル曲と同様、とても良いです。もう一つの新曲は、辺野古(へのこ)──いわゆる普天間(!)の歌。声高なアティチュードの歌では無く、おおらかな讃歌ですね。
 ライヴ演奏も、総じてそんな感じ。『満月の夕(ゆうべ)』も入ってます。

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2007年12月10日 (月)

君とのサンデイ

Kimitonosunday Clownfish『君とのサンデイ』を聴きました。
 下記サイトの「PRODUCTS」から、“歌”の試聴・タイトル曲PVの部分視聴が可能です。

Clownfish  PROFILE
http://www.clownfish.jp/

 タイトル曲は、大変おしゃれでポップ。恋人との一週間と、その繰り返しを歌っています。ひねった裏の無い1980年代後半のような能天気さが、逆に屈折して感じられるぐらい。さび部を上記サイトで観れるPVも、レトロ・フューチャーなアニメーションが、サイケデリックな暖色系で大変ポップ。
 もう二曲のうち、一曲はイギリス語詞。両曲ともタイトル曲ほどキャッチーではありませんが、おしゃれでポップです。イギリス語は、あまり流暢に聴こえませんけど(笑)。

 本シングルCDは、発売された四月から知っていました。一月にも最初のCD──ミニ・アルバムを出していたようで、そのうちフル・アルバムも出るだろうと待っていたのですが……。
 気に入ったので、そのミニ・アルバムも聴こうと思います。

 本CD、Amazonで間違えて二枚買ってしまいました。百回以上Amazonで決済してきましたが、こんなの初めて。確認メールの商品名左の数量表示を、つい見落としていました。高額商品じゃなくて良かったです(笑)。
 売っても百円にもならないだろうし、どうしようかしら……。

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2007年11月27日 (火)

EXIT

Exittokumaru  トクマルシューゴ『EXIT』を聴きました。初回限定パッケージで、絵本のようなジャケットです。
 「先物オサレ音楽を聴かせて周りをうならせたい」という人に、兎に角お勧め!というような邪まな聴き方には、下記ページのコメントで吉野寿さん(イースタンユース)がチクリと釘を刺しています(笑)。

トクマルシューゴ『EXIT』特設ページ
http://www.shugotokumaru.com/

 特設ページから、筆頭曲(?)「Parachute」を含む三曲のPVを“全尺”観れます(「Button」はYouTubeへのリンクで、ほかはFlash)。PVはアニメーションで、アヴァンギャルドな絵本のような感じ。スイーツによる悪酔い──甘い悪夢といった味わいで、曲と合わさり相乗効果を得ています。
 全十曲中、二曲が歌なし。全曲スタイリッシュかつエクセントリックで、耳ざわり且つ耳なじみが良く、ねじれていて素直です。じっくりとも、BGMとしても聴けます。

 「Parachute」は特にキャッチーで一瞬で好きになりましたが、ほかの曲も聴きこむほどにどんどん好きになりました。聴きやすいのに、まったく飽きません。
 ポップ音楽が好きで、「ヒット曲じゃなければ聴きたくない」なんて善良な方(笑)でなければ、是非とも聴いてみていただきたいです。

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2007年11月 7日 (水)

政風会

Seifoukai  政風会『政風会』を聴きました。
 政風会とは、鈴木博文さん──ムーンライダーズ鈴木兄弟の弟のほう──と直枝政広さん──前に紹介したカーネーションの中心者──のデュオ・ユニット。政治団体ではありません(笑)。

 簡素な、フォーキー&アメリカンなロックですね。最大四人演奏で、プログラミングはほとんど無さそう。ほどほどに力が抜けています。メトロトロン──鈴木博文さん主催のインディーズ・レーベルから出してるので、半分お遊びなのかもしれません。
 曲数は、新作11曲+22年前(笑)の未発表作1曲。新作の5曲は鈴木さん作詞・作曲で、残りは直枝さん。それぞれ自作曲を主導歌唱していますが、そうではない曲もあります。63歳の鈴木さんが、自作曲で「♪ぼくはおじさん もうじきおじいさん」と唄っているの印象的でした(笑)。

 「政風会」名義の音盤は、1986年『DUCK BOAT』──メジャー・デビュー前のカーネーションとのスプリットLP盤──以来の二枚目。いかなる事情か、気の長いプロジェクトですねぇ。
 未発表曲の直枝さんの歌唱は、さすがに時の流れを感じさせます。ざっくりと力強くも脱力した今と違い、メロウで甘い包み込むような感じでした。

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2007年11月 6日 (火)

メグメル/だんご大家族

Dangofamily Key Sounds Label『メグメル/だんご大家族』を聴きました。同CDは、TVアニメ『CLANNAD』のOP・ED曲+αです。
 前に書いたとおり、「だんご大家族」(※)一点目当てで買いました。大満足(笑)。

 標題のOP・ED曲それぞれの、ロング版・TVサイズ版・歌抜き版が収められています。加えて、11分弱の「少女の幻想」リミックス版も収録。
 「だんご大家族」ロング版は、TVサイズ版と同じく二番は無し。新規歌詞が二行足され、繰り返しが増えたぐらい。増えた歌詞(だんご)は、月見だんご・ごまだんご・串だんご。やさしい叙情歌です。
 「メグメル~cuckool mix 2007~」は、既存リミックス版(ゲームBGM集に収録)の小変更版。抽象的な歌詞を疾走感およびスケール感のある旋律に乗せた、キャッチーな良い歌です。無印「メグメル」と、大きくは変わりません。
 「少女の幻想 ZTS Remix」は、ゲームのイメージボーカルアルバム(笑)『ソララド』──これは聴いたことない──収録曲のリミックス版。無印「少女の幻想」自体、「オリジナルBGMから旋律を引用し」作ったそうな。ビートの効いた、やや実験的な途切れのないダンス音楽──といった感じ。歌ではありませんが、ささやきに近いヴォーカルが入っています。個人的には好きでも嫌いでもない──どうでもいい種類の音楽。実験的だから……ではなく。

 客観評価でも、前に紹介した『リトルバスターズ!』の百倍いいと思います(笑)。

前に書いた「小さなてのひら」の歌詞を新たに(?)変更した「だんご大家族」は、誤りでした。BGM「渚」前半の旋律に歌詞をつけた、が正解。
 ゲームの真ED曲「小さな手のひら」は、やはり「渚」前半の“一部旋律”に新たに旋律を足して、歌詞をつけたものでした。「だんご大家族」に負けず劣らない、ストレートな叙情歌です(「だんご」は変化球)。

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2007年10月21日 (日)

The Sounds of ROCK LOVE

Rocklove  カーネーション『The Sounds of ROCK LOVE』を聴きました。
 カーネーションは1983年結成のバンドで、本作は2006年12月ライヴを収めたCDです。ボーナストラックとして、スタジオ録音の新曲「夏の夜の夢」が入っていました。

Rock Love
http://www.carnation-web.com/rocklove/
www.carnation-web
http://www.carnation-web.com/

 現在は固定メンバー三人のカーネーションですが、本ライヴは全11名によるビッグ・バンド編成で行われたそうな。ファンにはお馴染みの、鈴木桃子さん(元COSA NOSTRAの歌い手)なども含めた。
 いままでの全アルバムと同じく、グルーヴィー且つソウルフル且つ御機嫌なライヴCDです。古い曲から新しい曲から、腰にくる演奏&歌となっていました。メンバー三人は、43~48歳のオジサンなのに。

 現役バンドの中ではthe pillowsが最も好きと常々(?)書いていますが、二番目こそはカーネーション。客観評価のみでは、カーネーションの方が優れているとすら思います。表立った主張は薄そう/無さそうですが、水面下には脈々と感じ取れますし。あくまで、御機嫌な曲でありながら。
 2002年までの約10年間は、不動の五人メンバーだったカーネーション。それが三人となり、生え抜きは中心の直江政広さん(歌&ギター)のみ。他の二人も、加入15年以上ですけど(笑)。これからも末長く、御機嫌かつ刺激的なバンドであり続けて欲しいものです。

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2007年10月12日 (金)

がらくたライト

Garakutalight  LOVE『がらくたライト』を聴きました。LOVE──CORE OF SOUL(※)の歌い手だったFukko(中村蕗子)さんのソロ活動名義──の、最初のCD(マキシシングル)です。
 標題曲と、「過ちのサニー」の二曲が入っています。下記サイトで、「がらくたライト」を試聴できます。

LOVE
http://www.dctgarden.com/LOVE/

 曲は、悪くないですが凄く良くもなし。自身が生ギターも弾き、電気ベースも加わり、後はプログラミングのサウンド。
 歌声は外見──ジャケットどおり大変かっこいい美人──を裏切らない、繊細かつパンチの効いた、美しくも少しかすれた中高音声。歌詞は、タイトルで見てとれる通り繊細でセンスが良いです。「がらくたライト」出だしの、下記二行なんか特に。

好かれるために歌う歌が残す気持ちは切なさで
二度に一度は嫌われる歌や人が好き

 二曲とも自作曲であり、やがて出るアルバムもそうであったなら、期待もありますが正直不安です。バンド時代は素晴らしい作曲者──ソン・ルイさんがメンバーにいて、その中にあってFukkoさんの作曲もヴァラエティとして光っていたのに……。

※2006年に解散した、女一人と男二人のバンド。
 三枚目のアルバム『3』は凄くいい三曲「Purple Sky」「ともだちの歌」「Make Me A Woman」があり、アルバム全体もヴァラエティ豊かで良かったです。ベスト盤も良いですが「ともだちの歌」が入ってないので、『3』の方がお勧め。

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2007年10月 9日 (火)

スター★クレイジー

Starcrazy  ヴァージンVS『スター★クレイジー』を聴きました。アルバムの存在を初めて知ってから、約半年を経て。
 やずみさんのウェブログ記事で再販を知った、九月末に出た紙ジャケットCDです。ジャケットの顔写真が泣かせますね。1980年前後の、ニューウエーヴ/テクノポップ的な化粧が。ボーナストラックとしてデモ版の二曲、「悲しみなんて Hello Hello」(本アルバム未収録)と「エッフェル塔の歓び」が入っています。

 タイトルどおり、スペーシーです(笑)。
 サウンドは、ニューウエーヴよりに感じられました。純サウンド的な先鋭さは兎も角、歌詞は同時代のニューウエーヴ/テクノポップより頭一つも二つも抜けてますね。「エッフェル塔の歓び」なんて、YMO『以心伝心』と比べてもオサレです。オシャレ勝負ではピチカート・ファイヴに負けますけど、奇矯さでは勝ってますしね(笑)。
 オサレ全体主義(?)な「エッフェル塔の歓び」。祝祭的ながら沸点が低そうな「密林熱鍋(クレイジーダンス)」。その二曲が、特に気に入りました。

 「スターカッスル星の夜の爆発」は、稲垣足穂よりも花輪和一『コロポックル』のSL北土星を想起しました。いや、花輪さんもタルホ影響下にあるのかもしれませんね。

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2007年9月29日 (土)

NAKED GIRLS

Nakedgirls  アナム&マキ『NAKED GIRLS』を聴きました。女性フォークロック(?)デュオによる、五枚目──インディーズに落ちて三枚目のアルバムです。
 本アルバムにも入っている「テキレイ」という歌が、最近SK-II(化粧品)のCF──金髪の菊地凛子さんの顔アップのやつ──で流れていました。下記ヴァージンのページのほうで、その「テキレイ」と他一曲を試聴できます。

アナム&マキ  Virgin Music Co. - EMI Music Japan
http://www.emimusic.jp/vmc/artist/domestic/anamaki/
H O L E & R O L L - アナム&マキ official site
http://www.anamaki.com/hole-roll/

 相変わらず、曲・詞/演奏・歌とも切れがいいです。「テキレイ」のようにキャッチーだったり、突き放してきたり、寄り添ってきたり、ユーモラスだったり、ペーソスが効いてたり。

 アナム&マキは、2000年にシングル『戦え!野良犬 』でデビューしました(一枚目アルバムは、『イキッて生きろ』)。ふざけたタイトルですけど、中島みゆきさんの恨み節を激しいフォークロックにしたような感じでした。二枚目のシングルはフワフワな恋歌だったりと、振り幅の大きい人たちです。
 アナム──河島亜奈睦さんは、いまは亡き河島英五さんの子どもだそうです。そんなこととは関係なく──は無いでしょうけど──、ご機嫌な女郎(めろう)どもです。

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2007年9月21日 (金)

Always

Alwaysthemaam  The Ma'am『Always』を聴きました。日本のカントリーロックバンドの、初CD──ミニアルバムです。
 新バンドではありますが、メンバー五人のうち二人はオセロケッツ(デビュー後10年のロックバンド)の歌&ギターとドラムズです。

The Ma'am OFFICIAL WEB SITE
http://www.themaam.com/
OSEROCKETS OFFICIAL WEBSITE
http://www.oserockets.com/

 本場アメリカのカントリー音楽はほとんど知りませんけど、それっぽい感じのオリジナル六曲+カヴァー一曲。ペダル・スチールが鳴ってたり。
 カヴァーは、ウイングス(ポール・マッカートニー)『夢の旅人』でした。

 分かんないなりに、引き込まれる歌には感じられませんでした。耳に心地よく、歌詞は皮肉が効いてますけど……。
 オセロケッツは第一にキャッチーで、コミカルだったり、シニカルだったり、シリアスだったりと、曲も詞も振り幅が大きく且つ統一カラーがありました。The Ma'amも、カントリーロックという縛りの中にあっても、そのように自由自在になって欲しいものです。

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2007年9月14日 (金)

クリスタルデイズ

Crystaldays  飯塚雅弓『クリスタルデイズ』を聴きました。なんと、11枚目のアルバムだそうな。
 声優である飯塚雅弓さん。アニメ『ポケットモンスター』の、カスミ(初代ヒロイン?)役しか知りませんけど……。

 初回封入特典として、ケース内にラインストーン(スワロフスキー製のクリスタルガラス)が入っています。ケース左側空洞の、最下部にあるのが見えますでしょうか?

 正直、いまいちでした。繰り返し聴きましたが、あまり引っかかりません。約一年前の前アルバム『10LOVE』──全曲の作曲者が異なる(というのがコンセプト)──は、とても良かったのですけど。持ち味である、「非凡な平凡」である恋歌集で……。
 作曲家陣は、下記の通り。やっぱり、浅田信一さん(元SMILE。いままで三曲、飯塚さんに提供)にも作曲して欲しかったです。

堂島孝平 3
イズミカワソラ 2
本人(星舞) 1
その他 4

 今回のソラさんは、しょっぱいラップ入りの曲があったり不発気味でした(唄い手が悪いのか?)。本人作曲のが、今回は最も「非凡な平凡」だったかも。
 うーん、また一年後(?)に期待します(笑)。

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2007年9月 5日 (水)

リトルバスターズ!

Littlebusters  Key Sounds Label『リトルバスターズ!』を聴きました。タイトル曲と同名のPCゲーム使用曲(歌)三曲の、マキシシングルです。

 ゲーム自体の評判──リヴューを一ヶ月ほど見てきましたが(※)、ゲームを買わず・やがて出るであろうBGM盤も買わないと見切り、本CDに手を出しました。
 と、期待値を低く抱いて聴いたものの、いまいちです。いままでの同ゲーム・ブランドの歌は、高いレヴェルの「一聴して○○風」以上の普遍的なものをそなえ、売りとなっていました。疾走感あふれていたり・叙情的であったり、曲調はいろいろですが。
 それが今回は、低いレヴェルの「一聴して○○風」──元気ソング・中速バラード・歌謡ロック──以下のものでしかありませんでした。

 ゲーム名への反感も、先入見としてマイナス評価につながったかも。the pillowsが1998年に『LITTLE BUSTERS』というアルバムを出しており、アルバムも同タイトル曲も素晴らしいものでした。ファンにとっても恐らくバンドにとっても、屈指の重要曲と受け止められています。
 ひるがえって当該ゲーム・ブランドの中心人物がかなりの音楽通らしく、いままでも多くの歌・BGMを自らも作っていました。過去には、ピロウズを知ってる旨の発言をしていたようです(『フリクリ』で知ったらしく、ファンというほどではないよう)。まったく接点が無いなら兎も角、ちゃんと仁義を切ったのかよという話。タイトル発表からゲーム発売まで何年もかかり、充分に時間があったのですから……。

※いまどきの(?)ゲーム・リヴューは、「テキスト」と「シナリオ」を弁別して両方に言及するようです。よう分からん……。

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2007年9月 4日 (火)

Ladybird girl

Ladybirdgirl  the pillows『Ladybird girl』を聴きました。前に紹介しているバンドの、最新シングルです。アルバムからの再カットではありません。

 タイトル曲と、「And Hello!」の二曲しか入ってません。合計七分少々しかなく(ロケンロール!)、ちょっと寂しいです。「初回製造特典」として、CD-EXTRAでタイトル曲のPVが入っていますけど……。

 サウンドは、今回もHi-Fiで“抜け”がいいです。
 「Ladybird girl」は、割りと屈託の無い恋愛の歌。まあ、良くも悪くもないかしら。
 「And Hello!」は、日常的かつオシャレかつナンセンスな歌。ピロウズが持ち味とする種類の一つで、えぐみのある歌と組み合わせれば映えるんでしょうけど。

 薄いと感じた直近アルバムも聴きこんだら、まあまあ味わい深く感じられました。本シングルもそうなるかしら……。

# ladybirdって、てんとう虫のことなんですね。鳥じゃないのね。

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2007年8月18日 (土)

SHORT CIRCUIT II

Shortcircuit2  I've『SHORT CIRCUIT II』(DVD付)を聴きました。「新曲3曲を含むチュッチュでアチチでヒャホウな全14曲」(←帯文句の一部)という。
 I'veとは、"low trance assembly"を標榜する音楽集団。既存11曲は、全て別々のPCゲームに提供された歌です。
 主に唄っているKOTOKOさん・詩月カオリさん──I've所属歌手のツートップ──は、メジャーレーベル(GENEON)からもCDを出しています。『おねがい☆ティーチャー』や、最近だとKOTOKO『ハヤテのごとく!』など。

 帯文句のように、ツンデレ・デレデレ・イケイケ・アホアホな歌詞をアッパーなサウンドに載せた曲が、選び集められています。数曲、そうでないのもありますが。
 これらのI'veの曲の特徴は、(結果として)優れた映画予告編と同様の役割を果たしていることです。歌詞がゲーム内容に密着していて、なおかつゲーム自体の優劣に左右されにくく一定以上の品質で仕上げられ、したがってゲーム本編より優れていることも少なくない。高度に注文に応じながら、適宜に音楽性も盛り込んでいる。といった感じが。

 本CDの中では、「Princess Bride!」が出色でした。ヒップホップ──ラップへの回答とも言える、ヒップホップもどきではないビートに乗ってる“唄わない歌”です(※)。作詞は、今では大半を手がけるKOTOKOさんではありません。作曲は、これは珍しくKOTOKOさんです。
 でも、訴求度は『もってけ!セーラーふく』──『セーラー服を脱がさないで』へのオマージュ(?)だという──なんかのほうが高いのかしら?聴き手のオタク度や、オタクの方向性によっても違うかもしれませんが……。

 オリジナル(新曲)三曲は、従来のように本領(ごりごりのトランス?)で押し切っていませんでした。曲調も、それぞれ振り分けられていて。
 DVDは、収録曲「↑青春ロケット↑」の唄い手を上記二人に増やした版のPV一本のみ。映像自体は、チープで且つつまらなく無価値です。

※日本の、ヒップホップじゃない唄わない歌。古くはさだまさし「パンプキン・パイとシナモン・ティー」(ビートには乗ってないかしら?)、(比較的)新しくはオセロケッツ『もしかして君だけが苦しいって思ってないかい?』などが出色だと思います。
 Love Tambourins『Midnight Parade』もとても好きだけど、半ばヒップホップに感じられますしね。よく分かりませんが。

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2007年8月17日 (金)

大航海

Daikoukai  TOMOVSKY『大航海』を聴きました。前に紹介した自作自演歌手(日本人)の、二年半ぶりのオリジナル・アルバムです。

NEW ALBUM『大航海』情報
http://www.tomovsky.com/TOMOVSKY/daikokai.htm

 相変わらずの、シニカルで肩の力の抜けたTOMOVSKY(以下、トモフスキー)さん。同じ鍵語を少しずらして用い二曲続けて唄ったりなど──それがアルバム内で数回──、いままでに無い試みが見られました。
 コンセプト盤ですが不変である作風は、所ジョージさんのネタ(歌詞内容)を上下に広げて、より音楽性を高めた感じでしょうか。年数を経ても、インディーズにおいても、ますます盛んなトモフスキーさんです。

 今回一番引っかかったのは、「不惑」という歌。下記のように唄いだします。

迷わなくなったのは/迷えなくなったから
ものすごいスピードで/選択肢は消えた

 本人の実感であろう歌詞。他の節目の年齢においても、身に染みそうな歌詞ですね(笑)。

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2007年8月12日 (日)

ザ☆狂鍵ヒットパレード

Thekyousou1  倉橋ヨエコの音楽DVD『~ミュージッククリップ集+ライブ映像~ ザ☆狂鍵ヒットパレード』を観ました。タイトルは、「狂犬」とかけているのでしょうね。
 前に紹介している自作自演歌手の、初DVD(?)です。下記スペシャルサイトには、本人による全PV解説やダイジェスト映像などがあります。

倉橋ヨエコ「ザ☆狂鍵ヒットパレード」
http://www.babestar.net/yoeko/index.html

 元々『楯』PVを観て歌ともども引きつけられ、ヨエコさんを好きになりました。ですから、PV集が出たら欲しいと思っていました。ちゃんと高画質で観たいと。

 PVは、インディーズ時代の五曲+メジャー以降の四曲(一曲は撮り下ろし新作)の計九曲。
 インディーズ時代のは、『恋の大捜査』だけ観たことがありました。リアルタイムで。上記サイトでの本人解説と同様に、「君は何であんな無職の裸男がええんじゃー!」と突っ込みたくなるPVです。(つーか、歌からして変だよ!)
 ネガティヴ且つ粘着な歌を明るく唄う曲調と同じく、ほとんどが躁鬱なPVです。めちゃくちゃ爽やかな、撮り下ろし新作を除いて。ほとんどが変てこアニメーションですけど、一・二本(だるまを抱えた本人など)実写まじりのもありました。

 ライヴは、2007年春ツアー最終日から七曲。客層は男女半々ぐらいで、最低25歳で30歳以上が主という感じです。オール・シッティングで。
 CD再現性が、とても高いライヴに見えました。西洋音楽の専門教育を修めたせいか、あいまいさが無く非常にかっちりとしています。「シャバダバ」──スキャットも含め。ジャジーなアレンジに変えられた『あいあい』──CDではロック調のポップス調だった──でも、それは変わりません。演奏陣(ギター+ベース+ドラムズ+合いの手。本人は電子ピアノ)を含め、鉄壁のプロフェッショナルな舞台です。
 かっちりとしていても、グルーヴィーではありますよ!

Thekyousou2 初回限定付録は、本人画(?)の「飛び出せ!紙狂鍵」紙工作セット。嬉しくないおまけの典型ですね(笑)。
 ファンとしても客観的にも、内容充実のDVDでした。これで標準的グラヴィアDVDと同価格とは、なんてお買い得なのかしら!(笑)

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2007年7月22日 (日)

93BEST97.

93best97  Small Circle of Friends『93BEST97.』を聴きました。タイトルどおりの期間の選曲盤で、1999年に出たCDです。
 前に紹介したクラムボンが2006年に出したカヴァー盤『LOVER ALBUM』で、Small Circle of Friends(以下、SCOF)の「波よせて」が選ばれていました。カヴァーの出来も良かったのですが、曲自体が、とてもとても気持ち良く感じられました。それで、原曲も聴きたくなったのです。

 SCOFは、ラッパーの男性と歌い手の女性によるユニットです。大半の曲が、ラップが主で歌が合いの手で入る感じ。二人でラップする曲、二人で歌う曲もありましたけど。
 (レコード)スクラッチや(既存曲の)サンプリングは少ないです。伴奏はプログラミングのみならず、実演奏も少なくありません。この頃はバンド形態だったのかも。それゆえか、あんまりヒップホップという感じがしません(なんちゃってラップでもない)。ラップとバンド演奏とは言え、レイジのようなロックでもありません。
 いまはどういう音なのかは、まったく分かりませんが。

small circle of friends - スモール・サークル・オブ・フレンズ オフィシャルサイト
http://www.scof75.com/

 オリジナル「波よせて」は、やはり素晴らしかった。遠い場所に去っていく少年男子との一瞬の邂逅という、詩的で且つ身近な描写のラップが素敵。ハワイアンのウクレレを思わせるギター──スティールギターではない──も心地よく。
 曲としては「波よせて」が抜きん出ていますが、他曲も悪くありません。「Fancy Free」「NEVER NEVER LAND」のおしゃれなアゲアゲ感、「海を越え、山を越え」の地を這うようなサウンドも良し。

 わたしがヒップホップをあまり好きではないのは、メインストリームが、現状肯定または現状否定のラップがほとんどだからです。ギャングスタもの、パーティもの、恋愛・家族愛もの等いずれも……。
 でも、SCOFは違います。「先鋭な反抗」ではありませんが、「そこはかとない疑問」にあふれています。別のCDを聴くかというと、おそらく聴きませんけど(笑)。

# 今回、初めてラップが主のCDを聴きました。レゲエも、LADY Q(笑)のアルバム一枚しか聴いていません。ずれてますねー。

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2007年7月20日 (金)

水滴くん♪のうた

Suitekikun1  東京都水道局『水滴くん♪のうた』を聴きました。「安全でおいしい水」キャンペーンソング、だそうです。
 水滴くん、既視感を覚えますね。「ぴちょんくん」やら「しずくちゃん」に……。

Suitekikun3  「職員が作詞・作曲・演奏した」そうです。しかも、二番と三番の間にはラップが入ります。
 曲調は、NHK児童向け番組で流すのに相応しい感じ。唄っているのは女性。やや高めの、澄んだ裏声です。ラップは男性。
 繰り返し聴いていたら、ラップ部分を除いてメロディを憶えてしまいました。

Suitekikun2 水道水の“味”は、水源や経路──水道管の新旧・直近貯水タンクの状態など──で大きく変わってしまいますね。東京都内でも、おいしい(?)所とそうでない所があるのでしょう。
 安全基準値も、なまじのペットボトル水より上でしょうし。経路で悪化してなければ、安心でしょう。

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2007年7月 6日 (金)

LA VIE EST BELLE

Lavieestbelle  SOUL FLOWER UNION『LA VIE EST BELLE』を聴きました。前に紹介したSOUL FLOWER UNION(以下、SFU)の、最新マキシシングルです。

 新曲二曲とライヴ演奏四曲(既存三曲と、イタリア・パルチザンの歌(!)一曲)の、計六曲の歌とタイトル曲の歌なしトラックが入っていました。

 タイトルは、「人生は素晴らしい!」という意味らしいです。まあ、そういう歌ですね。底抜けに明るい、気持ちの良いロックンロール。もう一つの新曲「不惑の朝ぼらけ」は、ブルージーな歌。うん、悪くない。
 ライヴ演奏も、ロックンロールな歌が選ばれています。二日酔いの歌やら何やら。イタリア・パルチザンの歌も、リーダー中川敬さんがつけた日本語詞(訳詞?)はパルチザンが愛する人に向けた内容。うん、悪くない。

 結果として、現状のSFUの最も良いエッセンスが詰まったCDになったのではないでしょうか。これなら未聴の方にも薦められますけど……聴かないか(笑)。

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2007年6月26日 (火)

Out

Outodanimisako  小谷美紗子『Out』を聴きました。前に紹介した自作自演歌手の最新アルバムです。
 前作・前々作同様、バンド編成の七曲入り。ギター無しの、鍵盤(本人)とベースとドラムズの編成です。

 写真右側の薄紫のは、初回プレス分おまけの本人ライナーノート。イギリス語詞の本人対訳、「浮気は許しても、乱暴な運転は許さないよ。」の“あざとさ”ににやり。

 受ける印象は、やはり“習作”という感じ。恋と人生に生き急ぎ自省する、いい歌なんですけどね。意図的にか、ナイーヴな強靭さという魅力をぼかしてしまっています。
 サウンドも良いんですけどね。前々作ゲスト参加の田淵ひさ子(ギター)は不在ですが、鉄壁のリズム隊──特にドラムズが良い!──がつむぐグルーヴが、歌・ピアノとからまりあって。

 まあ小谷さんの場合、聴き続ける気持ちは揺らぎませんけど。外見(途中で半端なく激やせした!)やサウンドなど表面的にではなく、芯にあるもの惹かれたのですから……。

# 今回も、短い紹介に終わっちゃいました。

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2007年6月24日 (日)

Go on

Goonsp  Swinging Popsicle『Go on』を聴きました。約三年ぶりのアルバムだそうです。
 Swinging Popsicle(以下、ポプシクル)、1997年のインディーズ盤から数えて10年。マネージメントは、いまだに吉本興業です。昔チラッと「Hey!Hey!Hey!」に出たときに、いじりネタになってたな……。

 ポプシクルの背骨は、完璧なポップ音楽職人であろうとする姿勢でしょう。前に紹介したクラムボンとの違いは、完成度追求の姿勢でしょうか。クラムボンの完成度が低いという訳ではなく、その時点・その曲単体での完成度に拘泥せずに、大らかなように思われます。次に繋がれば良いと。無論、完成度の高い曲・アルバムも少なくありませんが。
 対してポプシクルは、典型的なポップであれ実験的な曲であれ、その時点で成しうる完成度に達しなかった曲は露出させてないように感じられます。

 メジャーデビュー曲『Joy of Living』(1997年)からして、すでに完璧なポップでした。わたしが知る限り、古今東西の三本指に入る完璧なポップです。(スティーヴィー・ワンダーの全盛期を知らずに、言うのもアレですけど)
 そんな名曲を引っさげ恐らく自信満々でデビューしたものの、幅広い人気には繋がりませんでした。幸か不幸かごく初期にそんな曲を生み出しましたが、その後も不断に進化しています。(それこそ、スティーヴィー・ワンダーのように?)
 そんなポプシクルの藤島美音子さん(歌と過半数の作詞)は、下記ページの取材記事で答えています。「「人生これからだ」と今は到底思えない方に」(※)聴いてほしいと……。

MUSICSHELF [プレイリストから新たな音楽を発見する]
http://musicshelf.jp/?mode=static&html=series78/index

 で、本アルバム。歌詞は、さらっとした恋歌や軽めの自省など。無論、歌詞を含めての完璧なポップです。
 表面的には平易ですが比喩としても読み解けそうで、タイトル曲「Go on」などは姿勢表明のように思われます。また、別離を「残像とノイズ」と表現したり……。

 加えて本アルバム、とても音響が良いです。携帯再生機や圧縮ファイルで聴くのはもったいないです。おうちで、“ほどよい音量”で聴きましょう。

※おしゃれでポップで明るい歌が多いけど、自省・内省が稀な人は、上っ面から半分までしか楽しめないでしょう──と解釈しました。

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2007年6月21日 (木)

COCOA

Cocoa  ∀ガンダムのBGM盤三枚目『COCOA』を聴きました。
 前に書いたとおり奥井亜紀さんの未聴の歌が入っているので、その一曲のためだけに……。(無論、他の曲もちゃんと聴きました)

 BGM盤三枚目ともなると、拾遺集なのでしょうか?ブリッジのような短い曲も、少なくありませんでした。
 ワルシャワ交響楽団の演奏と思しき曲は、空気感──ホールの響きが気持ち良かったです(曲の良し悪しは兎も角)。同楽団が演奏の、90年代『ジャイアントロボ』BGMと同様に。音楽プログラミングも進歩してるいでしょうが、交響楽のホールの天然の響きまでは当分は越えられないでしょうね。そういう効果はあるようですが。

 肝心の一曲『限りなき旅路』は、何度も聴きこむ前は良い印象ではなかったです。詞・曲・サウンドとも、「安手のプログレッシヴ・ロックかよ!」という感じで。聴きこんでゆくと、それなりに味わいも感じられてきました。
 でも、歌詞が全てイギリス語でボーイ・ソプラノによる歌『The song of a stone』のほうが、ずっと印象的でした。日本人が唄ってたんですね。もうとっくに、声変わりしちゃったろうなあ……。

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2007年6月19日 (火)

Musical

Musicalclammbon  クラムボン『Musical』を聴きました。オリジナルとしては、二年ぶりのアルバムだそうです。
 デビュー時から一貫して変わらない、おしゃれで多彩で軽妙でポップな、いつもながらのクラムボンでした。近年の性向に沿った、音数・エンジニアリングを控えめにした、ロックよりのサウンドではありますけど。実験性もありつつ。

 女一人(大半の作詞・歌・鍵盤)と男二人(大半の作曲・ベース・稀に歌、ドラム)のバンド。おしゃれさんです。
 歌詞は、恋愛や軽めの物思いがほとんど。聴きやすく分かりやすく、サウンド実験的な曲を除いて、取っ付きにくさはありません。
 クラムボンの背骨は、良質なポップ音楽職人であろうとする姿勢でしょう。それは、デビュー以来ずっと感じ取れます。

 本アルバムは、常にも増して総合的に良いです。アルバムから突出して悪目立ちする曲はなく、かといって小粒な平均値の曲の集まりというわけでもありません。
 ベース弾きによる主唱歌の微妙さ加減も、トータル・コントロールのうちかも……(笑)。

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2007年6月17日 (日)

aigakikoeru~listen for the Love~

Aigakikoeru  KOKIA『aigakikoeru~listen for the Love~』を聴きました。15曲77分の大作です。五枚目のオリジナル盤で、「2年10ヶ月ぶりのニューアルバム」だそうな。
 最近だと『ありがとう…』(1999年シングルが初出)が、今春で打ち切りの「カワズ君の検索生活」内「泣ける2ちゃんねる」──唯一嫌いなコーナーでした──でBGMに使われていました。それを受けてかベスト盤(※)収録の新版が今春にシングルカットされました。また、本アルバムに更なる新版が収録されています。

 端正で奇矯(またかよ!)なKOKIAが帰ってきました!2002年の『trip trip』以来に。
 本アルバムでは、「醜いアヒルの子」の泣きまねまでしています。音大で、声楽を専攻していたらしいのに……。

 KOKIAさんの歌を初めて聴いたのは、アニメ『ブレンパワード』ED曲ででした。その歌は、KOKIAさんの自作ではありません──作詞:井荻麟・作曲:菅野よう子でしたが。
 その後に一枚目アルバム『songbird』(1999年)を聴き、ファンになりました。大小さまざまな愛。女同士の友情。内省。歌い手としての宣言。内容てんこ盛りでした。
 その翌年には、ЯK S(※※)に参加しています。

 ЯK S後の二枚目アルバム『trip trip』では“変さ”も加わり──愛媛みかんや手乗りピンク象の歌など──、独自性が増しました。しかし、アテネ五輪前後の三・四枚目アルバムは、いまいちでした。
 シャンプーCF曲『The Power of Smile』収録の三枚目アルバムはまだ良かったのですが、アテネ五輪公式応援ソング『愛がチカラ』収録の四枚目アルバムにはがっかり。常ならぬ製作期間の短さもあってか、射程範囲が狭く──「恋愛」と「がんばれ」方面が主体──、雄大さが減じ、変さは消えてしまっていました。

 本アルバムでは、KOKIAさんに太い背骨が一本ビシッと通ったように感じられました。一枚目アルバムでは、「自分は歌い手(songbird)である」というアイデンティティ確認の宣言にしか感じられなかったのですが。
 世界の暗部から目を背けず、自分ができることを考える。その上で、身近な愛──恋愛・家族愛・隣人愛を徹底的に唄いこみ、「恩送り」(Pay it forward)のごとく、ちょっとずつでも世界平和(!)に近づいていこうという。「自分らしく」なんて嫌なフレーズも、そこまで覚悟してるならと揶揄せずに受け入れられました。
 大した宣言をぶち上げられて、それに楽曲の内実が伴っていて、大好きになれる歌であったのなら、賛美・応援せざるを得ません。これからも時間をかけて、なるたけ長く良質な歌をつむぎ続けて欲しいものです。

※2006年発売。Victor移籍後の二枚目アルバム以降を網羅。よって一枚目アルバム(PONY CANYON)の曲は、新録音の『ありがとう…』しか入っていません。

※※アールケー・スタンダード。絶頂期にあった河村隆一が、女性の歌い手二人をフィーチャーしたプロジェクト。数枚のシングルと、アルバム一枚が出ました。

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2007年6月14日 (木)

ビール党におすすめ?

 “くもりな”の『ビールどの』という歌が、良さそうな感じです。ほんわかしてて。わたしはビール党ではないので、歌詞的にはアレですが。
 下記リンクの上側ページで、デビュー前の元曲「ビールどの」が長めに聴けます。

COME TO MAJOR 【2006年のボーカリストオーディションはローソン、ローソンチケット、クラウンレコードが徹底サポート】
http://www.soliton-web.com/lt/ctm-audition/profile/kumorina/
くもりな
http://www.crownrecord.co.jp/artist/kumorina/

 シングル二曲分の試聴では、まだ歌詞的には何とも言いがたいです。アルバムが出て試聴してから、買って聴くかを決めたいところです。

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2007年6月 9日 (土)

you

Youodanimisako  小谷美紗子『you』を聴きました。小谷さんの最新シングルです。
 青木さやかさんが一時期「ロンドンハーツ」内「格付け」コーナーで唄っていた「火の川」──「♪同じお墓に入りたい」と──を、作り唄った歌い手です。

 タイトル曲は、ここ五年に顕著なロック/バンド的アプローチの歌。サウンド的には良いのですが、歌としては、あまり引っかかりません。
 カップリング「オオカミ」は、「火の川」も入っているアルバム『うた き』(1999年)収録曲のカヴァー。こちらはアプローチも当時とほとんど変わらず、アコースティックなままでした。近年の馴染みメンバー二人と鳴らしている──というだけで。
 「オオカミ」もそうですが、まじめで奇矯(そればっかり!)な歌世界(中島みゆきさんに近い感じかしら?)──詞・曲ともに──が、小谷さんの唯一無二の魅力なんですけどね……。

 最新アルバム『Out』が6/13に出るので、それを聴いた後に、もう少し詳しく書きたいと思います。

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2007年6月 8日 (金)

しば裏

Shibaura  柴田淳『しば裏』(DVD付限定版)を聴きました。前に紹介した自作自演歌手の、DREAMUSIC(←入力ミスではありません)在籍時シングルのカップリング曲集(+α)+全PV集です。
 シングルは二枚だけ手元に残していたのですが──「缶ビール」(←とても良い!)と「忘れもの」が好きなので──、これを機に処分しました。

 曲は全て過去に聴いていて、PVもPV集第一弾『しば漬け』(全五曲。処分済み)を観ていたので、未見PV六曲分を観た次第です。まあ良くも悪くもなく、何も残らず引っかからず──といった類の。
 よって、過去の“しばじゅん”に思い入れがあった人を除けば、無用のアイテムではありますね。

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2007年6月 5日 (火)

VOLTA

Volta  ビョーク『VOLTA』を聴きました。2004年の『medulla』以来の、二年半以上ぶりのオリジナル・アルバムです。

bjork
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/bjork/

 いわずと知れたビョーク。アイスキューブより後のオリジナル・アルバムは、ほぼリアルタイムで聴いています。
 ビョークが手がけたサウンドトラック盤は、『Dancer in The Dark』のは聴きましたが、『拘束のドローイング9』のは聴いていません。後者は、ビョークの歌が少ないらしいので……。

 ポップで奇矯なビョークが帰ってきました!1997年の『Homogenic』以来に。
 主演映画『Dancer in The Dark』後のアルバム二枚は、少々おゲージュツに走っている感じでした。実験性が、自己目的化しているようにも。特に前作『medulla』は、楽器を使わずに伴奏も声“のみ”という自己縛りが、いかにもビョークらしいとは言え、音楽から奔放さを奪っていると感じられました。
 ですが本作は、詞は社会に向いた内容であるのに、みずみずしい奔放さが漲っていました。

 特に良かったのは、三曲目の「THE DULL FLAME OF DESIRE」。勇壮なホーンで始まり、終始ゆったりと進み、男性と交互に唄われます。トム・ヨークとのデュエットであった『Dancer in The Dark』主題歌が闇の中での叫びとするなら、本曲は闇の中での詠唱でしょう。
 アルバム全般のサウンド面は、エスニックな楽器を複数用いたコラージュのようでした。ばらばらであり、統一感があり、時にノイジーで癇に障るのに魂を慰撫する、キッチュかつオリジナルなビョークでした。

# 第二子が、『medulla』の頃に生まれていたそうです。18年ぶりの出産ですね。さすがビョーク(笑)。

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2007年6月 4日 (月)

GHOST KINEMA 1993~1997

Ghostkinema19931997  SOUL FLOWER UNION(以下、SFU)の音楽DVD『GHOST KINEMA 1993~1997』を観ました。
 『満月の夕(ゆうべ)』──阪神淡路大震災を受け山口洋(ヒートウェイヴ)と共作した──が複数者(ガガガSPなど)にカヴァーされていますが、一般的知名度が低いバンドですね。

 前に紹介したNEWEST MODELとMESCALINE DRIVEが融合し1993年に誕生した、SFUのPV集です。Ki/oon(Sony Records)在籍時前期分の。後期分は、PVを作ってないのかも知れません。
 PVとしては、「ちょっぴり変」程度です。サイケデリックだったり、あやかし風だったりしますけど。好き嫌いではなく、NEWEST MODEL時代(King Record在籍時)のPVのほうが面白いです。
 Ki/oonと契約解消(クビ?)後のSFUは、インディーズからCDを出しています。ジャンジャンバリバリと。

 NEWEST MODELでは、特殊性やエスニックやローカルを“身近”な“普遍性”に置換し、なおかつ楽しくて格好良いロックに仕上がっていました。しかしSFUとなって、覚悟を決めて(?)“あちら側”に行ってしまったようです。人によってはNEWEST MODEL最後のアルバムで、すでに片足を“あちら側”に踏み出していたと評しますけど……。
 Ki/oon在籍時は、アイヌ・琉球・もののけ(?)など“まつろわぬ”少数者や弱者を多く題材としていました。阪神淡路大震災以降は、別動隊ソウル・フラワー・モノノケ・サミットとして、被災地出前ライヴで戦前の流行り歌を唄ったり。
 インディーズになって制約(?)が無くなってからは、海外の“まつろわぬ”人々も題材とするようになりました。パレスチナ、東チモールなどなど……。
 いずれの期間も、いわゆる恋歌なども皆無ではなかったのですけどね。

 政治・社会的な歌が嫌いなわけではないし、音楽的につまらなくなったわけでもない。あっけらかんとした味も存分に残っていて、やたらとしかめ面をしているわけでもない。社会・世界に関与する姿勢・行動は、掛け値なしに尊敬できる。尊敬の念をさて置いても、つむぎ出される音楽は素晴らしい。
 しかし、NEWEST MODELメジャーアルバム三枚のように、何度も何度も折にふれて聴きたくならないのです。これからも、追い続けるつもりですけどね……。

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2007年6月 3日 (日)

NEWEST MODEL LIVE 9202

Newestmodellive9202  NEWEST MODELの音楽DVD『NEWEST MODEL LIVE 9202』を観ました。タイトルどおり1992年2月の、(いまは無き)日清パワーステーションにおけるライヴ映像です。
 (やはり)いまは無きNEWEST MODELですが、今までも多分これからも、わたしにとって最強・最高のバンド──音楽屋たちです。翌1993年に盟友バンドMESCALINE DRIVEと融合し誕生した、年々ますます精力的なSOUL FLOWER UNIONよりも……。

 このライヴの直後に、メジャー三枚目(通算五枚目)のアルバム『UNIVERSAL INVADER』を発売します。本DVD収録曲の半数近くが、そのアルバムからでした。初めてPV以外の映像を観ましたが、CD再現性が高かったです。というか逆で、CDにライヴ感やグルーヴが、上手に盛り込まれていたんでしょうね。
 NEWEST MODELはパンクに始まり、ファンク色などを強め、『UNIVERSAL INVADER』ではイギリス語ラップも取り込んでいました。内海洋子(MESCALINE DRIVE)──見た目はヒッピー風“もたいまさこ”──による腹に響くラップは、いま聴いても脳味噌と腰を揺らしたくなります。

 かっこ良くて、楽しくて、知的刺激に満ちていて、わかりやすい。あっけらかんとしながら、世の中に懐疑的である。懐疑的であることにも懐疑的でありながら、あっけらかんとしている。エスニックな要素を突出させず身近な表現に置換し、“語り”を普遍的たらしめる。
 人によっては前アルバム『CROSSBREED PARK』(「雑種天国」。単一民族幻想の日本を揶揄している)を最高傑作に推しますが──カーネーションの直江政太郎など──、わたしは断然『UNIVERSAL INVADER』のほうです。いろいろな音楽・思考──思想ではない──を混ぜ込みながら、統一感と雑多感をバランスさせ、あくまでポップ・ロックとしての魅力を強烈に発していました。
 中心である中川敬は、歌作りと歌とギター。前二つは圧倒的ですが、ギターはそれほどには感じられません。上手・下手は分かりませんけど、印象的なフレーズがあんまり多くないので……(「もっともそうな二人の沸点」のギターぐらいかしら)。代わりに演奏面のキャッチーさを担っていたのは、オルガン弾きの奥野真哉。流れるようなフレーズと鍵盤に土足を乗っけるアクションが、ギザかっこゆす(笑)。

 SOUL FLOWER UNIONについては、次の記事で……。

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2007年5月18日 (金)

青空の手紙

Aozoranotegami  奥井亜紀『青空の手紙』(2007年)を聴きました。
 2001年以降は、インディーズでCDを出してる自作の歌い手さんです。

LIVEMASTER RECORDS奥井亜紀
http://www.jcm.gr.jp/indies_web/livemaster/livemaster_okuiaki.html

 いまいちのアルバムでした。合同ライヴ二回と単独ライヴ一回を観たことのある、とても好きな歌い手さんなんですけど……。

 1997年まではメジャー契約をしていて、オリジナルアルバム四枚などを出していました。その四枚目のアルバム『You're the only melody』──アボリジニー語混じりの歌で始まる──は、いま聴いても傑作です。
 2001年までの自作曲を出していなかった狭間の期間には、『月の繭』など『∀ガンダム』用の歌を三曲──作曲者は菅野よう子さん・作詞者は各曲別人──唄ったようです。(二曲入りのシングルCDは持ってたけど、三曲目──最終話にのみ流れたらしい──があったなんて知らなかった……)

 下から上まで、常に裏声で唄う奥井さん。声量豊かに唄うときでも、かすかに震えるような繊細さを持った歌声です。ライヴではCD再現にとどまらない、編曲を変えて歌にフェイクを入れるだけにとどまらない、ライヴならではの大変すばらしいものでした。
 歌作りも恋愛の繊細さだけでなく、広い愛を雄大さを以って力強く表現していました。

 本アルバムも基調は変わらないんですが、強さが減じている──サウンドや主張のではなく曲自体の──ように感じられました。聴き手のわたしの問題かしら……。

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2007年5月16日 (水)

『音楽と人』を読んで、GyaO で見る“MUSIC and PEOPLE”

Ongakutohito0706  「音楽と人」という雑誌を、初めて買いました。ご覧の通り(分かんないって?)、山中さわお──the pillows(以下、ピロウズ)の歌とギターを担当──が表紙だったので。
 毎号購読している「CDでーた」以外の音楽雑誌を買うのは、「ミュージック・マガジン」2001年8月号(特集がソウル・フラワー・ユニオン)以来です。

 「音楽と人」はUSENが発行していて、それもあってかGyaoに連動番組があります。「音楽と人」の取材も兼ねてるらしきピロウズの番組は、四曲分フルのPVを含む51分のものでした(途中にCF三回をはさむ)。
 四曲のPVは、最新シングル曲「スケアクロウ」、ピロウズ屈指の名ナンバー二曲「ストレンジ・カメレオン」と「ハイブリッド・レインボウ」、山中さわおの別働バンドTHE PREDATORS(※)の「爆音ドロップ」です。「スケアクロウ」はさて置き、残りの三曲は抜群にカッコいいです。新旧やジャンルを問わずカッコいい音楽を聴きたい方には、ぜひとも触れてみていただきたいです。

 下記ページ配下の「バックナンバー」で、二ヶ月間(六月下旬まで?)観ることが出来ます。

『音楽と人』を読んで、GyaO で見る“MUSIC and PEOPLE”隔週更新で放送中!、動画を無料放送<パソコンテレビ GyaO[ギャオ]>
http://www.gyao.jp/music/music_and_people/

 ざっくりしてるけど繊細で、洗練されているけど滑稽味もあって、ぶっきらぼうだけど優しい。
 言葉にすると陳腐ですが(昭和の青春映画か!)、そんな愛すべきバンドと歌たちです。

※GLAYのJIRO(ベース)、ストレイテナーのナカヤマシンペイ(ドラムズ)と組んで、2005年にインディーズからミニアルバムを出しているバンド。バンド名(「肉食動物」の意)・曲名が表すように、ピロウズよりもラフな感じ。
 今回の取材によると、今年にはまたCDを出したいとか。(雑誌では、JIROとの対談もあります)

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2007年5月15日 (火)

Wake up! Wake up! Wake up!

Wakeup3  the pillows『Wake up! Wake up! Wake up!』DVD付き初回限定盤を聴きました。前に紹介したシングル曲『SCARECROW』が含まれているアルバムです。

 いまいち、ピンと来ないアルバムでした。シングルCDと同じく、毒気が足りない気がして……。
 ピロウズはKing Record時代に、十枚ぐらいオリジナル・フル・アルバムを出しています。そのうち(個人的な)外れは一・二枚と、お気に入りのバンドなのですが……。ベスト盤なんて、さながらヒットパレード状態──売り上げ的にではなく質的に──です。

 今回の録音は、各パートをアンプリファーを通さずにライン録りしたそうです。なるほど、抜けのいい明瞭な音でした。
 ギターのフレーズも相変わらず良いですし、サウンド的にはとてもいいんですけどねぇ。もっと聴きこめば、印象も変わってくるのかしら……。

 同梱DVDは、「SCARECROW」「Wake up! Wake up! Wake up!」二曲のPVでした。
 「SCARECROW」PVは、本人たちの演奏風景と影絵アニメーション(?)がちょっぴり。「Wake up! Wake up! Wake up!」PVは、全編がバスター君──バンドのマスコットキャラクターである着ぐるみ風の熊──のアニメーションでした。
 両PVとも悪くはないのですが、格別に良くもありません。今回のバスター君は、さほどシュールでもありませんし。

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2007年5月13日 (日)

噫無情(レ・ミゼラブル)

Aamujou  あがた森魚『噫無情(レ・ミゼラブル)』(1974年)を、初めて聴きました。同じくやずみさんがすすめられていて前に紹介した一枚目の前作『乙女の儚夢(ろまん)』に続いて……。

 カヴァー曲(「蒲田行進曲」、はっぴいえんど「はいからはくち」など)、自作でない曲(後のムーンライダーズ鈴木兄弟の作)、松本隆との共作詞曲なども唄っていました。本人のみ作の曲は、二つだけでした。
 作詞者不詳という『テレビヂョン』のゆったりとしたノスタルジアが、アルバムの締めくくりにもふさわしく心地良かったです。ノスタルジアには、あまり浸りたくないものですけど……(90'sも今や懐メロ扱いですね)。

 本人のみ作の『元祖ラヂヲ焼き』は、あがた森魚のイメージ──実際に聴く前に抱いていた──そのままの歌でした。詞・曲・歌唱とも奇抜で、はっぴいえんどと違ってお洒落じゃありません。「無線→無銭」の頓知といい。

# 上記二枚同様『僕は天使ぢゃないよ』の廉価版もありますが、それは聴かないだろうなあ……。

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2007年4月28日 (土)

スケアクロウ

Scarecrow  the pillows『SCARECROW』DVD付き初回限定盤(※)を聴きました。前に紹介したバンドの最新シングル──avex移籍後初の音源です。
 いまいちでした。持ち味の毒気(fuck you attitude)──さり気なくもシニカルな──が、あまり感じられませんでした。サウンドはポップでロックなんですけど、やや印象薄いですし。

 タイトル曲は、アニメ『MOONLIGHT MILE』とタイラップしてるそうです。カップリング二曲は、オリジナルとMr.Children『つよがり』のカヴァーでした。
 同梱DVDは、Mr.Childrenとの2006年ツアーからのライヴ映像二曲です。タイトル曲と、既存曲『HYBRID RAINBOW』の。中速の『HYBRID RAINBOW』はいつになく速く、間奏の通常“超”速弾きギターが、“超々”速弾きギターになっていました。

 五月早々には新アルバムが出ますけど、今回は期待控えめです。

※4月4日の発売を見のがし、気づいたら通常版しか、AmazonやRefino(石丸電気の通販サイト)に残ってませんでした。HMVやTOWER RECORDSにも。
 そこで今回初めて、日販が運営するという「本やタウン」なる通販サイトを利用しました。注文してから丸二日で届いたので、普通ですね。
 DVDの予約購入割引(Amazonより率が低い)はあるようですけど、会員登録してもポイント累積などは無いようです。あと、グラヴィアDVDなどは扱ってないみたいです。
 扱う範囲が狭い分、限定版探しの穴場かもしれませんね。

オンライン書店 本やタウン:HOME
http://www.honya-town.co.jp/hst/HT/index.html

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2007年4月20日 (金)

うろ覚えの好きな歌 その三

 その一その二に続いて、「うろ覚えの好きな歌」です。

『お誕生日おめでとう』
歌:椎名恵、作詞:林權三郎、作曲:大島ミチル(1988年)

お誕生日おめでとう
故郷の青い空 リボンで結んであなたに贈りたいけど 空はポストに入りません
だからこの手紙 空の下で書きました

お誕生日おめでとう
故郷の甘い風 リボンで結んであなたに贈りたいけど 風に切手は貼れません
だからこの手紙 風のように贈ります

お誕生日おめでとう
故郷の星の夜を リボンで結んであなたに贈りたいけど 星はみんなの願いです
だからこの手紙 星に読んであげました

お元気ですか
あなたの夢が あなたの夢が かないますように

 これは、一番だけ憶えていました。「みんなのうた」で聴いたんだと思います。
 最後の二行は、旋律すら憶えてませんけど……。

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2007年4月19日 (木)

うろ覚えの好きな歌 その二

 その一に続いて、「うろ覚えの好きな歌」です。

『切手のないおくりもの』
歌・作詞・作曲:財津和夫(1976年)

わたしから あなたへ この歌を届けよう
広い世界に たった一人の わたしの好きなあなたへ

年老いた あなたへ この歌を届けよう
心やさしく育ててくれた お礼がわりにこの歌を

夢のない あなたへ この歌を届けよう
愛することの喜びを知る 魔法仕掛けのこの歌を

知り合えた あなたに この歌を届けよう
今後よろしくお願いします 名刺がわりにこの歌を

別れゆく あなたに この歌を届けよう
淋しいときに歌ってほしい 遠い空からこの歌を

 これも、音楽の授業で知ったのかな。男女どちらの歌声を聴いたかも、記憶に無いので。
 これは、二番まで憶えていました。

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2007年4月18日 (水)

うろ覚えの好きな歌 その一

 うろ覚えだけど時々ふと口ずさむ歌って、ありますよね(よね?)。どこでいつ覚えたのか、忘れてしまってるのに……。
 ちょっと気になって、歌詞や誰が作ったかなどを検索しました。

『河はよんでいる』
訳詞:水野汀子、作曲:べアール

そよ吹く風に小鳥の群れは 川の流れにささやきかける
ごらんよあの空しあわせの日が あなたの上にもほほえんでいる

野ばらの陰に小鳥は憩い 森の泉も静かにねむる
ごらんよあの川ささやく声が わたしの胸にも呼びかけている

水の流れに小舟ははしる こげよ夜明けの光の中に
ごらんよあの日をかがやく朝が みんなに優しく訪れてくる

 外国(フランス?)の歌に、日本語の訳詞をつけたらしいです。もう一パターンの訳詞もあるとか。
 これは、音楽の授業で知ったのかな。三番は全く記憶に無く、一番と二番をごちゃ混ぜにして唄っていました。

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2007年4月10日 (火)

赤毛のアン 想い出音楽観

Omoideongakukan  『赤毛のアン 想い出音楽観』を聴きました。アニメ『赤毛のアン』のBGM集です。
 二枚組みのぎちぎち収録とはいえ、少々お高い(定価4200円)です。でも、OP/EDの歌・挿入歌の計八曲と、劇中でキャラクターが唄う「はしばみ谷のネリー」(と「アヴォンリー小学校校歌」)が入っていたので……。
 劇中の全使用曲──「はしばみ谷のネリー」は最初(?)に使われたパターンだけのようですが──とともに、未使用曲も一部を除いて入っています。劇中歌と一部の追加録音曲はモノラルですが。

 作曲者は交響曲などの現代音楽家で、BGM・伴奏とも管弦楽が多いです。ピアノで静かに始まり終わる「さめない夢」の伴奏は、管弦楽で大いに盛り上がるところを初めてステレオで聴いたときに“ぞくぞくっ”としました(アン・シャーリー流に言うなら)。

 「夢見る頃を過ぎても」、誰の心の奥にも「さめない夢」があるはず……。

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2007年4月 7日 (土)

乙女の儚夢(ろまん)

Otomenoroman  あがた森魚『乙女の儚夢(ろまん)』を、初めて聴きました。やずみさんがウェブログですすめられていたので。
 あがた森魚の名前はもちろん知っていましたが、これと知っている歌はありませんでした(※)。

 いま聴いても、トリッキーですねぇ。みょうちくりん──もちろん褒め言葉──な「乙女の独白(の体)」や「見世物の呼び込み」が、途中途中で入ったりして。えもいわれず迫ってくる儚げな震え声と、それにぴったりの作詞・作曲センスという、強力な武器を持っていたのに。
 と思えば、「君はハートのクィーンだよ」なんてすごいポップですね。さらに他のアルバムも聴くかといわれると、ちょっと間を置いて考えたいところですが(笑)。(“はっぴいえんど”もトリビュート盤は聴いたけど、本家は聴いてないし。ムーンライダーズも、先月のBS2スタジオライヴ番組で初めて聴いたぐらいです)

※本アルバム12曲目の「冬のサナトリウム」は、元ちとせのカヴァー(メジャーデビュー前のミニ・カヴァー盤に収録)で知っていました。すっかり忘れてました。
 この歌、自死する──少なくとも病死する──人の歌なんですね。元ちとせ版では、そこまで理解できませんでした。当時から元さんも情感豊かな歌唱でしたが──シュガーキューブスのカヴァーはビョークほどのパンチは効いてませんでしたが──、さすがにオリジナル版「冬のサナトリウム」のほうが数段良かったです。

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2007年3月27日 (火)

30minutes night flight

30minutesnightflight 坂本真綾『30minutes night flight』(DVD付き限定盤)を聴きました。オリジナルのアルバムとしては七枚目。一枚目からは十年弱。菅野よう子──全ての作曲・編曲を手がけていたプロデューサー──と離れてからは、二枚目のアルバムです。
 写真は、上段が紙スリーヴ。中段がCD紙ケースとメモ帳(?)。下段がDVD紙ケース。
 CDは七曲(内一曲は後奏で歌なし)。DVDは一曲分。それにしては、やや高価(3675円)に感じられます。

- Victor artist web site 坂本真綾 【I.D.】-
http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/

 前作『夕凪LOOP』の作家陣からは浜崎貴司(元FLYING KIDSの歌い手)が外れて、鈴木祥子(『優しい雨』を作った歌い手)は残留しています(二人は、小泉今日子つながりだね)。前作で二曲を作詞した岩里祐穂──初期には過半数を越える曲の作詞していた──も、今回は外れていました。
 サウンド的には、多彩というより散漫に感じられました。前作とちがって、編曲者は一人だけになったんですけど。
 真綾さんの歌唱は、相変わらず良いです。更なる進歩は見られませんでしたが。作詞は、特別良くもなく普通でした。
 総合的には、前作よりは下回り前々作『少年アリス』とどっこいどっこいぐらい。曲としては、『ユニバース』(鈴木祥子が作曲)が抜きん出て良かったですが。詞もサウンドも切れまくっていた三枚目のアルバム『Lucy』──『私は丘の上から花瓶を投げる』が奇跡的に最高!──には、二枚も三枚も及びませんでした。

 DVDアニメは、六曲目『ユニバース』のPV(?)です。ジャケットのピンク・カーリーヘアーの女の子のような切り紙絵本的な人物と、ステインド・グラス的な背景が融合したアニメーションです。夢幻的で、公け主催のアニメーション・コンクール短編部門などに出品されそうな感じ。
 有名スタジオが作ったらしいですが、「なぜ?」の唐突感は否めません。声優が出自であるにしても、今回の協同に到った経緯を知らないので。よくできたアニメですけど、倉橋ヨエコのPVのようなインパクトにも欠けますし……。

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2007年3月18日 (日)

LOSTMAN GO TO AMERICA

Lostmandvd  the pillowsの音楽DVD、『LOSTMAN GO TO AMERICA』THE PILLOWS MY FOOT TOUR IN USAを観ました。(写真でDVDパッケージと一緒にあるキューブリック人形は、昔「CDでーた」の懸賞でもらったthe pillowsのマスコット「バスター君」)
 the pillows(日本のバンド)が、2006年6月にアメリカ五ヶ所(シアトルのThe Crocodile Cafe、ロスのWhisky A Go Goなど)と、メキシコ・シティーで行ったライヴ映像のDVDです。
 照明やキャメラなど撮影前提のライヴではないので、映像はしょぼいです。でも、演奏と客の反応は良さげでした。日本語詞で唄ってましたけど。
 客もナード──オタクばかりというわけでもなさそうで(後述)、かといって刺青さんとかもいないなーという感じ。モッシュやダイヴも見られましたが。

the pillows official web site
http://www.pillows.jp/

 the pillows(以下、ピロウズ)は、現役バンド・歌手らの中でわたしが一番好きな人たちです。avexに移籍後、初の発売がこのDVDです。
 ピロウズは、デビュー15年強のギター・バンド。キャッチーなギター・フレーズと旋律を、時に中速メロウに、時に高速轟音で奏でます。ギター、ベース、ドラムズの他の楽器は、CDでもめったに使われません。
 歌詞はシニカルなものが多く、時に端正な恋歌もあります。

 そこそこ自由にできるぐらいには売れてるようですが、一般的な認知度は低いバンドでしょう。モンゴル800(沖縄のインディーズ・バンド)なんかより遥かに。
 音楽業界内ではそれなりの認知度と交友がありそうで、2004年にはピロウズ曲カヴァー盤──いわゆるトリビュート盤『シンクロナイズド・ロッカーズ』が出ました。ストレイテナー、ELLEGARDEN、GOING UNDER GROUND、BUNP OF CHIKEN、Mr.Childrenらがカヴァーして。

15th ANNIVERSARY !!
http://www.pillows.jp/p/special/2004_15th.html#040916

 カヴァー盤のこともあってか、Mr.Childrenとは2006年に短期ライヴハウス・ツアーを共にしたそうです。Mr.Childrenの奥ゆかしさゆえか、名目上「対バン」ツアーで。

 なぜにアメリカでツアーなのかを遡ると、2000年のGAINAX製作アニメーション『フリクリ』に、新曲『Ride on shooting star』と多くの既存曲を提供したのが発端です。当時はKING RECORDS在籍だったので、その販売専用アニメーションも同じ会社が発売元だったから話がまとまったのでしょう。
 その『フリクリ』は、日本では評価も売り上げもパッとしなかったそうですが──まったく観ていないので何とも言いにくいですがが──、なぜかアメリカの日本アニメ愛好者の間ではヒットしたらしいのです。
 それで、日本文化好き(?)の間でそこそこ人気が出て、そこから少し広がり、それなりの人気が続いている──『フリクリ』より後のCDも聴かれてるらしいのです。

蛇足。
 ちなみに、日本のバンドの中ではアメリカで人気があるとされているバンド三組と、宇多田ヒカルと、ピロウズの、それぞれ最も売れてるシングルCDのAmazon.com(co.jpじゃなくね)での売り上げ順位は下記の通りでした。(2007年3月某日)

Shonen Knife『Let's Knife』 (January 26, 1993)
Amazon.com Sales Rank: #18,531 in Music

Guitar Wolf『Jet Generation』 (June 22, 1999)
Amazon.com Sales Rank: #128,390 in Music

Hikaru Utada『Exodus』 (October 5, 2004)
Amazon.com Sales Rank: #29,775 in Music

Polysics『Polysics or Die!!!!』 (March 22, 2005)
Amazon.com Sales Rank: #39,210 in Music

The Pillows『My Foot』 (July 4, 2006)
Amazon.com Sales Rank: #53,687 in Music

 ……。ピロウズ、ギターウルフにしか勝ってないじゃん(笑)。
 少年ナイフは、さすがですねぇ。発売が古いとはいえ。

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2007年3月16日 (金)

Tate  倉橋ヨエコ『楯』を聴きました。このシングルCD(2005年11月発売)も持っていなかったので、アルバム『色々』を聴いたのち『損と嘘』と一緒に買いました。

倉橋 ヨエコ 『楯』 / BabeStarベイブスターレーベル
http://www.babestar.net/babestar/-/Discography/A020110/VICB-35002.html

 一曲目は、なぜか来宮良子さん(※)による『楯』の朗読。狙いすぎ──って感じです。雰囲気があって、ヨエコさんに通じる情念的な感じですけど。
 二曲目が『楯』。上記サイトで、PV冒頭の44秒──さびの手前ぐらいまでを視聴できます。PVも強烈ですが、歌そのものも強烈。人知れず満開となった一本きりの桜が、強風で盛大に花びらを散らされてるようです。

※「ヤヌスの鏡」や、最近だと「最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学」のナレーションをされてる方ですね。1931年(!)のお生まれだそうな。

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2007年3月15日 (木)

損と嘘

Sontouso  倉橋ヨエコ『損と嘘』を聴きました。以前の投稿でも触れたCDです。

 やずみさんがコメントされてたように、三曲目の『涙で雪は穴だらけ』が良かったです。下記のような歌詞を、やわらかく、あっけらかんと唄っています。

自転車倒してごめんなさい/コーヒーこぼしてごめんなさい
机が隣でごめんなさい/右左下を向く
毎日毎日/謝るために私生まれてきたんです

 二曲目は、歌・ピアノともアタックの効いたシャバダバ歌謡でした。
 一曲目は、歌とサウンドはパンチが効いてますけど、歌詞はピンときませんでした。歌詞より、PVのほうが強烈です……。

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2007年3月14日 (水)

色々

Iroiro  倉橋ヨエコ『色々』を聴きました。
 下記サイトのアルバムspecial pageには、本人による全曲解説などもあります。

倉橋 ヨエコ 『色々』 / BabeStarベイブスターレーベル
http://www.babestar.net/babestar/-/Artist/A020110.html

 詞はいつものヨエコ節で、恋愛エレジー(?)がほとんどです。しかし曲はポップなものも数曲あり、明るいストーカー曲などもありました。また、鈴の音のようなギター独奏(続いてチョーキング)から始まる曲──11曲目『今日も雨』──もあったり。編曲者が多彩になって、曲調がばらけたようです。
 おすすめは『あいあい』かしら。いままでとは毛色が違う「♪あなたと恋する為に/私 愛 愛 生まれてきました」のさびに、くらくらしてしまいます(笑)。

 聴きやすくなった本作ですが、変さを求めるなら、一枚目のアルバム『ただいま』のほうがおすすめかしら。

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2007年3月10日 (土)

月夜の雨

Tukiyonoame  柴田淳『月夜の雨』(DVD付初回限定版)を聴きました。ビクターに移籍後、初のアルバムです。
 既存の四枚のアルバムも聴いており、まあまあ好きな歌手ではあるんですけど……。

 ちょっと平凡でしかない恋歌が増えたなー、という感じです。シングル曲に限らず。「好きだけど別れる。別れたけど好き」みたいな。その手の歌は、よほど曲が良いか歌詞が非凡であるかしないと辛いですね。せいぜい自慰の道具か、聞き流す歌になってしまいます。
 言葉選びや使い方で光るものも残っていますが、歌の良さに結びつきにくくなった感じです。恋歌が陳腐化して失速したKOKIAほど、落ち込みは激しくないですけど。

 デビュー曲『ぼくの味方』と最初のアルバム『オールトの雲』は、いまでもとても好きです。七枚目シングル二曲目『缶ビール』なんかも。
 非凡な平凡が良かったのに……。

なんかいいことないかな
「ないわよ!」とありそうな友達が言う
(『オールトの雲』一曲目『なんかいいことないかな』より)

 30分のDVD──ショートフィルム「HIROMI」は、和田聰宏(旧・和田聡宏)──『東京湾景』での仲間由紀恵の相手役──が主演してました。トランクス姿(丁シャツや靴下は着用)が、やたら出てきました。
 『HIROMI』の歌詞をなぞった内容──陳腐で平凡な恋模様──であり、柴田淳も強引に唄う役柄で出てました。

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2007年2月19日 (月)

ねがいごと

Negaigoto  Fonogenico『ねがいごと』を聴きました。公式サイトでシングル二曲のPVを視聴し(曲だけのは環境のせいか聴けなかったので)、一枚目の『Reason』を気に入り、それが入っているミニアルバムを買いました。
 エンハンスドCD仕様で、二枚目シングル『リズム』のPV動画も入っていました。

Fonogenico|フォノジェニコ オフィシャルサイト
http://www.bmgjapan.com/fonogenico/

 全般的に、おしゃれっぽいです。ジャケットやPVを含め、昔風に。
 『Reason』は、短いキーフレーズの繰り返しが、気持ちの良いグルーヴを生み出しています。全六曲の中では、抜きん出て良いです。
 曲調は、スローバラード風、ジャズ風、ラテン風、など色々。恋歌が多いですが、歌詞は良くも悪くもなく平凡です。

 シングルまで買いたくはなりませんが、またアルバムが出たら聴きたいと思いました。

# 時々、おしゃれ音楽に手を出したくなります。今風ど真ん中じゃないやつに。

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2007年2月12日 (月)

BEST2(TOMOVSKY)

Best2  TOMOVSKY『BEST2』を聴きました。2005年に出た『BEST』と同じく、ほとんどの歌が新録音になっています。

 『BEST』よりも、全般的にちょっぴりポジティヴなベスト盤です。たとえば下記の歌いだしの『ハナシカケル』なんて、トモフスキーの歌の中では大変ポジティヴに感じられます。

特別、どこにも行きたくないよ/でもここにも/いたくないよ
誰にも会いたくないよ/でもひとりでも/つまんないよ
とりあえず/次の角曲がって/最初に会った生き物に/ハナシカケル

 人間に限定せず「生き物に」としている点に、トモフスキーの美点が現れています。しかし、その斜に構えた視点を“トモフスキーらしさ”と言われてしまうと、『自分らしさ』なんてと、さらに自他への観察を深めてゆきます。
 なんて、当人は肩ひじ張ってないでしょうけど。

T O M O V S K Y

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2007年1月25日 (木)

『千の風になって』に思うこと。

 『千の風になって』、TVで一部を聴いただけですが、良い歌ですよね。歌詞も曲も、歌唱もいいですね。(伴奏は、よく憶えてません)
 でも、墓地や墓石や類する界隈の方々は、「なんてこと唄うんだ!」と思ってないかしら。ごく最近、葬儀屋さん(?)が目立つTVCFを打ち出したのは、やわらかな反駁なのかしら。なんて思ってしまうのは、不謹慎かしら……。

# 新井満のサイトで、訳詩エピソードも読みました。

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2007年1月24日 (水)

花王「ビオレ パーフェクトオイル」CM曲の人

 倉橋ヨエコさん──花王「ビオレ パーフェクトオイル」CM曲(「♪マスカラ命の女です~」ってやつ)の歌い手──のライブ映像が、下記ウェブ頁で観れます。1月31日まで。

倉橋ヨエコ「損と嘘」

 CM曲とは別の歌で、次のアルバム曲か何かのようです。この『白の世界』は曲としては正直いまひとつですが、好きな歌い手さんであります。
 インディーズ時代の曲は耳にしたことがあるぐらいですが、メジャーの二枚のアルバムは買って聴きました。全般的には、無国籍昭和歌謡な感じです。
 アルバム『ただいま』にも入ってる『楯』を聴いて──というかPVを観て──、一発で好きになりました。

倉橋ヨエコ オフィシャルサイト

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2007年1月18日 (木)

スズキ・アルトと花王エッセンシャルのCM曲

 HARCOという方が、スズキ・アルトCMの歌(「♪僕は見てるよ/ちゃんと見てるよ/頑張ってる君のこと」ってやつ)と花王エッセンシャルCM(静ちゃん・山咲トオルらが出演してるやつ)の歌を、作って唄っています。それらの歌が好きになれず、CMが流れると少しいやな気持ちになります。
 HARCOさんのライヴ映像も目にしましたが──舞台前面の中心でちょこんと腰掛けて鍵盤を弾いていた──、すんごい「さわやかさん」で更にちょっと嫌いになりました。同じ「さわやかさん」でも、(全盛期の)カジヒデキのような作為的な馬鹿っぽさがあれば、そんな嫌いにならないんですけど……。(なんとなく、上から目線)

ハルコレート

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