« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »

2016年10月30日 (日)

クリストファー・ノーラン『インセプション』

 アメリカ映画『インセプション』(2010年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。前に紹介しているクリストファー・ノーラン監督の映画です。

 退屈はしなかったけど、世界観・物語ともにワクワクしなかったなー。思考実験性も、あまり感じられなくて。エンターテインメントとして、夢枕獏さんの「サイコダイブ」──小松左京さんが元ネタらしいが──・奈須きのこさんの「固有結界」・『SAO』などと違って自然に入り込めません。日米カルチャー・ギャップかしら……(笑)。
 夢の階層性は分かるけど、共有にはピンと来なかった。ポータブルな機械を介して手首で繋がって、特定人の夢に複数人の潜在意識を入り込ませる。“植え付け(インセプション)”“設計士”“偽造師”“調合師”など、それっぽい作りこみにもあまり引き込まれなくて……。登山隊が頂上への複数次キャンプで人数を減らすが如く、階層を下るごとにアンカー的お守り役(?)を残していくのは面白かったけど。

 コブ(ディカプリオ)は、夢で他人から情報を引き出す凄腕の(?)仕事人。だが、対象のサイトー(渡辺謙)からの引き出しに失敗してしまう。取り急ぎ組んだ(?)設計士が有能じゃなく、サイトーに“他人の夢の中”だと見破られたせいで。
 そんなコブ及び長年の相棒に、逆にサイトーが仕事を依頼してくる。彼のライヴァル企業の次期経営者に、引き出しじゃなく「植え付け」をしてくれと。間も無く引き継ぐ二代目が、独占的な地位にある自社を解体するよう、自発的に判断するように導いてくれと。
 引き出しに比べ遥かに困難な植え付けゆえ、依頼に躊躇するコブ。そんな彼にサイトーは、自分への仕事の失敗で危険となった身の保証と、国際指名手配の帳消しを提示する。
 とりあえず現実での身の安全が与えられ、ミッションのため有能なメンバーを募るコブ。長年の相棒に加え、(夢の世界の)設計士・(変装人の如き)偽造師・(麻酔医の如き)調合師をスカウト。対象を最終的に第3階層の夢──夢の中の夢の中の夢へと導き、慎重に段階的に植え付ける計画を立案。さらにサイトー自身も、仕事ぶりを見るため夢への同行を申し出て……。

# 映画公開時の、導入(アメリカン)コミックPDF(約35ページ)を保持してました。映画冒頭のサイトーへの仕掛けに繋がる前日譚で、それだけ読んだ当時まったくチンプンカンプンだった(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月27日 (木)

ドリヤス工場『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』

Bungaku10pages ドリヤス工場『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』(torch comics)を読みました。知人にお借りして。
 前に紹介した漫画家の、タイトル通りの短編集です(笑)。洋邦を問わず、純文学のみならず大衆文学・童話なども対象とした。

 水木しげるさんの画風コピーなので、妖しい幻想テイストを持つ原作との相性が良かったかしら。坂口安吾「桜の森の満開の下」泉鏡花「高野聖」などと。水木さんの作風テイスト的には、魯迅「阿Q正伝」の純文学的ではない(?)ろくでなし描写も良かったけど。
 またミスマッチ的には、伊藤左千夫「野菊の墓」堀辰雄「風立ちぬ」などの美しい話も良かった。特に前者の、例のハの字の困り目──マイナスねじ頭の如き(笑)──の民さんが切なくて……。

# 原作の内はっきり読んだと憶えてるのは、森鴎外「舞姫」宮沢賢治「注文の多い料理店」夢野久作「ドグラ・マグラ」(1番目は教科書で)。全部を読んだか曖昧なのが──やはり教科書で──、フランツ・カフカ「変身」芥川龍之介「羅生門」ぐらいで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月23日 (日)

岡本喜八『肉弾』

 日本映画『肉弾』(1968年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。前に紹介している岡本喜八さん監督の映画です。

 同監督『日本のいちばん長い日』への、アンチテーゼであるらしい本作。『独立~』と違って反戦を前面に出すも、ユーモアを欠いてない点は共通している。
 当時の軍国主義の不合理や精神主義。それらを「大したことはない」と内心で笑い飛ばし、素朴な正義感を保ち続ける主役。しかし段々と、精神の平衡を失っていく。自身の死すべき運命よりも、守るべきものを失う痛手で……。

 昭和20年8月の日本。陽ざしが強い海上に、ドラム缶が括り付けられた魚雷が浮いていた。そのドラム缶内には、(女郎屋の)破れ傘をさした青年兵“あいつ”(寺田農)が居た……。
 昭和20年の正月。静岡県(?)に配属された、陸軍工兵幹部候補生の“あいつ”。沖縄も失い来るべき本土決戦に備え、現在は「肉弾」兵としての訓練を受けていた。肉弾とは、敵戦車を破壊する特攻兵──人間爆弾である。砂浜に掘ったタコツボで敵戦車の上陸を待ち、爆弾を抱え戦車の下に走り込んで爆発させる。そんな彼らに、特攻前の24h外出許可が与えられる。
 仲間たちと同様、女郎街に繰り出す“あいつ”。その前に立ち寄った古書店で、店主(笠智衆)に童貞と見抜かれる。最初が肝心だから、仁王様ではなく観音様の様な相手を選べと言う店主(勝手だねぇ)。しかし女郎街で客を誘う女たちは、“あいつ”には仁王・お化けに見える者ばかり。そんな中に、光り輝く観音様が居た。
 窓際に座る、セーラー服お下げ女子(大谷直子)。学生と思しく、ノートに書きつけ勉強をしている。引き寄せられた“あいつ”は、窓越しに女子が悩んでる因数分解を解いてあげる。そして、客になりたいと申し出る。女子に部屋を案内され待っていると、別の女性──「前掛おばさん」が現われた。てっきり女子の客になれると思った“あいつ”に、彼女は女将だと告げる前掛おばさん。親兄弟が空襲で無くなり、彼女が継いだのだと。茫然とする“あいつ”を意に介さず、女性は服を脱ぎ圧し掛かってくる……。
 女性と(恐らく)体を交えた後、憤慨して歩む“あいつ”(勝手だねぇ)。土砂ぶりの帰り道、(古書店に行って)戻る途中のセーラー服お下げ女子と出くわす。“あいつ”は(彼女の)女郎屋の番傘を手渡し、ずぶ濡れの彼女に微笑む。だが色々と感極まって、急に走り出す。彼女も何かを感じ取り、やはり感極まって追いかける。ずぶ濡れの二人は、彼女の(かつての?)家で雨宿りする。
 彼女の家は、空襲を受け両親と妹が死んだ場所であった。体が冷えるからと服を脱ぎ、それぞれ毛布をかぶる二人。彼女の兄は海軍兵で、小舟で特攻し死んだと言う。それを受け、肉弾について話す“あいつ”。感情が高ぶり毛布を払いのけ、素っ裸のまま外に走り出す。我に返り戻ると、彼女も毛布をはいで眩しい裸身(笑)をさらけ出す。そして同様に、素っ裸で外に走り出す。戻って来た彼女と、“あいつ”は(恐らく)体を交えるのであった……。
 砂浜にタコツボを掘り、自主訓練(?)する“あいつ”。地元の兄弟(中学生と小学生?)と仲良くなり、セーラー服お下げ女子に「よろしく」と伝言を頼む。ある月夜。砂浜に居る“あいつ”の頭上で、B-29らしき爆音が響き街が空襲される。翌日(?)例の弟がやって来て、自分の兄とセーラー服お下げ女子が亡くなったと告げる……。
 原爆2発が落とされた後、砂浜の“あいつ”に別命が下る。魚雷を余らしてる近くの海軍に合流し、指示に従えと。遠州灘10海里の近海に、独り放置される“あいつ”。アメリカ軍艦が近づいてきたら、魚雷を差し向け放てと。しかる後、ドラム缶を回収しに来る──“あいつ”は疑ってるが──と。
 何日かが経ち食料・水が尽き、やがて意識を失う“あいつ”。目ざめると、近くに船影が。空母と思い魚雷を放つも、ゆっくりとしか進まず沈んでしまう。しかして狙った船影は、日本人が乗る小舟であった。船頭に聞くと、日本が降伏し約10日が経ったと言う。加えて、ここは東京湾近くだと。舟に乗るのを断り、ドラム缶ごと曳航してもらう“あいつ”。だが、結んだロープが切れてしまい……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月20日 (木)

鈴木邦男『〈愛国心〉に気をつけろ!』

Aikokushinnikiwo 鈴木邦男『〈愛国心〉に気をつけろ!』(岩波ブックレット)を読みました。
 前に紹介している作家の薄い本(笑)です。約70ページの。

 おおむね、いつもの意見どおりの鈴木さん。声高に他人に押し付ける「愛国心」は本物ではなく、逆に国を汚すとなると言う。
 そんな入門的な薄い冊子ながらも、下記の記述などが気になりました。

●恐らくは日本会議の中枢メンバーを、「僕の学生時代の仲間たち」と言及
 鈴木さんや現「生長の家」とは反対の立場で、改憲を“領導”しているらしい。
●かつて著者が居た「生長の家」学生道場(寮)は、道場長が軍艦の艦長だった人だそう。
●1960年代、「明治憲法復元」運動が有ったそう。
●小林節さんの改憲案(1992年)
 近年も話題の小林さん。かつての改憲案では、元号の廃止や「君が代」に代わる国家の制定、天皇の男子限定の廃止を唱えていたそうな。
●日韓が仲が良すぎた1980年代
 赤尾敏さんが(日韓友好のための)竹島爆破をうそぶいた同時代、1985年に訪韓した鈴木さんら右翼人は、政・軍の要人らに大歓迎されたんだと。
●三島由紀夫の改憲案
 徴兵制の否定や、女帝を肯定したんだと。
●三島の自衛隊への憂い
 「魂の死んだ武器庫」になり「アメリカの傭兵」と化すと、その行く末を憂いていたそうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月16日 (日)

ジェリー・シャッツバーグ『スケアクロウ』

 アメリカ映画『スケアクロウ』(1973年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 しみじみとしたロード・ムーヴィーですねぇ。かすかに『真夜中のカーボーイ』の如き悲哀も漂ってましたが、あんな結末になるとは……。まあ『真夜中~』と違って、未来に希望が感じられるけど。

 とある辺鄙な(?)場所で、半日以上も各々ヒッチハイクしている二人の男性。偏屈そうなマックス(ジーン・ハックマン)と、人なつこそうなライオン(アル・パチーノ)。初対面で声をかけてくるライオンを、当初は無視するマックス。だが後に、同じトラックの荷台に乗ることに。
 トラックから降り、ダイナー(?)に入る二人。マックスはライオンに、一緒に商売──洗車屋を始めようと誘う。けんかっ早く刑務所に6年いて、出たばかりのマックス。デンバーの妹を訪ねた後、ピッツバーグで商売を始めると言う(資金あり)。一方のライオンは、船乗り生活5年で国内に居なかったらしい。これからデトロイトに行き、元恋人(?)および自分の子──性別も知らない──に会うのだと言う。
 「おれは根性が腐ってる」と言うマックス。他人を信じないと。なぜ自分をさそったかと聞くライオンに、最初のヒッチハイク時に「最後のマッチをくれた」および「(おどけて)笑わせてくれた」からと答える。二人はヒッチハイク及び貨物列車へのタダ乗り(?)を重ね、一路デンバーを目指す。時々働き、小銭を稼いだりしながら。
 デンバーに着き、妹と再会するマックス。二人が数日(?)を過ごして、翌日旅立とうとした夜。妹・その友人と共に4人で送別会を行っていたところ、マックスが地元男性と派手な喧嘩で警察沙汰に。結果、二人はデンバー群の矯正局に1ヶ月間入所することに(喧嘩相手は、どうなったか不明)。
 矯正局での何やかんやで一時は仲たがいするも、以前より互いへの信頼を深める二人。以前ライオンは、カラスは案山子(スケアクロウ)を怖がっていない旨の寓話を話した。カラスは案山子の滑稽さを笑い、畑から去るのだと。すぐに苛立ち他人と衝突するマックスに、案山子の如く受け流せ(?)と暗に諭していたのだ。それをマックスも徐々に感得し、ライオンをかけがえのない相棒と思うようになっていた。
 デトロイトに着く二人。元恋人の家の近くまで来て、ライオンは電話を入れる。元恋人は、2年前に別の男性と結婚したと告げる。妊娠後に自分を捨てたライオンに対し、彼との間の息子の健在を隠し、子どもは流産したと嘘をつく。マックスには“流産”の話を伏せ、近況を知り満足できたと述べるライオン。その後ハイ状態になり、続いて見たことも無いロー状態に陥って……。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月13日 (木)

長澤茉里奈『まりちゅうに夢中』

Marichuunimuchuu 長澤茉里奈のグラヴィアDVD『まりちゅうに夢中』(本編95+特典映像4分)を観ました。
 前に紹介しているグラヴィア・アイドルの、4枚目のDVDです。

 突出した見どころは無いものの、総じて高クオリティでトータル上の下でした。
 小芝居は無し。しゃべりは、あざといのがシーンに応じて時々。

 ルックス・言動とも、あざとさ魅力になっている長澤さん。白ソックスや、髪型は概ねツイン及びポニーテイル等(わたしは後者が好き)。

 制服コスチュームは、冒頭シーンに(脱衣まで)長めの尺で。笑顔でクルクル回転し、時おりの真面目な(?)表情も良い。
 薄黄色レオタードは、弱ハイレッグ。ロリータ風味が増し(笑)、途中までの“しっとり”ムーヴ&表情も良い。
 紺ハイレッグ水着は、長澤さんが着るとスクール水着みたい(笑)。あざとく、あずき色ジャージも羽織って。また、プリ尻が際立つ。
 白もこもこパーカーは、フードにウサギ耳付き。そで無し&脇/背中パックリで、横乳が際立つ。ジップダウンしての、谷間も美しい。また、ツインお団子ヘアーもキュート。
 灰ピンクゆるふわワンピース(すそ段フリル)は、あざとくも可憐。脱いでからの、やや大人っぽい白下着(ストラップ無しブラジャー)も同じく。

 特典映像は、スティル撮影風景およびアップ後お言葉1分。プーケット撮影だったそうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月 9日 (日)

ウォン・カーウァイ『恋する惑星』

 香港映画『恋する惑星』(1994年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 エネルギッシュ(≒猥雑)且つスタイリッシュ。(恐らく意図して)薄っぺらくも、ディティールは緻密かつ粗雑。感性が合えば──あるいは公開当時であれば、刺さりまくったんでしょうねぇ……(笑)。
 フェイ・ウォンさんは、やはり魅力が抜きんでてます。不思議ちゃん役がドはまり。トニー・レオンさんは、男臭さムンムン。金城武さんは、さわやか且つダサかった(笑)。少しく話した日本語は、とても自然でしたけど。

 香港で、失恋したばかりの男性2人。25歳になる私服刑事と、数歳年長(?)の制服警官。2人それぞれの、ほぼほぼ関係ない恋の駆け引き(?)。それらが、九龍において定点観察の如く描かれる……。

 香港にインド人街が在った──在るって、知りませんでした(来歴を考えれば尤も!)。

 # 何度か舞台となるサークルK(LoFt袋も登場)と、トニー・レオンさんの白ブリーフ(&白ランニング)姿が泣かせる……(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月 6日 (木)

東本昌平『キリンHRS 9』

Kirinhrs09 東本昌平『キリン The Happy Ridder Speedway 9』(YKコミックス)を読みました。前に紹介している漫画の、最新から二つ前の巻です。

 青年キリンは、前巻に続いて練習走行。やはりニンジャが加わるも、それ以上の邪魔は入らない。
 片や悪徳警官のイカレ息子は、文字どおり最期の大暴れ。独りで数人を相手にするも、前巻で刺された腹の傷もあって御陀仏。加えて焼かれる。最悪パーソン(?)は、後に父親が引き継ぐ。
 その後、青年キリンの格闘審査がスタート。悪徳警官がルール無用で(?)警棒を用い、青年キリンは脚関節技(笑)で対抗する。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年10月 2日 (日)

ジェームズ・キャメロン『アバター』

 アメリカ/イギリス映画『アバター』(2009年)を観ました。スターチャンネル1無料放送でやっていたので。前に紹介した監督の映画です。

 おもしろかった。意外性や、SF/ファンタシー的な新鮮さは控えめ。映像は新鮮(≠斬新)。ディティールは綿密。フォーマットは西部劇(先住民に味方するタイプ。希少鉱物の大鉱脈は、さしずめインディアンの聖地に在る金鉱?)。でも思わせぶりだったリドリー・スコット監督『プロメテウス』より、ずっと良かった。文化人類学やPCなど、知的エッセンスが鼻につかない気配りも含めて(アメリカ保守派には、違うらしいけど)。
 主役が初めてアバターをまとった直後の、歓喜に溢れ屋外を走り回るシーンが素敵!3D大スクリーンで観たら、もっと感銘したのかしら……(笑)。

 未来。人類は他の恒星系に、少なくとも年単位で行けるようになっていた。そんなフロンティアの一つが、衛星パンドラ。巨大ガス型惑星(?)の月の一つと思しい、動植物に満ち溢れた天体(引力1G未満?)。そんなパンドラに、太陽系には無い(?)希少鉱物が大量に眠っていた。しかし先住民──知的生命体が居て、うまく関係が築けず大量採掘できずにいた。
 先住民は有尾ヒト型で、身長が人類の2倍ぐらい。腕・脚が長く、全身がブルー系しま模様。狩猟採取の部族社会だが、特別な樹木を媒介とした記憶の蓄積と意思伝達を為す(だけじゃなく、衛星規模のガイアの如きらしい)。また先住民や現地動物は鞭毛の如き触手を有し、それを絡め異生物とも交感することが可能。
 主役は、海兵隊上がりの青年男性。任務で負傷して脊髄を損傷し、下半身不随になっている。6年の冷凍睡眠を経て、やっと到着したパンドラ。彼の双子の兄(一卵性?)は科学者で、「アバター・ドライバー」として養成されていた。その兄が急死し、かけた時間と費用を無駄にしないため(?)主役が代わりに選ばれたのだ。
 アバターとは、先住民と同じに見える「人間と先住民のDNAをかけ合わせた結合体」。特定のアバターは、特定のドライバーの為に培養し調整される(ドライバーがDNA提供?)。ドライバーがカプセル型装置に入り、アバターをリモート操縦──と言うかアバターに憑依する。アバターをまとって先住民に成りきり──でも中身は人類であると先住民に知らせて──、先住民と交流し融和を図る。しかし今まで、贈与や啓蒙(?)によってでは信頼を得られなかった。
 急遽の代役で、パンドラの知識に乏しく先住民の言語も話せない主役(睡眠学習できないの?)。彼は学者のアバター2人と、現地調査のため密林に入る。しかし(サイの如き?)強獣に襲われ、2人と離れ離れになってしまう。日暮れが迫り、やむ無く帰投する同僚たち。独りになった主役は、海兵隊仕込みのサヴァイヴァル術(?)で夜の危険をしのごうとする。しかし(ジャガーの如き?)猛獣に囲まれ、応戦するも絶体絶命。そんな彼を救ったのは、独りになる前から(?)ずっと監視していた──あまつさえ密かに射殺そうとしていた(が訳あって思いとどまった)先住民の女性であった……。

# シガニー・ウィーバーさん、『エイリアン』と『愛は霧のかなたに』を彷彿とさせますねぇ。後者は観てないけど(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2016年9月 | トップページ | 2016年11月 »