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2016年11月24日 (木)

山口貴由『衛府の七忍1』

Efuno7nin01 山口貴由『衛府の七忍1』(チャンピオンREDコミックス)を読みました。前に紹介している漫画家の最新作です。

 伝奇的な忍者もの(?)ですね。豊臣滅亡後の、史実まじりの架空歴史を舞台とした。山田風太郎さん──わたしは『明治十手架』のみ読んだ──の忍法帖シリーズを彷彿とさせる。
 「まつろわぬ民」「化外の者」など、サンカ等を思わせる用語が頻発。本作では後者が近しい用法で、前者が豊臣方の残党の意であるけど。

 葉隠カクゴ・動地憐の2名が、作者スターシステム(?)から登場。反体制の、「七忍」の一員として覚醒する(憐は未だ)。両名とも、従来の人物造形とは異なる。
 鎧(本作では「具足」)をまとうのは、従来と同様。(強化外骨格の如き)普通の鎧は装着し、「七忍」──怨身忍者たちは変身(怨身)する。

 大坂の落城後、徳川方による豊臣方の残党狩りは苛烈を極めた。呪力(?)を込めた「覇府の印(印籠?)」なるが配られ、浪人や百姓ら民兵(たみへい)が御威光をかさに暴威をふるって。
 真田幸村の家臣であった、兵藤家の娘の伊織。彼女は家来1人のみと落ち延び、獣を狩る「化外の民」が住まう葉隠谷を訪ねる。しかし、そこにも残党狩りが迫ってきて──。

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