2017年7月23日 (日)

J・J・エイブラムス『スター・トレック イントゥ・ダークネス』

 アメリカ映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(2013年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。前に紹介した映画の続編です。

 本作の敵、名前だけ聞き覚えが(笑)。
 惑星連邦の宇宙艦隊って、軍じゃないんですね。それが素敵。宇宙探査は、軍の従たる仕事と思ってました(笑)。
 クライマックスの復活&その為の空中アクションを除き、ほぼ素晴らしかった。折角ひねったストーリー展開だったのに、コア突入時点で分かっちゃうイージーさで……。

 宇宙歴2259年。カーク船長は、U.S.S.エンタープライズによる未開惑星の探査任務で逸脱。未発達文明(?)不干渉の規則を犯して、惑星の大規模火山災害を未然に防いでしまう。それをカークが隠蔽するも、副長スポックが事実を報告。カークは降格され、他船の副長へと転任。エンタープライズ船長には、パイク提督が復することに。
 時を同じくし、ロンドンの地下に在る「艦隊のデータ保管庫」で大きな爆破事件が発生。すぐに主犯が判明するも、事件後に(封鎖をして?)地球圏からワープした痕跡は見られない。サンフランシスコの宇宙艦隊本部は、艦長&副長らを緊急招集する。
 カーク“副長”も召集され、本部の対策会議に出席。その場の長たる(?)マーカス提督は、まだ遠くへと逃げていない主犯の追撃を指示。会議中、爆破事件そのものを訝るカーク。そもそも公開されてるデータの破壊が目的ではなく、艦長&副長を一ヶ所に集めるのが目的ではないかと推理。それを具申した直後、ビル外部から銃弾が雨あられと打ち込まれる。辛くも会議室(?)から逃れ、廊下からガンシップ(?)に応戦するカーク。機転を利かして、ガンシップを墜落に追い込む。その間際、操縦席から転送で消える主犯の顔を目撃。機体の大きさから、転送装置を詰めるはず無いのに……。
 ロンドンにも増して、質的にも甚大な人的被害。カークの大恩人パイク提督も、スポックの目の前で絶命。今度こそ高跳びした主犯の逃亡先が、連邦と敵対するクリンゴンの居住不可能惑星と判明。カークはマーカス提督に、自分を艦長に戻しての追撃任務を懇願。クリンゴンを刺激しないよう、艦隊ではなくエンタープライズ単艦での。提督は応じ、「データ保管庫」の正体を明かす。実態は偽装した極秘支部で、特殊な技術開発を行う部隊であったと。今回の主犯は、その一員であると。そこで開発した新魚雷を授け、提督はカークに主犯の抹殺を命ずる。
 主用クルーをほぼ元のまま、地球圏から飛び立つエンタープライズ。だが機関長(?)スコッティが、出発直前に降船。得体の知れない新魚雷が、ワープ・コアに及ぼしかねない悪影響を強く懸念。ゆえに積載を反対し、カークに辞任を申し出て。入れ替わりじゃないが、新たに若い女性の科学士官が乗船。自分が居るから、不要な人事と不満を述べるスポック(笑)。
 主犯の抹殺命令を、超法規的だと反対するスポック。恩人パイクの死を想い、げんなりとするカーク。だがスポックの助力は欠かせないので──それだけではなく感化もされて?──、一存で任務を逮捕優先に切り替えるカーク。目的惑星──砕けた月が接触している?──近くで、かつて拿捕した小型民間船で飛び立つカークたち数人。しかし主犯しか居ないはずの惑星で、複数のクリンゴン歩兵輸送機(?)と遭遇。降伏し交渉を試みる最中、何者かが現われクリンゴン人たち全員をほぼ独りで一掃(カークたちも応戦した)。その者こそ主犯だったが、カークたちには無攻撃(と言うか守った)。カークから積んできた新魚雷の数を聞き出し、あっさりと投降。真の名前も明かして……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月25日 (日)

ジョセフ・コシンスキー『オブリビオン』

 アメリカ映画『オブリビオン』(2013年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 トム・クルーズ主演のSF映画。アイディアは良いと思うけど、いろいろと残念な。退屈しないけど、ワクワクもしない。

 2077年の地球。天空の月は砕け、その影響の自然災害および放射能で地球環境は激変していた。60年前に突如エイリアンが現われ、月を破壊し地球を攻撃。核兵器をも用いて地球人も応戦。辛うじてエイリアン主力(?)に勝つも、地球は生き残った全人類が住み得る環境ではなくなってしまった……。
 そんな地球上に、“たった2人”で黙々と任務をこなす男女が居た。任務に支障をきたすからと記憶を消され、大気圏外(?)の巨大「宇宙管制センター」から赴任して5年。彼らの任務は人類がタイタン(木星の衛星)に完全移住(?)するために必要な海水の採取プラントの監視と、そのプラントを警備するドローンの整備であった。エイリアンの残存兵力が地球に隠れており、ゲリラ的に(?)採水プラント及び警備ドローンを攻撃していたのだ。パートナーは通信担当士官で、高層タワーの先端──基地に籠もりきり。一方、主役は(主に?)飛行体での外回り。非“汚染地域”のパトロールと、故障し立ち往生した警備ドローンの修理など。
 残り任期2週間を切り、廃墟──半ば埋もれた“戦前”のタワーから怪電波が出ているのを発見する主役たち。それは宇宙へと発信され、内容は地表の特定座標を示していた。その廃墟タワーにて、展望台と備え付け双眼鏡に既視感を覚える主役。自分が産まれる前の、かつてのニューヨークの建造物。実際に知るはずの無い、夢の中の情景の一部であった。
 電波が示す地点へと向かう主役。すると上空に赤熱化した物体が現われ、座標地点に激突。到着し調べると、それはNASAの宇宙船であった。破損した船体近くに散らばる、無事と思しい数個の「デルタ睡眠」カプセル。船体内にも、カプセルが1個。その中で眠る女性は、主役が見知った顔であった。あの昔日のニューヨークの夢で何度も会った、現実には知らないはずの……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年6月11日 (日)

ジャン・ルノワール『ゲームの規則』

 フランス映画『ゲームの規則』(1939年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 あの画家ルノワールの息子である同監督。名前は知ってましたが、作品を初めて観ました。なるほど、名匠ですねぇ。芝居・画づくりともに見事で。
 途中までは、上流階級(および使用人たち)の薄っぺらい恋の駆け引きと言った印象。洒脱ながらも下世話な、恋愛コメディ演劇の如き。しかし終盤に入ってからは、から騒ぎの裏の含蓄が見えてきます。ドタバタ──宴の後。その場しのぎの嘘まみれでいて、なおかつ真実の愛と友情が鈍く光る……。

 第二次大戦が始まる1939年。上流階級の青年男子──ある飛行家が、23時間で大西洋を横断し最短記録(?)を更新した。彼は愛する女性──既婚の侯爵夫人に捧げるべく飛んだのだが、ゴールのパリの飛行場に彼女が現われず大層がっかりする。
 一方の侯爵夫人(オーストリア出身)。飛行家を愛していたが、夫たる侯爵も愛していた。一方の侯爵。妻を愛していたが、他の女性も愛していた。飛行家のみが、一途に一女性──侯爵夫人を愛していた。さながら、彼だけが変な如く。
 横断飛行から何ヶ月か後。侯爵は別荘地で、知人・友人らを招いての狩猟&パーティを催す。飛行家の件も有ってか、愛人と別れようと思う侯爵。だが侯爵の友人──夫人および飛行家の友人でもある──が、一計を案じ愛人と飛行家も別荘地に招こうと提案して……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月30日 (日)

ジョン・ランディス『ブルース・ブラザース2000』

 アメリカ映画『ブルース・ブラザース2000』(1998年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。前に紹介した映画の続編です。

 基本、前作と同じ内容ですね。ストーリーは、もちろん違う……おおむね同じだけど(笑)。
 不謹慎さ(?)は、時代の変化もあってか少し控えめ。ナンセンスも同様。それでも良くも悪くも、2001年9月より前の能天気さで……。

 「ザ・ブルース・ブラザーズ・バンド」の短い再結成から18年。「ブルース・ブラザース」の弟エルウッドが、“あの風貌”でイリノイ州の“民営”刑務所から出てきた。18年前とは逆の立場で、門の前で兄ジェイクの迎えを待つエルウッド。しかし、一昼夜が過ぎても来ない。どうやらジェイクは亡くなっていて、弟には知らされてなかったらしく……。
 代わりに迎えに来たのは、バンドの元ドラマーが経営する店のダンサー女性。兄弟が18年前に守った孤児院(?)は既に無く、職員だった老人男性も死去。院のシスターはマザーに昇格し、病院の施設で孤児の保護などに当たっていた。前と同じく彼女に叱りつけられたエルウッドは、後見人になるよう10歳の男児を押し付けられる。その気は互いに無いが、とりあえず行動を共にする二人。
 マザーから、職員だった男性の隠し子について聞いたエルウッド。実の父について知らされず、警察署長にまで成りあがった(?)その息子。バンドを再々結成するため、署長の職場を訪ねるエルウッド。バンドに加わるか、もしくは現金500ドルを貸してくれと。どちらも断り、彼を外に放り出す署長。待っていた男児は、署長にぶつかり財布(身分証入り)を盗む。現金のみ抜かれ、届けられた財布。金を借りた旨のメモをわざわざ入れたことにより、早速エルウッドは警察に追われることに……。
 18年前と同じく、バンド元メンバーを口説いて回るエルウッド。途中ロシア系ギャングと揉め、彼らにも追われることに。いいことも有り、元ドラマーの店のバーテンダーを兄の代わりにとスカウトしたエルウッド。再々結成したバンドは、前と同じくライヴをせんと旅立つが……。

 (本作から)登場した豪華ミュージシャンは、B.B.キング、エリック・クラプトン、スティーヴ・ウィンウッドぐらいしか分かりませんでした。名前ぐらいを知ってたのは、エリカ・バドゥ(「女王」役)とボ・ディドリーぐらい。当時大人気(?)だった前者は、それを偲ばせるフィーチャーぶり。ジェフ・バクスター──スティーリー・ダン結成メンバーなのね──は、そのギター演奏と風貌(笑)にしびれた……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月23日 (日)

ジョン・ランディス『ブルース・ブラザース』

 アメリカ映画『ブルース・ブラザース』(1980年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 音楽/ミュージカル映画の要素を持つ、ドタバタ喜劇ですね。アメリカらしくガンガン銃撃され──主役たちの非暴力(対人)は感心する──、チェイスで車を壊しまくる。
 『モンティ・パイソン』映画に比べると、スノッブ及び諧謔は少なめ。派手さは多め。ナンセンスちょっぴり。且つ美談。なので(?)、両者ともに一長一短かなー。志村けん・松本人志お二人のコントとも、あまり好きになれない私としては……(笑)。

 イリノイ州の刑務所から出てきた、短躯がっしり男性のジェイク。5年刑期を、3年仮釈放されたらしい。迎えに来た長身がっしり男性は、弟のエルウッド。二人とも黒いスーツ/タイ/中折れ帽&サングラスの出で立ちで、自身を「ブルース・ブラザース」と名乗る。
 エルウッドは兄を、自身らも居た孤児院(?)のシスターの元に連れて行く。前科持ちになった二人を、荒っぽく叱りつけるシスター。二人を気にかけつつ、いまも子どもらが居る院の窮状を語りだす。群に固定資産税5千ドルを請求され、期限が迫るも払えず立ち退かねばならない。教会の援助も得られず、どうにもならない現状。なんとかすると言う二人に、汚い手段(泥棒など)で得た金はダメだと拒絶するシスター。
 シスターの折檻から、這う這うの体で逃げ出す二人。職員の老人男性とは旧交を温め、有名牧師の説教を聴きに行けと薦められる。気乗りしないが、当ても無いので従う二人。件の有名牧師(ジェームズ・ブラウン)は巧みな話術で場を煽り、音楽と歌と踊りで盛り上げる。当初は無表情だったが、やがて聴衆に交じって踊り出す二人。そこでジェイクは、はたと天啓を得る(笑)。収監前に組んでいたバンド──「ブルース・ブラザース」の二人を中心とした──を再結成し、危機の孤児院の為に短期一攫千金しようと……。

# あのBGM──開始30分弱で初めて流れる──は、さほどは多用されませんね。もう一曲、よく耳にするBGMが有りましたが……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月16日 (日)

フランシス・フォード・コッポラ『ランブルフィッシュ』

 アメリカ映画『ランブルフィッシュ』(1983年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。
 前に紹介しているフランシス・フォード・コッポラ監督の映画です。ほとんど白黒で、ランブルフィッシュ──赤と青の「闘魚」のみカラーの。

 大したこと無さそうで、やっぱり(?)味が有ります。スタイリッシュさを想像しましたが──おおむね映像はそうだけど──、滑稽味も醸していて。幽体離脱シーンは、それが過ぎるけど(笑)。
 ミッキー・ロークは、線が細くてセクシー控えめ。ロッド・スチュワートみたいにスリム(笑)。デニス・ホッパーは、脇役ながらダメ親父で存在感。まだ額が広くないニコラス・ケイジ(笑)──コッポラの甥って知らなんだ──は、セクシーながらもパッとせず(役柄も有って)。トム・ウェイツは、渋くてカッコ良すぎ。ダイアン・レイン──と言えば往年のCFですが(笑)──は、スレンダーで可愛かった……。

 主役(マット・ディロン)は、街(ニューヨーク?)の不良高校生。いま街に居ない、「モーターサイクル・ボーイ」と呼ばれる4つ上の兄(ミッキー・ローク)を持つ。
 頭が良く、喧嘩が強い。カリスマ性も有り、街の不良たちを束ねていた兄。そのように振る舞えず万事グダグダで、兄に対し憧れと少しの嫉妬をいだく主役。敵グループ頭(?)との決闘中、やはりグダグダでピンチに陥る。そこに颯爽と現われ、弟を救う兄。
 しかし兄は、憑き物が落ちたように物静かになっていた。カリフォルニアに行き、でも海へは行かなかったと言う(伏線)。ペット店に通う兄は、静かにランブルフィッシュ──闘魚を眺め続けて……。

# ローソン・レプリカが泣かせる。でも「ランブルフィッシュ」と言えば、田中吾希人さんのニンジャだよね(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年4月 9日 (日)

ブライアン・デ・パルマ『アンタッチャブル』

 アメリカ映画『アンタッチャブル』(1987年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 ウェルメイドだけど、いまさら特筆すべき点は無いかなー。あの有名な(?)、駅の階段シーンも含めて。

 1930年シカゴ。アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)は禁酒法下で、莫大な富を非合法に得ていた。その為に(買収による)数々の汚職や、競争相手のみならず市民にも及ぶ死傷沙汰も引き起こして。
 そこで中央から派遣されて来た、「財務省の特別捜査官」であるエリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)。早速シカゴ市警と乗り出すも、捜査は空振り。おそらく警察内部からの密告で、事前に取り締まり情報が漏れていたらしく……。
 味方がおらず、明に暗に嘲笑されるネス。失意の彼は偶然、夜間巡回中の老巡査(ショーン・コネリー)と出会う。謹厳実直にして、融通無碍そうな老巡査。腐敗した市警内で嫌われ者の──それゆえ閑職(?)に追いやられた彼を、ネスはスカウト。応援にと追加派遣された、経理に明るい財務省の職員。ネスと老巡査でスカウトした、射撃の名手にして独立不羈の新人(?)警官(アンディ・ガルシア)。それら計4人のティーム──やがて「The Untouchables」と呼ばれる──は強大なアル・カポネに対し、「合法的な手段を総動員して」孤軍奮闘を開始するが……。

# ケヴィン・コスナー、美青年だったんですねぇ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月26日 (日)

ブラッド・バード『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』

 アメリカ映画『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』(2011年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。
 まともに観た『MI』シリーズ映画は、『MI2』以来の2作目。『MI1』は、確か地上波TV吹き替え版をながらで観たはず。

 ウェルメイド且つ陳腐で、観ていてドキドキしません。最終盤クライマックスも。
 スクリーン投影による光学迷彩の如き、架空ガジェットの使用シーンが最も面白かったかしら。相手の視点移動──二つの眼球位置から相手の立体視イメージを演算し、投影する映像をリアルタイム更新する。

 ブタペストで、IMF(Impossible Mission Force)が任務に失敗。ロシアの機密ファイル──核ミサイルの発射コードを奪ったものの、殺し屋に横取りされたのだ。チーム員1名を殺害されて。
 一方、イーサン(トム・クルーズ)はモスコーの刑務所に入っていた(後に説明されるが、何故そこか不可解)。が、IMFのチームにより脱獄──救出される。ついでにイーサンは、世話になったロシア人1名も脱獄させる(もちろん伏線)。
 救出員2名が合流し、発令されるミッション。それはクレムリンに潜入し、“コバルト”──発射コードを奪ったと思しいテロリストについての情報を盗み出すこと。なんとか潜入するが、目当ての情報媒体はケースのみで空。作戦中止し、脱出するイーサンたち。だが彼らの通信に割り込み──チーム員の振りをし、爆破を告げる声が聞こえた。大きな爆発が生じ、建物から脱するも吹き飛ばされるイーサン……。
 なんとか逃げ延び、モスコー内(?)でIMFにピックアップされるイーサン。どうやら罠に嵌められ、爆破と発射コード盗難をIMFが行った──後者は目的は兎も角も濡れ衣ではないが──と認識するロシア諜報部(?)。イーサンは、クレムリン内で作戦中止後に擦れ違った男を思い出す。分析官に容姿を伝えると、スウェーデン特殊部隊あがりの元ストックホルム大学物理学教授に違いないと言う。「核による終末説」──過去の生物大量絶滅に倣った人為的リセットによるヒトの進化(?)を唱え、大学から追われた経歴の。そいつこそが“コバルト”だと気づき、自分たちを罠に嵌め、彼らの目的を核戦争の誘発だと推論するイーサンたち。
 しかしIMFはロシア側の嫌疑により、アメリカ政府からの切り離し──「ゴースト・プロトコル」に従った緊急パージを受ける。組織のバックアップは無く、手持ちリソース(銃器・装備など)も限定的。チーム員は(分析官も加わった)全4名。そんな状況で、核戦争の危機を防がねばならない。発射コード受け渡しが行われると突き止めた、ドバイに飛ぶチームだが……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月19日 (日)

中島哲也『告白』

 日本映画『告白』(2010年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 引き込まれました。露悪的で、ツッコミどころ満載のディティールが甘いプロット。いじめや学級崩壊の放置、一生徒への掃除ペナルティ2週間、担任の保健室への託児(?)、少年A実母のアカデミズムへの復帰などなど。そのツッコミどころも、セルフ突っ込み──AIDS発症や溺死など──により小さく見せようとする姑息さ(原作どおり?)。奈須きのこさんを思わせる(?)、力技のトンデモ展開。
 そんなプロット──原作由来であろう粗を、うまく昇華したと思しい本映画。怖がらずに笑っちゃう、ホラー映画の如くならずに。ただ最終盤のCGI満載シーンだけは、同監督『下妻物語』のスクーターぶっ飛びシーンを思い出しちゃったけど(笑)。嘘か真か、ぼかすためかも知らんけど。
 惜しむらくは観る前に、○○が殺されるって知っちゃったこと。その役者さんへのインタヴュー記事を、うっかり読み返しちゃって(笑)。

 ある中学校の、3学期終業式の日。ある1年生のクラスで、担任教師(松たか子)が淡々と告白しだす。だが生徒らは常どおり(?)騒ぎ又は無関心で、真面目に聴く者は少数。担任が今月で教師を辞めると言えば、歓声まで上げる始末。
 当初は、自らの力不足などを述べていた担任。やがて告白は、先月に溺死した愛娘(芦田愛菜)へと及ぶ。自分がシングルマザーになった経緯。最近ある曜日だけ、(学校を一時的に抜けて)愛娘を保育園から引き取ったあと学校の保健室に託していた経緯。そして愛娘の死──学校プールでの事故が、実は殺人であったとの告発。しかも犯人は、このクラスの生徒2人であると……。

# 能年玲奈さんは、出てるの分からなかったな。橋本愛さん(当時14歳?)は、あお向け横姿での胸の膨らみがムネアツ(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年3月12日 (日)

エリック・トレダノ/オリビエ・ナカシュ『最強のふたり』

 フランス映画『最強のふたり』(2011年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 おフランスらしい(?)行儀の悪さと、さり気なくも鼻に付くPCへの目配り──時に越境する──が見て取れた本作。でも、佳作です(笑)。

 首から下が麻痺している、パリに住む富豪男性。自らに24h対応可能な介護人の募集面接で、彼は心底ウンザリしていた。応募者の大半が経験者で、その綺麗ごとばかりの売り文句に。いままで採用した、すぐに逃げ出す介護人たちと同様だったらしく……。
 そんな応募者の中に、飛び抜けて異質な──フランスらしく変わり者もチラホラ──若い黒人男性が1人。がっちりとした体格と、ふてぶてしい態度。面接が始まるなり、不採用の署名をしてくれと書類を突き出す。それを求職活動した証拠とし、失業保険をもらうからと。
 介護未経験者にしても、まったく富豪男性に気を使わない黒人男性。その率直さゆえか、当人の意に反して試験採用されることに。当初は戸惑うも、勘の良さ(?)と遠慮の無さで普通以上の働きを見せる黒人男性。互いに気を許し始め、富豪男性の暮らしに活気も出てきて……。

# 「実話に基づいた物語」らしいけど、実際の介護人は非黒人でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧