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2017年3月 5日 (日)

トーマス・アルフレッドソン『裏切りのサーカス』

 イギリス/フランス/ドイツ映画『裏切りのサーカス』(2011年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。前に紹介したトーマス・アルフレッドソン監督の映画です。

 おもしろいけど、むずかしかった……。あまり間を置かず2度たのは、アラン・レネ『去年マリエンバートで』以来(笑)。
 顔・立場と名前──姓と名と暗号名が使い分けられる──が一致せず、さり気なく使われる固有名詞(“カーラ”が典型)が謎で、ちょっとしたシーンの意味が分からなかった1度目。名前などを把握した2度目で、ようやく意味を理解できました。
# でも最後の狙撃は、誰がさせた(or許した?)のだろう。敵・味方どっちが……。

 1973年11月14日ロンドン。サーカス(イギリス諜報部)の組織の長──チーフ及び右腕幹部(ゲイリー・オールドマン)の2名が、静かに退任した。チーフが個人的に指示し失敗した、ブダペスト亡命幇助オペレーションの責任を取らされて。亡命者から二重スパイの情報を得ようとするも、(亡命そのものが嘘で?)派遣した工作員を殺害された。身内のみならず、アメリカ諜報部の不興も買って。
 チーフが疑った二重スパイ──“もぐら”とは、(右腕も含む)サーカス幹部トップ5の中にいるソヴェト連邦と内通している者。それゆえ個人的に指示したのだが、失敗し“もぐら”はニセ情報だったとされてしまう。退任後、チーフは死亡(病気?)。一方、一見おだやかに日々を過ごす元右腕。夫婦関係──と言うか妻から夫への感情は、近年(?)良くないらしいが……。
 およそ1年後。そんな元右腕に、外務次官──サーカスを所管する?──が内々に接触してくる。自分とチーフを解雇した次官(と大臣)だが、その原因たる“もぐら”の調査を依頼しに。イスタンブールで行方をくらませた工作員(トム・ハーディ)が、次官に直接“もぐら”は実在するとの情報をもたらしたのを受けて。工作員はサーカス本部に“もぐら”について仄めかしたゆえ、行方をくらまさざるを得なくなったのだと。
 いまや外部の人間となり、疑われる幹部“もぐら”候補から外れた元右腕。残った幹部トップ4の1人がチーフとなり、トップ幹部を補充していないらしい新体制。次官の依頼に対し元右腕は、現役のサーカス幹部職員(ベネディクト・カンバーバッチ)──行方不明工作員の上司だが連絡あったのを知らせず──や警視庁保安部の元警部など少数の人材を要求。リバプールのホテルに拠点を構え、自他による内偵を始めるが……。

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