2018年4月22日 (日)

短編TVアニメーション『きょうはみんなでクマがりだ』

 短編TVアニメーション『きょうはみんなでクマがりだ』(24分弱)を観ました。Eテレでやっていたので。

 絵本が原作で、イギリスで作られたと思しいアニメーション。3D CGIではない、淡い色合いの。
 イギリス製かつ邦題から、ブラック童話(?)みたいなのを想像(笑)。でも基本ほのぼので、且つ少々もの悲しいロー・ファンタシー(?)でした。

 男女の子ども5人(内1人赤ちゃん)と両親が過ごす休日。しかし来宅予定の祖母が、単独運転するクルマで途中立ち往生。両親が迎えに行き、子ども(+飼い犬)だけで留守番することに。
 活発らしい次女は、クマ狩りに出かけることを提案。TVが、灰色熊について報じているのを見て。子ども5人と飼い犬は、準備をして小冒険(?)に出かける。
 原っぱを越え、ぬかるみを越え、川を越え、森を越え。すると、天候が急変し吹雪(!)に。子どもらは身を寄せ合い、海岸の洞窟に辿り着く。
 洞窟内で4人とはぐれ、犬だけと一緒の次女。ついに灰色熊(?)と出会うが、巨大なクマはクシャミをしていて……。

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2018年4月15日 (日)

Chuning Candy『Dance with me』PV

 Chuning Candy──女子7人アイドルグループの、デビュー曲『Dance with me』PVを観ました。何より曲が素晴らしく、そしてメンバー女子──特にトップ2(?)が可愛らしい(笑)。

Chuning Candy「Dance with me」-MUSIC VIDEO- - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0wwqFKCD9sQ

 センターLILIさん(サビ1番手&Aメロディ2番手)は、ミックス美少女で声質がファニー。主唱者ゆうりさん(サビ2番手&Aメロディ1番手)は、ルックス・声質とも正統派(?)で真っ先に惹かれました。他メンバーも含めて、沖縄らしい(?)伸びやか且つキュート且つキレのあるダンスもいい。

# BD付きCDを買ったけど、カップリング2曲は平凡。少なくとも、タイトル曲みたいに一発で心わしづかみにはされない……。

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2018年4月 8日 (日)

カーネーション『Multimodal Sentiment』

Multimodalsentiment カーネーション『Multimodal Sentiment』を聴きました。前アルバムと同じく、「インストゥルメンタルヴァージョン全曲収録」CD付きの。
 前に紹介しているバンドの、最新から一つ前のアルバムです。2016年7月に出た。

 全12曲56分。残念ながら(?)、今回はベース太田さんの主唱は無し(笑)。
 曲調は多彩。でも、ゴリゴリのロックは無し(多分)。ストレートな恋歌も、無いと思しい。

 「まともになりたい」は、共感バリバリ。「♪この顔のせいだとしたら/それじゃご先祖がかわいそう」って(笑)。
 「Lost in the Stars」は、キラキラ哀愁ロック。ちょっと歌謡曲っぽい(笑)。
 「いつかここで会いましょう」は、川本真琴さんがAメロディ途中から控えめにコーラス。
 「Autumn's End」は、大谷能生さんが共作詞。その大谷さんが、曲中でも詞を朗読(表記はRap)。
 「続・無修正ロマンティック ~泥仕合~」は、大森靖子さんが共作詞&がっつりデュエット。オシャレ且つ、正しく(?)昭和歌謡ロックっぽい。

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2018年4月 1日 (日)

酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部』

Yowakoumei05 酒見賢一『泣き虫弱虫諸葛孔明 第伍部』(文藝春秋)を読みました。
 前に紹介している小説の最終巻です。2年7ヶ月ぶりに、2017年6月に刊行された。

 おもしろかった。けど辛い。孔明が奮闘するも、(自分の任命責任も有って)結果を出せなかった北伐(「負けるのがよし」とは著者)。関羽・張飛らの子が登場しキラリと光るも、いずれも早逝(趙雲の子は描かれず)。司馬懿に対抗し得る人材を残せず、孔明の死から29年後に滅びてしまう蜀……(魏・呉もだけど)。
 章立ては、「孔明、泣いて南方を窺う」から「竟(つい)に進んで、五丈原にきわまる」まで。4割弱が、「南方平定」について。残りが、孔明の死までの北伐。南方に分量を割き過ぎの気もするが、それもエキゾチック(?)で面白い。

 (劉邦や)劉備の「兵」についての不思議を、本巻の冒頭付近で述べる著者。放浪ごろつき集団から、成り上がって領地を得るまでの間。恩賞も守るべき土地も無いのに、なにゆえ寡兵でき且つ従わせることが出来たのか。いくら親分に「魔性の魅力」が有っても、兵の末端まで伝わるべくも無いのにと……。

 劉備の遺言で、蜀の全権を(実質)託された孔明。関羽の仇討ちにと、劉備が最後に戦い敗れた呉。その呉と、大国の魏に伍すため関係を修復。北伐──魏と戦う前に、異民族の反乱など後顧の憂いを絶つため南方平定に乗り出す。
 何ヶ月もかけ、とうとう南方の親分──族長の中の族長みたいな──を屈服させる孔明。決して親分を殺さず、何度も逃がし勝てないと心を折ることにより。
 そうして、満を持しての北伐。だが要地を任せた馬謖が、ことごとくしくじり──とも言い切れず相手が悪かったらしいが──他では優勢なるも敗退。後に趙雲も死亡。老いて尚、南方平定および北伐の初期で活躍していたのだが……。
 過去の失敗を鑑み、補給に万全を期した──はずだった第4次(?)北伐。しかし補給の大元を任せた旧/重臣の李平(李厳)が、孔明への嫉妬でサボタージュ。優勢なるも、やむなく撤退。その3年後。体調が悪化し、いよいよ死期を悟った孔明。それでもなお、第5次──自身最後の北伐へと出るのだが……。

# 孔明の死後、軍師車に置かれた木像(生前の指示で、生けるを装う為)。その故事は、小1で読んだ学習百科事典(国内外の偉人(神話を含む)の巻)で知りました。「泣いて馬謖を斬る」は、もっと後に知った言葉。いずれにしろ、『三國志』に特に興味を抱くことは無かったけど(笑)。

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2018年3月25日 (日)

ダグ・リーマン『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

 アメリカ映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)を観ました。BSプレミアムでやっていたので。

 トム・クルーズ主演のSF映画。原作ライト・ノヴェルは未読ですが、本映画公開に際してのコミカライズ連載は読んでました。
 佳作ですね。傑作ではないけど。わたしが観た(半分に満たないだろう)トム・クルーズ主演作の中では、トップ級じゃないかしら。大昔に観た、『ハスラー2』に次ぐぐらいに(笑)。
 うろ覚えながら(ほぼ原作に忠実らしい)コミカライズ作品と比べて、改変を悪いと感じませんでした。トム・クルーズを新兵に仕立てる為の、序盤の理不尽さ(?)は別として。まあ、『宇宙の戦士』(原作小説・映画とも)や『マブラヴ オルタネイティヴ』との類似感バリバリだったけど(笑)。

 近々未来(?)。5年前ハンブルクに、突如として現われた「ギタイ」。地球外から降下して来たらしい怪物の群れは、フランス及びドイツなど大陸ヨーロッパの広範囲(?)を人類から奪う。戦闘で劣勢な人類は、対ギタイの歩兵用「機動スーツ」を開発(ミサイルや戦闘機や戦車じゃ駄目なの?)。それを実戦投入し、ヴェルダンで初めて局地的勝利(?)を収める。実戦初日にしてギタイ200体を殲滅し、生ける伝説と化した女性兵士リタの大活躍もあって。
 主役は、アメリカ軍メディア担当少佐。大陸ヨーロッパでの大規模反攻作戦に際し、ロンドンの統合軍本部の隷下(?)として着任。そこで統合軍司令官から、明日のフランス上陸作戦に同行する広報任務(?)を命じられる。戦闘経験皆無の主役は、それを固辞。あまつさえ、メディア担当ゆえの脅迫まがいの言辞を弄する。だが司令官には通じず、将校身分を剥奪され2等兵あつかいに。さらに機動スーツ歩兵として、明日の上陸作戦への参加を強制される。
 当然ろくな訓練も受けられず、迎えた翌朝の出撃。だが隠密作戦のはずが何故かギタイが待ち伏せ──いままでも多くあった──していて、上陸(空挺)部隊は壊滅状態に。悲惨な戦場で何も出来ず、右往左往する主役。そんな中、大鉈の如きを振り回し孤軍奮闘する英雄リタ(と主役は分からない?)を目撃。だが、あっさり彼女も戦死してしまう。逃げ惑う主役の前に、他より大きなギタイが出現。絶体絶命の襲われる直前、“対人”地雷でギタイもろとも自爆。ギタイの体液まみれになりつつ、そのまま死亡してしまう。
 ──と死んだはずが、“昨日の階級剥奪後”の覚醒を再び迎える主役。経験した“明日の記憶”どおり、ほぼ同じく繰り返される昨日。そして迎えた2度目の出撃で、1度目の経験を踏まえるも死亡。すると、またも昨日の同タイミングで覚醒。各ループの記憶(と非体力的な能力?)を保持したまま、幾度となく繰り返される1日(足かけ2日)……。
 試行錯誤を続ける何度目かも分からないループで、やはり常に孤軍奮闘するリタを鮮やかに救う主役。ギタイの波状攻撃を予測したが如き彼に、次の覚醒後に自分を訪ねろと言う彼女。結局2人とも戦死し、昨日に再会──彼女にとっては初対面──する主役。彼の話を聞き、ループを受け入れる彼女。なぜならば、かつてリタも初陣で大きなギタイを殺害後に死亡。ループへと突入。それによりヴェルダンで遂に生き残るも、大けがで輸血を受けループ能力を失ったからであると……。

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2018年3月18日 (日)

カトウタカヒロ『ジンメン6』

Jinmen06 カトウタカヒロ『ジンメン6』(サンデーうぇぶり少年サンデーコミックス)を読みました。前に紹介している漫画の最新巻です。

 主役たちに同行する新手飼育員3名の、それぞれ過去が描かれる本巻。内2人のリクルーターとして、弥蛇山(ミダヤマ)なる人物が登場。単なるチョイ役ではなく、後にジュウメンとして出てきそうな……。
 新たなジンメンとして、ワニのが登場。いままでは確か哺乳類のばかりで、いささか驚き。いままでと違って、さすがに(?)ジンメン──平たい顔には変化してないけど(笑)。
 キリン薀蓄として、「全体の9割がオス同士で交尾して、7割は同じオスに対して恋愛感情がある」と。本当かしら(笑)。

 「ツチグモ」──巨大な動物キメラから逃げきれず、承知で不可逆のカバに変身──ジュウメン変身薬の調合をいじられたため──する飼育員1名。健闘するも手榴弾で自爆し、主役たちを逃がすことに成功。
 ツチグモの脅威から脱し、サファリ地下を進む一行。そこで女性記者が、先の研究施設で読んだ「ミズカガミ」について言及。それは陥没地域の(?)複数ヶ所に在る、ジンメンを動物に戻す安全装置であった。
 ハナヨ(ゾウ)の遺言書──園パンフレット地図に書いた──から、園内ミズカガミのヒントを得る主役。ゾウ飼育舎近くで謎の鍵(笑)を見つけ、装置と思しい噴水を目指すことに。そこに立ちふさがる、キリンのジンメン。
 キリンのジンメンは、同行する新手飼育員1名の担当動物であった。積年の憎しみをぶつけ合う、1人と1匹。長い首に鉄板を巻きつけ、頭には鉄板を鉈の如く取り付けたキリン。その首を振り回し、長い脚によるキックと踏みつけで一行に猛アタック。その1匹をなんとか倒すも、同様装備のキリンの群れが現われる。
 主役は馴染み飼育員が持っていた(調合をいじられていない)ジュウメン変身薬──「ジュウメンにならない者」も義務として──を、瀕死の新手飼育員1名(非キリン担当)に投与。可逆のトラのジュウメンと化し、キリンの群れを蹴散らす。

 巻末には恒例の描き下ろし4コマに加え、連載サイトで年末年始(?)に公開された「コレボリレー漫画」を収録。井上小春さんと、1ページ毎に全6ページで描いた。互いのキャラクターがクロスする、お祝いムードの他愛も無い(?)内容の(笑)。

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2018年3月11日 (日)

宇野常寛『母性のディストピア』

Maternaldystopia 宇野常寛『母性のディストピア』(集英社)を読みました。
 前に紹介している「評論家」の、3冊目(?)のハードカヴァー個人著書です。2017年10月に出た、2冊目『リトル・ピープルの時代』以来6年以上ぶりの。

【特別寄稿】宇野常寛「あなたはなぜ『母性のディストピア』を読むべきか」  PLANETS/第二次惑星開発委員会

 『鉄腕アトム』より後の日本アニメ作り手の代表──と宇野さんが内容面から(?)考える、宮崎駿・冨野由悠季・押井守の3氏。その人選は、作品に時代に応じた現実に対する問題意識の積み重ねが見て取れるから(ゆえに、高畑勲・出崎統らはオミット?)。庵野秀明さんの扱いは、3氏に比べて少量。『シン・ゴジラ』は肯定的に評価するも──3氏の問題意識の先に達したと、基本的には二次創作を能くする非オリジネイターであるからとして。

 「「母」の膝の上で「父」になる夢を見つづけていた」戦後の日本国民。肥大した母性の下、バブル景気までは「ネオテニー(幼形成熟)・ジャパン」として消費社会を謳歌。そんな奇形的に発展した日本社会において、それぞれ問題意識をもってあたっていた上記3氏。映像(映画・TV)の20世紀には(内容的に)活躍したが、だが情報ネットワークの21世紀に入ってからは……。
 宮崎さんは、『もののけ姫』で明確に「漫画映画」的な快楽を“内容面で”放棄したと。以降「世界に対する肯定性の不在」を、従来からの「漫画映画」的アニメーション技術をもって描いていると。兵器大好き(?)でありながら、マチズモのある一線を越えてこなかった──マチズモが皆無ではない──宮崎さん。その高潔なモラル(?)を保ったまま、テクノロジー懐疑の常識論に陥ってしまったと……。
 冨野さんは、「母性のディストピア」で破滅する男性(と世界?)を描いてきたと。その典型が、シャアであると。架空年代記の宇宙世紀から、「データベース化した歴史と二次創作的に戯れる」黒歴史へ。現代の高度情報化社会を予見し(?)可能性として提示したニュータイプ概念を、限定的エスパーの如きに後に自ら貶めた冨野さん。最早、架空世界において望ましい態度(?)──人の正しい振る舞いを説いてる場合じゃないとばかりに……。
 押井さんは、『イノセンス』で「自己完結的なユートピア」を提示。『パトレイバー』劇場版2作で、TVの向こう側の(?)戦場を可視化せんとした押井さん。しかし21世紀に入って、現実の戦場はTVの向こう側ではなく「いま、ここ」にテロリズムとして可視化。「自己完結的なユートピア」は他を犯さないモラルであって、「いま、ここ」の戦場に対応する手段ではなく……。

 現実の政治・社会に直接は言及せず、にも拘らず──それゆえに批判力を持ち得た戦後の日本アニメ。そんな効能(?)も、情報ネットワークの世紀になってからは失効。『攻殻機動隊』の前口上(ネットワーク云々)以上に、社会の分断をアイロニカルに感じるが如く。2016年の三大アニメ映画(『君の名は。』『聲の形』『この世界の片隅に』)も、上記3氏の先は走りつつも新たな問題意識にまでは至っていないと。
 そして、庵野秀明さん。と言うか『シン・ゴジラ』。古き良き(?)オタクの第一人者たる庵野さん。そんなオタクたちは、かつてリアル・ポリティクスとの親和性が高かったと。世界を物語(イデオロギー)で捉えず、情報の集積(データベース)として見ていた人々。それゆえ、兵器もポルノも反戦も同列の関心たり得たと(フェミニスト(≒反マッチョ)は、反ポルノ(≠エロス)&兵器かしら?)。個々のキャラクターを背景に下がらせ、そんなオタク的リアル・ポリティクス(≒石破茂?)的フィクションを描いたのが『シン・ゴジラ』であると。

 Googleの“肯定的”影響力が代表する「カリフォルニアン・イデオロギー」。自由で平等な「境界の無い世界」を唱導し、プラットフォームを構築。それを用い、軽々と国境を越える人々。それを宇野さんは、基本的には正しいと肯定。反動的に自閉する、反グローバリズム云々を否定して。しかし正しい「カリフォルニアン・イデオロギー」が、新たな壁を再生産していると指摘。プラットフォーマーとして優位に立つアメリカと、そうではない国々。アメリカ国内でも、軽々と越境でき得る意思と能力(と金)を持つ人と持たざる人(ラストベルト労働者など?)。それ“も”受け宇野さんは、「中間のもの」について言及しますが……。

# 押井さんの販売アニメ『御先祖様万々歳!』(1989~1990年)って、まったく知りませんでした(実写映画『Talking Head』(1992年)も)。あと、南果歩さん主演(!)舞台版『鉄人28号』(2009年)も(笑)。

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2018年3月 4日 (日)

川西ノブヒロ『バスルームのぺペン1』

Pepen01 川西ノブヒロ『バスルームのぺペン1』(ヤングジャンプ コミックス)を読みました。

 ほのぼのUMAコメディ。これから大きな展開が有るか不明だけど、現状でも充分おもしろい。
 カヴァー絵の通り、緑ではなく水色のカッパ男児(?)。頭部はカッパそのもの(?)だが、首から下は(甲羅が有るのを除いて)ペンギンそっくり。次巻以降に出てくる他の妖怪と同じく、人間と会話できる。
 1~数ページのシーン単位(?)で付けられた平仮名(or片仮名)のみの副題が、時にツッコミ的で微笑ましい。主役とカッパが互いに大好きだと言い照れ合う場面では、副題「なにこれ」だったり(笑)。

 主役の中学生男子は、JK姉・JS妹と3人ぐらし。母が故郷で療養中で、父──売れてる児童文学作家らしい──が付き添っているゆえ。そんな彼の下に、父の意を受けたぺペン──子どものカッパ(体長50cmぐらい?)が訪ねて来る。
 主役の父と出会う前(?)にカッパの長老(?)から、人間は悪しきものであると散々言い聞かされていたぺペン。普通は人間に気づかれないが、主役の父とは親しくなり人間について色々と教えられたらしい。
 好奇心旺盛かつ素直なぺペンに主役の父は、(彼自身を含め)伝聞だけではなく、自分の目で見て人間を評価するようにと諭す。且つ淋しい思いをさせている我が子たちのためにと、都会へとぺペンを送り出す。同じく好奇心旺盛で素直な主役にとって、互いに「最高の友達」になれると信じて……。

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2018年2月25日 (日)

カトウタカヒロ『ジンメン5』

Jinmen05 カトウタカヒロ『ジンメン5』(サンデーうぇぶり少年サンデーコミックス)を読みました。前に紹介している漫画の、最新から一つ前の巻です。

 話が大きくなって、ある種『覚悟のススメ』強化外骨格の由来の如くなってきたなー(笑)。

 主役が「人造人間(デザイナーベビー)」であると告げる、新手の飼育員。動揺する主役らだが、飼育員3人も加わりサファリを目指す。
 カバ撃退後、あっさりサファリに着く主役一行(増えて)7人。サファリ内は、もぬけの殻。もちろん無事に済むはずも無く、一斉に現われるジンメン及び人間たち。人間は、正気でも半洗脳状態でもジュウメンでもない。「人間爆弾」と化し襲い来る彼らは、ジュウメン「失敗作」であるらしい。加えて、ロケットランチャー多数で襲い掛かるジンメン。
 戦車ともども爆死を装い、サファリ地下へと逃れる主役一行。そこは動物園らしからぬ、広大な無人の研究施設であった。端末でアーカイヴ参照すると、90年近くも前から存在する研究資料。主役の名前で検索すると、「実験体」「(動物の)思考を読み取っている」「暴走」「無期限の凍結」「記憶操作」などの記述が。それらを見て、錯乱(暴走?)しかけ心を閉ざす主役。
 アーカイヴ内には、最悪トラブル時の対策ヒントとなる情報も。それに、活路を見い出す大人たち。だがジンメンも居ない地下に、多種類の動物のキメラ──巨大な怪物「ツチグモ」が現われて……。

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2018年2月18日 (日)

平井和正・石ノ森章太郎(原作)/七月鏡一(脚本)/早瀬マサト・石森プロ(漫画)『幻魔大戦 Rebirth 6』

Genmarebirth06 平井和正・石ノ森章太郎(原作)/七月鏡一(脚本)/早瀬マサト・石森プロ(漫画)『幻魔大戦 Rebirth 6』(少年サンデーコミックス スペシャル)を読みました。前に紹介している漫画の最新巻です。

 前巻に続き、ほぼ出ずっぱりの東丈。今回は、主役らしく(?)じゃんじゃんバリバリ超能力つかって(笑)。

 時舟により、異世界(?)に跳ばされた東丈。独り置き去りにされ、杉村遊奈・田崎と別れてしまう。地下帝国「幻魔領域」が在る世界で竜人に襲われ、影響を受け狂暴化する丈。何者かのテレパシーを受け、自分を取り戻す。
 砂の海が広がり、獣人や竜人が居る世界。いわゆるヒトは「異種」と呼ばれ、忌まれる希少な存在らしい。丈が拾われた「陸上戦艦(犬の帝国!)」では、そこに君臨する王のみが異種であった。
 その王の顔は、丈が戦ったヴァンパイア──ヨーロッパ神話人種の長の息子と瓜二つ。だが王には、この世界に現れた1年前より以前の記憶が無い。戦いにおいては、丈に匹敵し得る超能力者の王。彼は自らを幻魔と推測し、陸上戦艦で幻魔領域を目指す。
 幻魔領域に近づき、地上に降り立つ丈・王と数人。砂の海に顔を出すそこは、現代の新宿西口そのものの廃墟であった。丈はタイガーを幻視し、丈が東京壊滅を引き起こしたなる演説を聞く。我を失った丈が胸もとをさわると、なぜかベアトリスの簪(?)が有って……。

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