2017年2月20日 (月)

手塚治虫(原案)/ゆうきまさみ(コンセプトワークス)/カサハラテツロー(漫画)『アトム ザ・ビギニング03』

Atomthebegin03 手塚治虫(原案)/ゆうきまさみ(コンセプトワークス)/カサハラテツロー(漫画)『アトム ザ・ビギニング03』(ヒーローズコミックス)を読みました。前に紹介している漫画の、最新から一つ前の巻です。

 冒頭は、天馬の5年前──「大災害」時の回想シーン。(消防が)両親が救出できず、それが超人の如きロボット開発を目指す端緒となったらしい。またA106が見た夢の如きでは、アトム誕生と思しい瞬間に例の髪型&あごひげ顔のシルエットが……。
 主役2人は、ロボット開発の目指す到達点について口論。お茶の水は「友達」、天馬は「神」の創造を志向していて……。
 作中および巻末おまけページで、AIについて概説。「チューリング・テスト」は聞いたことあるけど、「哲学的ゾンビ」の概念は知らなんだ……。

 無人島に現れた、バルト──マルス型の廉価版ロボット集団。A106らの危機に、ブレムナー伯爵および飛行ロボット「ノース」が救援に現われる。2体が協同してバルトを駆逐後、島の基地(?)に潜入。無人の内部で、コンピューター記録データをハッキング。それによるとは「大災害」は、「BUGS」なるの実証実験(?)による想定を超えた結果──人為的に起きたものだったらしく……。(ここまで前巻)
 だが間もなく、基地が自爆モードへと移行。(大きくて入れず)待機していたノースに天馬・お茶の水・ブレムナーを託すも、A106は間に合わず吹っ飛ぶ島もろとも海中へ……。浸水によるオシャカ寸前で、ノースが“自発的に”救出。その際にA106は、自分の手が人間の様になった夢の如きを見て……。
 帰還後、学内で拉致されそうになる2人。A106が防ぐも、銃撃にさらされる。そこに救出に現れたのは、佐流田教授(は直前に登場)の娘。「国際犯罪調査機構」の特殊捜査部員で、日本政府も調査対象だと述べて……。

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2017年2月16日 (木)

山口貴由『衛府の七忍2』

Efuno7nin02 山口貴由『衛府の七忍2』(チャンピオンREDコミックス)を読みました。前に紹介した漫画の、最新から一つ前の巻です。

 六花・波裸羅が、やはり作者スターシステムから登場。後者が体制側に付くので「七忍」は反体制に限らないのか、あるいは「七忍」外なのか。
 六花は、カクゴ・憐と同じく殺された時に覚醒。波裸羅も近しいけど、生まれ落ちた直後に覚醒したらしい。
 六花も「化外の民」で、飛騨の錫杖岳で育ったアイヌっぽい感じ。大食い属性は継承。権左衛門(『シグルイ』)似の好漢(元武士)と、とても良い関係を築いたのに……。

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2017年2月13日 (月)

つくしあきひと『メイドインアビス4』

Maidinabyss04 つくしあきひと『メイドインアビス4』(BAMBOO COMICS)を読みました。前に紹介している漫画の、最新から一つ前の巻です。

 冒頭シーンは、ロボットの朧げな記憶。殲滅卿──主役の母と、同行していたと思しい……。

 治療の甲斐あって、無事に意識を回復した主役女児。左手は、まだ親指が僅かに動くだけだが……。意識が無い間、成れ果て男児のパートナー女児の魂(?)を感知し夢見ていたらしい主役。その事が主役の生を長らえ、意識の回復にも繋がったらしく……。
 主役は自分たちへの同道を、成れ果て男児に要望。あっさり了承され、冒険への準備に勤しむ3人。成れ果て男児のアジトを出発し、4層の上層(地下7500mぐらい?)から5層の最下部(13000m)──帰還不可能地点の入り口である「前線基地」に到達。
 その前線基地の主こそ、外道の黎明卿。成れ果て男児の恨みを押し殺す3人を、素知らぬ風で迎える黎明卿および「娘」と称する女児。前線基地で生まれ育ったらしい彼女だが、成れ果て男児が居た時は存在すら知らなかったらしく……。
 黎明卿によると、白笛の二人──神秘卿および先導卿が各々6層へと降りて行ったらしい。休めと部屋を与えられるも、もちろん警戒する3人。それでも罠に嵌り、ロボットの右下腕が切断されて……。

# カヴァー下の表紙絵は、カヴァーの背景の女児らが実験に処されてるらしい様子。こっちが現実(?)で、イメージたる(?)楽しげなカヴァー絵との落差に胸が痛む……。
# 架空の生き物を調理し、食するシーンが多い本作。多分、『ダンジョン飯』より先んじていた……よねぇ(笑)。

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2017年2月 6日 (月)

平井和正・石ノ森章太郎(原作)/七月鏡一(脚本)/早瀬マサト・石森プロ(漫画)『幻魔大戦 Rebirth 3』

Genmarebirth03 平井和正・石ノ森章太郎(原作)/七月鏡一(脚本)/早瀬マサト・石森プロ(漫画)『幻魔大戦 Rebirth 3』(少年サンデーコミックス スペシャル)を読みました。前に紹介している漫画の、最新から一つ前の巻です。

 ウェルメイドだけど、いままでオマージュの域を出なかった本作。でも本巻の、生物宇宙船──巨大セミ型ロボットの如き──のアイディア(既出?)および付随するプロットは良かった。『トップをねらえ!』の宇宙怪獣の如きとは違って、ピースフル(?)かつ高度に知的らしい星間種族。体内の空きスペースに招き入れ、「他の種族と契約して自分を恒星間宇宙船として使わせる」と言う。

 幻魔ザメディを破った後、多国籍企業クェーサーによってエリア51へと連れて行かれる丈たち。エスコート役は、杉村由“佳”。杉村由紀・優里(母娘)の、血縁者であると思しい……。
 そのエリア51の「管理人」こそ、イワン・ウイスキー(『サイボーグ009』)。丈・ソニーとも(別世界で)知己だったらしいが、ベガしか憶えていない。かつて自身に絶望したイワン──ギルモアもろとも(?)スカール(?)らブラックゴースト(?)の数千人を瞬殺した──を救ったのが、ムーンライト(黒野千波)と思しいミス・クロノ。ベアトリスの簪(?)を、イワンに触れさせて……。
 そんなイワンが管理していたのが、地下に眠る生物宇宙船。『幻魔大戦』世界でのルナのテレパシー放送を聴き──平行宇宙でも受信できた?──、地球へと送り出された(生物宇宙船だけじゃない?)大船団。幻魔からの逃避行でワープ中に「時空乱流」に巻き込まれ、数百年前に地球圏に到達した組の1体である。過去に飛ばされなかった組は、まだ地球に着いてないらしい(笑)。

 最後の方で、石ノ森章太郎『幻魔大戦』の双子がチラッと登場。こちらに越境せず──『骸骨都市の章』の続きではなく──、遠未来の彼らの世界で……。

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2017年2月 2日 (木)

東本昌平『キリンHRS 10』

Kirinhrs10 東本昌平『キリン The Happy Ridder Speedway 10』(YKコミックス)を読みました。前に紹介している漫画の、最新から一つ前の巻です。

 承前の格闘審査。悪徳警官に圧されるも、肩関節を極めパウンドで辛くもKOする青年キリン。
 入院し、顎関節および左肩を固定された悪徳警官。そこに町長および秘書(?)が現われ、彼を揶揄。それが最後の引き金となったか、やけくその暴走を始める悪徳警官。町長や看護師、道々で出会う人々や自動車整備士を射殺。35GT-RスーパーGTカー(?)PCを駆り、警察署で銃器/弾を補充。無茶苦茶な論理で、殺されたイカレ息子への鎮魂だと心中うそぶく悪徳警官……。
 一方の青年キリンは、中年キリン相手に審査レースがスタート。途中で建設中止したサーキットのみならず、市街地など公道を含めたコース。見事な中年キリンの走りを、必死に追走する青年キリン。そのコース脇のPC内で、重武装した悪徳警官が待ち構えていて……。

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2017年1月29日 (日)

短編アニメーション映画『グラファロ』

 短編アニメーション映画『グラファロ』25分強×2本(2009/2011年)を、日本語吹き替えで観ました。Eテレでやっていたので。

 イギリスの絵本が原作の、CGIアニメーション映画(製作はイギリスとドイツ?)。単純だけど含蓄のある物語……とは感じなかった(笑)。
 いい子ちゃんな話ではなく、少しく残酷だけど厳しい教訓話でもない……と見えました。2本目の雪や氷の描写は良かったけど、息をのむほどでもなく……。

「もりでいちばんつよいのは?」
 母リスが、子リス2匹に語った話。静かな暗い森の奥深く。小さなネズミが餌を求め、沢山どんぐりが落ちている小山の頂を目指していた。
 ネズミの道行きに、キツネとフクロウとヘビが次々と立ちふさがる。ネズミを取って食わんと。だがネズミは、でまかせ話で次々と撃退。いまここで、(架空の)グラファロなる怪物と待ち合わせていると述べて。捕食者3匹に対し、それぞれ異なるグラファロの恐ろしい姿を描写して。
 まんまと小山の頂に辿り着いたネズミ。しかしそこには、でたらめにバラバラに描写した通りのグラファロが居た。もちろん食べられそうになったネズミは、「自分は森で一番強い。みんな逃げ出すから付いて来て確かめろ」なる旨を訴え……。

「グラファロのおじょうちゃん」
 やはり母リスが、子リス2匹に語った話。暗い森を抜けた先(?)。洞窟の中で、先のグラファロと娘が冬ごもり(?)をしていた。
 グラファロの娘は好奇心旺盛で、雪深い冬の一人遊びに退屈しきっていた。だが父親は、森の奥深くに行ってはダメだと言う。そこには大きな悪いネズミが居て、自分も以前に会ったことが有るからと。その話を聞き、余計に好奇心を掻き立てられる娘。父親が高いびきをかく月夜、そっと抜け出し森の奥を目指す。
 グラファロの娘は道行きで、ヘビとフクロウとキツネに次々と出合う。大きな悪いネズミじゃないとガッカリする娘に、それぞれ3匹は余所で見たとでまかせを教え難を逃れる。娘は辿り着いた先で、例の小さなネズミと出会う。落胆した娘に食べられそうになったネズミは、友だちを呼んでくるから待てと訴え……。

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2017年1月26日 (木)

稲葉そーへー『しらたまくん6』

Shiratamakun06 稲葉そーへー『しらたまくん6』(ヤングジャンプ コミックス)を読みました。前に紹介している漫画の、最新から三つ前の巻です。

 スケートボードやスキーなど、スポーツに親しむ主役(猫)。前者は子供用ボードそのままだが、後者は前足もはめる子ども用の改造品である。また前者では夜間にツチノコに間違われ、後者では危うく遭難しかける。どちらも調子に乗って。
 犬エピソードが、本巻の最大ほっこりかしら。同級生女子宅の雌犬──黒ラブラドール・レトリーバーを相手に、主役が犬恐怖症──かつて雌犬に後ろから腰を使われた(笑)──を直そうとする。

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2017年1月23日 (月)

浅田弘幸『テガミバチ20』

Tegamibachi20 浅田弘幸『テガミバチ20』(ジャンプ・コミックス)を読みました。前に紹介している漫画の最終巻です。

 堂々の大団円。完全ハッピーエンド(?)じゃないのが、致し方なくも物悲しい──。

 久々に赤針──対象物の残留思念の如きを再生する──を撃つ主役。その結果、ヘッド・ビーの秘密やAG世界の太古の記憶を得る。
 しかし人々の奮闘むなしく、スピリタス──人工太陽に眠る超巨大な鎧虫の孵化を止められなかった。町・村ごと、人の「こころ」を喰い出すスピリタス。このままでは、AG世界中の「こころ」を喰いつくされかねない……。
 そこにノワール(元テガミバチ)と、摩訶(主役の相棒の姉)がやって来る。スピリタスに打つ心弾にするための、ありったけの手紙を空輸して。それら手紙の「こころ」を、そして自身に宿る精霊虫も込め(?)、心弾「光針」を撃つ主役。
 かつて無い心弾はスピリタスにダメージを与え、奪われた人々の「こころ」が逆流し戻ってくる。しかし倒しきれず、意識を無くした肉体に直接攻撃を受ける主役。それをかばい、致命傷を負う(外見は幼女の)相棒。主役は最後の心弾として、自分の心身すべて(?)と肉体を失った相棒の「こころ」を撃つ。命中するまでの瞬間、二人の「こころ」をいだく女帝──主役の母の「こころ」。心弾はスピリタスを倒し、破滅的な危機は去る。空には、以前よりも明るい太陽が輝いていた。
 ノワールの妹──主役たちの元大家も、奪われた「こころ」を回復し尚且つ脚が動くように。立ち上った彼女の胸に、主役&相棒の「こころ」の欠片(?)が降り注ぐ。かつての約束した通り、家に戻って来たのだ……。

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2017年1月19日 (木)

花見沢Q太郎『Cue 01』

Cue01 花見沢Q太郎『Cue 01』(サンデーGXコミックス)を読みました。前に紹介している漫画家の、最新連載(?)です。

Cue  サンデーうぇぶり  完全無料! 毎日更新!
https://www.sunday-webry.com/comics/cue/

 タイトル意味不明(笑)の、グループ女子アイドル漫画です。マネージャー男性が、主役と思しい。
 地下アイドルの如き状態から始まり、初の武道館コンサートを行う未来をちょいちょいオーヴァーラップ。武道館ステージ上には顔隠しメンバーが1人いて、すでに脱退したと思しい(メイン時制での)現メンバー1人が感慨深げに観ている。

 ある芸能事務所の、問題児ばかり4人を集めた女子アイドル・グループ「COPPE」。突如マネージメントを任された若手男性社員は、街で惹きつけられた女子をスカウトして加入させる。
 COPPE既存4人は、元モデル、元グラヴィア・アイドル、元子役、病弱(笑)とポンコツばかり。加わったのは、潜在的には歌うまそう(?)な素人。
 初オリジナル曲をもらって、元モデル&新メンバー間で生じるセンター問題(後者に落ち着く)。5人初のライヴは散々(客も5人)。やがて徐々に客が増えるも……。

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2017年1月15日 (日)

アニメ映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』

 アニメ映画『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』(2015年)を観ました。BS11でやっていたので。

 文化庁が企画(?)した「アニメミライ2013」。その内の1作が、本作の前日譚たる『リトルウィッチアカデミア』。以前にBSフジで放送され、わたしも(確か)楽しみました。
 で、本作。ほとんど前作のストーリー説明が無く、忘れかけてて辛かった。まあ外連味のあるアニメーションが肝で、ストーリー重視の作品ではないけど。尺は前作の約2倍で、50分弱(エンドロール除く)。アニメーションの見せ場は、終盤15分ぐらい。努力や友情も描いてるけど、ちょっと見せ場まで怠かったかしら。新キャラクター3人も弱かった──描写不足だったので……(今季TV版に期待)。

 主役は、魔女学校の生徒。前作で奇跡的に大魔法(?)を行使するも、あい変わらずダメ生徒でルームメイト2人と問題ばかり起こしていた。そこで罰として、学校近くの街で行われるパレードへの参加を命じられる。かつての魔女狩りに対する自他への戒めとして、それを模した内容が例年の魔女学校の出し物。それゆえ問題児たちが、例年参加させられるらしく……。
 主役たち3人の他に、他の問題児3人も参加を命じられる。だが主役は、出し物のネガティヴな内容が不満。そこで、魔女をポジティヴに表現する内容に変えんと計画するが……。

# 音楽が大島ミチルさん担当で、『魔法使いTai!』を思い出す!(笑)

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